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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第33回 国立仙台高等専門学校広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

部員の皆さんにインタビュー♪

部長の林さんに伺ったら、このアマチュア無線クラブは「趣味は楽しく!」がテーマなのだそうです。

「アマチュア無線を個人で始めようとすると、お金がかかりますが、このクラブなら無線機もアンテナも揃っているので、アマチュア無線を安く手軽に楽しめます。コンテストのない時期は、自由研究や電子工作も楽しもうということで、先輩からいろいろ教わることもできます」ナルホド!!


体育館の近くにあったクラブ掲示板。「アマチュア無線クラブ」のところには、モールス符号入りで「ISSHO NI MUSEN SHIYO(一緒に無線しよ)」と書かれていました♪


新入生加入のためにクラブで手作りしたポスターとチラシ。センスがいいですね~!!

毎年春、新入部員の心をつかむのが「新入生歓迎会」。なんと校庭でバーベキューをするそうです!! 「学校内でバーベキューをする機会はめったにないですから、これでしっかりと心をつかみます。ほかのクラブからも羨ましがられています」という、ワザあり! の行事なのだそうです。コレは魅かれるね~!


アマチュア無線クラブ恒例、新入生歓迎会のバーベキュー風景。校庭で! バーベキューなんて羨ましすぎる~!!! 心も胃袋もしっかりつかんじゃいますね♪

そしてコンテストはモチロン!「上位入賞」が目標。「そのためにみんなでミーティングを重ね、作戦を考えていくことが欠かせません」。

いろいろなバンドに出られる環境が整っているのはとってもいいですね~。そこで、部員の皆さんに「どんな周波数と電波型式が好き?」と聞いてみました♪(挙手は何回でも)

まず好きな周波数ですが、「①7MHz帯→6人、②144MHz帯→3人、③14MHz帯、1200MHz帯→2人、⑤3.5MHz帯、28MHz帯、430MHz帯→それぞれ1人ずつ」という順番でした!

7MHz帯が好きな理由は「たくさん交信できるから」。144MHz帯は「FMモードなど、たくさん呼ばれるときはあるけれど、ゆったりと、くつろいだ気持ちで交信できるから」。14MHz帯は「7MHz帯ほど忙しくない」「海外とも交信できるから」。そして意外な人気(?)だった1200MHz帯は「自分の声で2~3時間“CQコンテスト”を出し続け、ようやく呼ばれたときの達成感が凄いんです!!」という理由でした。それ、ストイックや~~!!


昨年の「全市全郡コンテスト」の運用風景(手前から430MHz帯、144MHz帯、7MHz帯)。この3バンドはアンテナが上がっている校舎の4階実験室でオペレート。このほか3.5MHz帯は合宿研修所、14MHz帯と50MHz帯は新部室、21MHz帯と28MHz帯は旧部室と、全部で4か所に分かれて運用したそうです


みんなで話し合って作戦を決めて作った、今年の「フィールドデーコンテスト」の運用割当表です

また好きな電波型式は「①SSB→5人、②CW→3人、③FM→2人」でした。CWが好きなのは「口ベタなのでモールスがうれしいです」、FMは「SSBよりも聞き取りやすいので」という意見でした(笑)。

ちなみに、好きなコンテストは「①ALL JAコンテスト→6人、②全市全郡コンテスト→5人、③DXコンテスト→3人」という順番。ALL JAコンテストが好きな理由は「一番コンテストらしいコンテストで、学校から泊まりがけで参加できて、みんなが団結できます」「僕らが優勝できる可能性がある全国コンテストだから」といった理由でした。

最後に14人の皆さんに、この学校とアマチュア無線クラブを選んだ理由を教えていただきました。


私の隣から、松野さん(2年)、部長の林さん(2年)、坂元さん(2年)、能阿弥さん(2年)

★部長 林さん(総合工学科・情報通信コース 2年)3アマ
小学校から技術に興味があり、中学に入ってからはプログラミングに興味を持ち、これを将来仕事にしたいと思って高専に入りました。入学後、部活紹介を聞いたり見学に行ったりしているうちにアマチュア無線部に入りたくなり、先輩たちが仲良く、部の雰囲気も良かったのが決め手です。入部後に3アマを取りました。

★松野さん(総合工学科・知能エレクトロニクスコース 2年)3アマ
ロボットに興味があってこの学校に入りました。林君といろいろな部活見学に行って、アマチュア無線部に決めました。3アマを取りましたが、CWはまだちょっと…。

★坂元さん(総合工学科・情報通信コース 2年)3アマ
小さい頃からこの学校を知っていました。中3のときに高専祭に行き、情報ネットワークの面白さに気付きました。アマチュア無線部は、新入生歓迎会で知ったのですが、第一印象は「女性が多いなあー」(笑)。他の部は大変そうなのでこの部に決めました。

★能阿弥(のあみ)さん(総合工学科・情報通信コース 2年)3アマ
昔からちょっとしたものを作るのが好きです。中3のときにオープンキャンパスに参加して「この人たちとは仲良くなれるんじゃないかな?」と感じました。秋の高専祭も見に行ったら本当に楽しかったので決めました。高専らしい部活に入りたいと思ってアマチュア無線部に入部。先輩とこんなに楽しくお話が出来るとは思ってもいませんでした。将来の進路はもう少し勉強してから決めたいと思っています。


右から、笹川さん(5年)、眞壁さん(1年)、石川さん(1年)、高野さん(2年)、本田さん(5年)

