2016年8月号

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「第21回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2016)」に8,500人が参加

7月16日(土)、17日(日)の2日間、大阪府池田市の池田市民文化会館をメイン会場に、関西最大のアマチュア無線イベント、「第21回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2016)」が開催された。


「第21回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2016)」のメイン会場となった池田市民文化会館

昨年は開催前日に台風11号が縦断し、悪天候と交通機関が混乱する中での開催だったが、今年は初日(16日)が晴れときどき曇り、2日目(17日)は曇りの天気となり、昨年を500人上回る8,500人の参加者で盛大に開催された。


オープニングセレモニーで挨拶する、JARL新会長の高尾義則氏(JG1KTC)

イベントは午前10時に始まり、新しくJARL会長に就任した高尾義則氏(JG1KTC)らによる挨拶に続き、JARD、JAIA、池田市の関係者らによるテープカットが行われ、待ちかねた多数のアマチュア無線家が会場内へ入場した。クラブ展示コーナーやメーカー、販売店コーナーは掘り出し物を探す参加者らで埋め尽くされた。


開場10分後には多数の入場者で埋め尽くされた


池田市民文化会館に隣接する豊島野公園では、アマチュア無線家らによるフリーマーケットが開催された

会場内には3エリアを中心とした各地のアマチュア無線クラブや関連団体などがブースを出展し、クラブのPRをはじめ、ジャンク品やグッズ類などの販売を行い、参加者らが熱心に質問したり、価格交渉をするシーンも見られた。


全国高等学校アマチュア無線連盟(高ア連)のブースでは、活動内容や高校コンテストのPRを実施


全国CW同好会(KCJ)のブース


JARL関西 D-STARコーナーではD-STARハンディ機のレピータメモリーリストを最新版に書き換えるサービスも行われた


「月刊 FB NEWS」もブースを出展。歌手のMasacoさん(JH1CBX)によるCDの販売が行われた

関西アマチュア無線フェスティバルは、毎年さまざまなイベントを開催することでも知られ、今年も「スペースアカデミー in KANHAM2016」「楽しいこども科学実験ポイントラリー」「JAXA×JARLコズミックカレッジ」「モールス通信入門」などが開催されたほか、17日の小ホールでは松竹芸能所属のお笑いコンビ、ボルトボルズによる「笑ってタメになるサイエンスショー」が上演され、舞台上で繰り広げられる楽しい科学実験に親子連れが大爆笑するシーンが見られた。


小会議室で行われたDXフォーラムの模様


小ホールではJARDが保証業務と新スプリアス対応に関する講演を行った


子供たちに大人気、ボルトボルズの「笑ってタメになるサイエンスショー」の模様

このほか、会場内ではKANHAM2016の記念局「8J3A」「8J3XXI」の公開運用や、さまざまな講演やフォーラム、落語やミニライブ、さる6月5日に開催された「第6回KANHAMコンテスト」の表彰式などが開催された。


関ハム特別記念局「8J3A」「8J3XXI」の公開運用風景


6月に開催された「第6回KANHAMコンテスト」の表彰式。電話部門のシングルオペレーターハンディ機種目で1位になったJP3JZK/3局が賞状を受け取った

またJAIA加盟各社をはじめとするアマチュア無線機器、周辺機器メーカーの最新製品の展示や無線ショップによる販売コーナーも設けられ、終日賑わいを見せた。


会場2階にはメーカーや販売店のコーナーが設けられ、終日賑わいを見せた


アイコム株式会社は新製品のコンパクトHFトランシーバー「IC-7300」や、フラッグシップモデルの「IC-7851」などを実動展示

なお「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)」は来年(2017年)も同時期に開催が計画されている。

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