2016年8月号

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JARDが「2アマ養成課程」の初年度結果を発表、541名の2アマが誕生

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は昨年7月15日から第二級アマチュア無線技士(2アマ)の養成課程講習会(3アマ資格者対象の短縮コース)を「eラーニング方式」および「集合講習」で開催しているが、6月30日で平成27年度分の全コースが終了したことから、この1年間の実施結果などを公表した。

それによると、平成27年度はeラーニングを3回(平成27年7月期、同10月期、平成28年1月期)と、集合講習を東京で2回(平成27年11月期、平成28年2月期)開催し、合計640名が受講。うち541名が養成課程を修了して「第二級アマチュア無線技士」の資格を取得したという。なお合格者の内訳はeラーニングが502名、集合講習が39名となっている。

昨年度、自分で学習計画を立て、自宅などでインターネットに接続したパソコンを使って学習するeラーニング方式には3期合計で592名が受講し、うち82名が期限内に学習を終えることができずに失格となったが、修了試験を受験した510名のうち、502名が合格するという好成績となった。これにより3期合算の修了率(合格者/受講者)は85%、修了試験の合格率(合格者/失格者を除く受講者)は98%となった。

JARDホームページの発表より

また教室に集まって講師による授業(法規17時間、無線工学29時間)を受けるという集合形式の養成課程は、各期で1名ずつが受講時間不足のため失格となったが、修了試験を受験した全員が合格し、2期合算で修了率95%、修了試験の合格率100%となった。


JARDホームページの発表より

なおJARDでは平成28年度の2アマ養成課程も実施中で、現在は平成28年4月期と7月期のeラーニングと、愛知県名古屋市における集合講習が実施されている。今後は10月期にeラーニングを開講し(募集開始は8月上旬)、また集合講習は平成28年10月に大阪府内、平成29年2月に東京都内での開講を予定している。

JARDでは「eラーニングは、受講者の皆さまのご都合の良い時間に学習ができ、また、修了試験も全国約160か所のCBTテストセンターで受験できますので、地方都市にお住まいの方、仕事を持っている方にもお薦めです。第二級アマチュア無線技士の資格を目指している皆さま、是非、eラーニングをご利用ください」と呼びかけている。

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