★笹川さん(情報ネットワーク工学科 5年)3アマ
姉が就職に苦労したのを中学生のときに見ていて、高専なら就職に有利だと興味を持ち、オープンキャンパスでフィギュアを作っているのを見て面白そうだと思いました。学校の雰囲気も良かったですよ。女子が入れる部活動が少なく、“高専らしい文化部”に入りたいとアマチュア無線部を選びました。よい先輩方がいるし、普段なかなか話す機会のない年上の人とも無線でおしゃべりできるのが楽しいです。

★眞壁さん(総合工学科 1年)3アマ
兄もこの学校に通っていました。オープンキャンパスに参加して、目には見えない電波の発信源が探せる装置が面白くて興味を持ちました。

★石川さん(総合工学科 1年)3アマ
中3の秋に中学校で高専の説明会がありました。高専は一般の高校よりも入試が早く行われることを知って、“受験から早く解放されたい”と思って受けました(笑)。アマチュア無線部は女子の先輩が多くて楽しそうだと思ったのと、バトミントン部と両立できるかなと思って選びました。

★高野さん(総合工学科・情報通信コース 2年)3アマ
兄もこの学校でした。第一希望の建築コースは落ちてしまったのですが、情報通信コースに入り、とても楽しいです。アマチュア無線部へは1年の後期に友人に引っ張ってこられました。楽しくて、楽そうなクラブで、みんなが交信している姿に惹かれました。

★本田さん(情報システム工学科 5年)1アマ
中3のときにオープンキャンパスに参加して、高専で作った物がいろいろ展示してあるのを見て「ものづくりってイイナ」と思いました。プログラミングに興味があったのですが、独学では厳しそうなので入学を決意し、クラブはネットワーク技術にも関連しているアマチュア無線部に入ると一石二鳥だと思いました。高専らしい部活でとても気に入っています。進学は専攻科に進むことにしました。


右から、川原さん(5年)、庄子さん(1年)、佐藤さん(1年)、小出さん(1年)、熊谷さん(1年)

★川原さん(情報ネットワーク工学科 5年)1アマ
元々ラジオや放送が好きで、そちらの業界に進みたいと思ったので、就職がしやすく、5年間じっくり勉強できるこの学校を選びました。小6でアマチュア無線を知り、中学生のときに4アマと3アマを取りました。高専の1年から2年に進級するタイミングで1アマを取りました。それから1陸技にも合格し、通信関係の会社の設計開発部門への就職も決まりました。

★庄子さん(総合工学科 1年)3アマ
高校だと「生徒」ですが、高専は「学生」という身分なのがカッコいいです。校風が自由なのも気に入りました。無線という手間暇かかる情報伝達手段が楽しく感じています。3アマ試験にも合格しました。

★佐藤さん(総合工学科 1年)3アマ
小学校のとき、テレビで「高専ロボコン」を見て、高専生がカッコ良く見えました。岩手出身で現在は学校の寮で生活しています。入学後に部長の林さんのTwitterでアマチュア無線部を知り、見学したら楽しそうなので入部しました。

★小出さん(総合工学科 1年)
父親も高専出身で楽しい話をずっと聞いていました。中学は剣道部でしたが、今度は高専らしい部活に入ろうと思って、一番楽しそうなアマチュア無線部を選びました。8月期の3アマ試験は不合格だったので、次は頑張ります!

★熊谷さん(総合工学科 1年)
中学の三者面談で先生と母親から高専への進学を勧められました。兄が就職で苦労していたのを見たので、就職に有利な高専が憧れでした。在学中にいろいろな資格を取りたいので、資格が必要で雰囲気も良かったアマチュア無線部に入部しました。これから3アマ試験を受験します。


国立仙台高等専門学校広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)の皆さん、脇山先生、ありがとうございました! 次のコンテストも頑張って!!

国立仙台高等専門学校広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)の皆さん、ありがとうございました!とっても明るくて,伸び伸びと活動してる雰囲気は、これまでお邪魔した学校の中でもトップクラス!? です♪ これぞまさに“電波高専イズム”かもしれませんね。皆が口をそろえて「楽しい!」「雰囲気がとってもいい!」と言っていた笑顔に、“アマチュア無線もまだまだ若い世代へ伝える魅力が詰まってるなぁ~”と感じ、すごく嬉しかったです!

(JH1CBX Masaco)

★Masacoプロフィール

兵庫県生まれ。シンガーソングライター。
学生時代は陸上競技ランナー、全日本インカレ出場。公務員となったが「歌い手になりたい」を実現すべく退職し上京。

NHK朝の連続ドラマ小説出演などを経て、IBS茨城放送のレギュラーラジオ番組パーソナリティーを6年、ラジオNIKKEI第一でもパーソナリティーとして活躍。全国高校統一模擬試験「英語リスニングテスト」の 日本語出題ナレーターなども務める。

オリジナル「あなたとともに咲かせましょう/むせんのせかい」はバックに流れるモールス信号も話題となり無線愛好家からの支持も得る。昭和歌謡の懐かしさに心躍る最新作「晴れおんな」ではMasacoの新しい世界を聞くことができる。

コールサインはJH1CBX(第3級アマチュア無線技士)

・公式サイト:http://www.19box.net/masaco/
・オフィシャルブログ(Masaco Diary):http://blog.goo.ne.jp/33masaco/
・Twitter:https://twitter.com/Masaco3
・Facebookページ:https://www.facebook.com/Masacosama

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