2015年1月号

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アマチュアバンドプランが改正

平成26年12月17日付けの官報で、アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める告示の一部改正等が公告され、平成27年1月5日から施行された。

今回の改正等により、平成27年1月5日から、475kHz帯(472~479kHz)がアマチュア無線に新規分配されたほか、アマチュアバンドプランが改正された。

今回のバンドプラン改正では、国際的な整合性が優先され、特に、従来はバンドプランの制約で外国局とのQSOに一部支障のあった狭帯域データ(RTTY PSK JT65他)通信の使用帯域で、国際整合が図られた内容となった。

また、2008年、2009年にそれぞれバンド幅が拡張した3.5MHz帯と7MHz帯においては、今回CW専用区分が広がって国際整合が図られた一方、SSBで利用できる範囲は狭くなったため、運用においては注意が必要である。

なお475kHz帯で免許を受ける場合は、一定の基準を満たすとともに、現時点では保証による免許申請が認められておらず、検査を受ける必要がある。

新バンドプランの概要は、JARL Webを参照されたい。

見やすく整理されたJARLによるアマチュアバンドプランの一覧では、50MHz帯、144MHz帯、430MHz帯の各バンドにおいて、デジタル呼び出し周波数が設定され、D-STARなどのデジタルモードによるシンプレックス通信が、より運用しやすくなるように配慮もなされている。

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