2015年10月号

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24年ぶりとなる「第4回 北海道ハムフェア」札幌市で開催、約1,500名が来場

9月5日(土)~6日(日)の2日間、北海道札幌市東区の札幌総合卸センターで「第4回 北海道ハムフェア」が開催され、道内各地や本州から1,500名(関係者を含む)が来場し賑わった。


開場に先立って行われた開幕セレモニーの模様

「北海道ハムフェア」は1988年に第1回が開催された北海道最大のアマチュア無線イベント。その翌年(1989年)に第2回、さらに1991年に第3回が行われ、今回の開催は実に24年ぶりとなった。初日は13時からの開場となり、その直前に会場前でオープニングセレモニーが行われ、安井総務省北海道総合通信局長、山之内JARL会長(JA7AIW)、有坂JARD会長(JA1HQG)、櫻井アイコム株式会社顧問(JA3FMP)ら関係者がテープカットを行った。


会場となった札幌市東区の「札幌総合卸センター」。入口前にはテントが張られ、記念局「8J8HAM」の公開運用も行われた

今回の会場は、JR札幌駅から徒歩約10分の好立地にあるイベントスペースで、JAIA加盟各社をはじめとするアマチュア無線機器メーカーや販売店、総務省やJARL、JARDなどの関連団体、さらに道内各地のクラブ局や個人などがブースを出展し、その合計は63ブースという盛況ぶりとなり、開場と同時に多くのアマチュア無線家が入場し、さまざまな展示の見学や掘り出し物探しなどを楽しんだ。


開場を待ちかねていた来場者たちで会場内は混雑。各ブースの見学や掘り出し物探しに熱が入る


北海道内のJARL各支部もブースを出展


JARL北海道地方本部が発行するアワードも展示


「北海道コンテスターズ・きゅーあ~るぜっと」のブース


NPO法人ラジオ少年のブース。JO2ASQ清水氏の移動用セットを展示


賑わうアイコム株式会社のブース

さらに会場内のイベントコーナーでは、山之内JARL会長による「これからのJARL」に関する講演のほか、有坂JARD会長による「長波135KHzの運用」、櫻井アイコム株式会社顧問による「アイコム創業50周年の歴史と変遷」の講演や、メーカー各社の技術講演が行われた。またシンガーソングライター渡部まいこさん(JJ0SDQ)によるミニコンサートもあり、大いに盛り上がった。


山之内JARL会長の「一般社団法人になって~これからのJARL~」と題した講演


有坂JARD会長は「135kHz(2200mバンド)へのお誘い」と題した講演を行った


櫻井アイコム株式会社顧問による「アイコム創業50周年 会社と技術の変遷」の講演


アイコム株式会社のメーカー講演。IC-7850/IC-7851の技術解説や、ハムフェア2015で展示した新製品、IC-7300の紹介などを行った


シンガーソングライターの渡部まいこさんによるミニコンサート

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