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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第26回 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

JARL資料室とアンテナを見学!!

続いて、髙尾会長と総務部長の高橋さんのご案内で、事務局の一角にある「資料室」を見学させていただきました。


JARL事務局の一角にある資料室。会員なら受付を済ませることで自由に利用できるそうです。
開室時刻は平日09:30~18:00(平日12:00~13:00、土、日、祝日は休室)

部屋に入ってビックリ、壁一面にラックが組まれて機関誌の「JARL NEWS」や「JARL会員局名録」、そして「CQ ham radio」をはじめとする無線雑誌のバックナンバーがズラリと並んでいました! いったい何冊あるの!?


「CQ ham radio」を始めとする無線雑誌のバックナンバーがズラ~リ!!


JARLの機関誌「JARL NEWS」は1973(昭和48)年まで新聞形式だったそうです。そのバックナンバーを読むこともできます!!

高橋さんから「CQ ham radioは、1946(昭和21)年の創刊号からすべて揃っています。実はCQ誌は創刊から1952(昭和27)年までは、JARLの機関誌という位置づけだったのですよ」という教えていただき、またビックリ! この貴重なバックナンバーを閲覧のために訪れる会員も多いそうです。


「JARL会員局名録」や、それ以前の「アマチュア無線局名録」、JARLの歴史が分かる「アマチュア無線のあゆみ」、海外の書籍などもありました

そして資料室には、JARL中央局「JA1RL」のシャックもあります! HFと50MHz帯はIC-7800やIC-7600など、また144/430/1200MHz帯はTS-790などでカバーしているそうです。


資料室の中にJARL中央局「JA1RL」のシャックがあります!

髙尾会長からは「残念ながら今は、会員の皆さんに自由に運用していただける環境になっていませんが、JA1RLの運用委員会が日付を決めて交信を行っています。今年のお正月のQSOパーティーには5名の運用委員がオペレートし、1,000局と交信できたそうです」というお話を伺いました。

そして毎年5月の「こどもの日」の前後には、ここにハムの資格を持った子供たちが集まって、南極・昭和基地の8J1RLとの交信チャレンジが行われているそうです。

いいなあ~、私もその様子を見学してみたいなあ。昭和基地の電波はどう聞こえるのかしら…。前回、総務省東海総合通信局で南極観測を経験した職員の皆さんから伺ったお話を思い出しながら、無線機を眺めていました。


IC-7800でちょっとだけワッチ。南極は聞こえないかしら!?

「そういえば、Masacoさんはアンテナをご覧になるのがお好きでしたよね?」

--そうなんです♪ この連載では皆さんのクラブ局のアンテナを見せていただいております。

「今日は特別に屋上に出る許可を取りましたので、JA1RLのアンテナをぜひ見てください」

--うれしいです。ぜひ~!!

ということで、屋上へ!! クランクアップ式のアンテナタワーには、HFから1200MHz帯まで、たくさんのアンテナが取り付けられていました。


特別に屋上へ上がらせていただき、アンテナを見学!! クランクアップタワーに7/14/21/28MHz帯の八木、10/18/24MHz帯のロータリーダイポール、50MHz帯の5エレ八木、144/430/1200MHz帯のグランドプレーンなどが取り付けられていました

--さすがJARL中央局ですね。たくさんのアンテナがカッコイイです。

「ありがとうございます。でもご覧のようにビル街の真ん中ですので、特にHFはノイズレベルが高くてなかなか厳しいです」

--そうですか…。でもこのアンテナで子供たちは南極とも交信したんですよね!!

「はい、このアンテナで交信できました(笑)。昨年の南極との交信イベントには9名の子供たちが参加しました。その前年はコンディションが悪くて、なかなか交信に至らなかったのですが、昨年は交信チャレンジの開始時間を1時間早めて17時からにしたら、たった30分で9人全員が交信できてしまったのです」

--わー!よかったですね!!


昨年5月6日に行われた、子供たちと南極・昭和基地(8J1RL)の交信イベントの記念写真。コンディションが上昇し、9人全員が無事に交信できたそうです!

「このイベントは2003年から行っていますが、国立極地研究所や昭和基地のオペレーターの皆さんなど、多くの方が協力してくださっています。そのおかげだと思います。2010年には8J1RLと野口宇宙飛行士の交信もありましたし、昨年はこちらから高校生の女の子が呼びかけたら、昭和基地の女性隊員が応答してくれました。YL局同士というのはとても珍しいケースです。本当にありがたいです」

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