第一電波工業株式会社は、3.5～30MHzに対応したモータードライブ方式のコンパクトV型ダイポールアンテナ「HFV330」を10月下旬より発売する。従来、帯域幅の限られたHF帯の小型アンテナを設置する際には、エレメント長の変更などでの周波数調整を必要としていたが、HFV330ではアンテナエレメントの調整が全く不要。(初期設定時を除く)　 付属のコントローラーSDC2を使用して、アマチュアバンド内のどこの周波数にでも電気的に同調できる様になっている。エレメント長は片側2.53mで場所を取らない省スペース設計、さらに組み立てが簡単で、移動用はもちろんアパマン用としても最適なアンテナに仕上がっている。

アンテナ本体

専用コントローラー SDC2

主な定格
・周波数：　3.5～25MHz(エレメントロングサイズ時)
21～30MHz(エレメントショートサイズ時)
・インピーダンス：　50Ω
・VSWR：　1.5以下(共振周波数にて)
・耐入力：　250W(SSB)、80W(CW、FM)
・エレメント長：　2.53m(片側)
・回転半径：　約1.9m
・耐風速：　35m/sec
・接栓：　M形
・適合マスト径：　38～60φ
・重量：　約5.9kg
・型式：　V型ダイポール(短縮型)
・空中線型式：　ダイポール型
・電源電圧電流：　12V、300mA
・コントロールケーブル：　15m(付属)
オプションで延長ケーブル10m (ETK10)も用意。