2013年10月号

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スウェーデンのフィールドデー

スウェーデン南部にあるベルガルダの郊外に、タンガヘッドというレクリエーションエリアがある。毎年夏の終わりにこのタンガヘッドでフィールドデーが開催され、スウェーデン人ハム達の夏場の楽しみの一つになっている。


会場のタンガヘッド

今年のフィールドデーは8月31日(土曜)に開催され、400人前後の参加者があった。この時期は夏の終わりだが、それでも、1日の日照時間が20時間近くあり、夜は4~5時間しかない。今年も全国各地から、熱心なハムの参加者があった。スウェーデンでは300~500kmのドライブは一般的な距離であり、1000km以上を車で走ってくる参加者も少なくない。中にはバスを借りて仲間と一緒にやってくるハムもいる。

フィールドデーは土曜日1日だけのイベントであるが、多くの参加者は、金曜日にタンガヘッドに到着し、日曜日に帰途につく。現地での宿泊は、自分の車やテントを利用し、夜はアイボールミーティングやバーベキューを楽しんだり、購入したトランシーバーのテストを兼ねて現地から運用を行ったりするハムもいる。


販売店による即売コーナー

本番の土曜日には販売店の出店があり、無線機器や周辺機器が売られ、トランシーバーからアンテナ、それにケーブルやコネクタまで入手することができる。もちろんフレアマーケットの方でも、中古機器や部品などが入手できるため、多くのハムが掘り出し物を見つけることを楽しんでいた。


屋外のフレアマーケット

一方、スウェーデンでもD-STARの普及が進んでおり、D-STAR対応のハンディ機を腰につけているハムも少なくない。デジタルモードのビギナーのために、今年もD-STARの小セミナーがあり、ベルガルダに設置されたD-STARレピータを使ったデモンストレーションが行われた。


記念局SK6DZにて、IC-7100を操作する参加者

頭の体操 詰将棋

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