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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第40回 宮崎大学無線部(JA6YBR)の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

もう一度部室に戻り、ビーコン装置をラックに戻してアンテナケーブルを接続! 「ではビーコン装置のスイッチは、Masacoさんに入れていただきましょう」というご指名があり(笑)、左下の「CPU Power」をON!!


点検と調整が終わったビーコン装置をラックにセッティング!


電源をONにしました!

しばらくすると、「VVV VVV VVV DE JA6YBR MIYAZAKI PM51RT…」というモールス信号が流れてきました。私がスイッチを入れた装置が出す電波が、世界中で受信されるかもしれないと思うと、ちょっと胸が熱くなりました♪

このビーコンの信号サンプルと世界各地で受信された信号音は「JA6YBR 50MHz帯ビーコンについて」というホームページで公開されています。ぜひお聞きになってみてください ( http://www.ja6ybr.org/beacon/new/px3ja.htm

メンバーの皆さんにミニインタビュー!!

最後に、今日集まってくださった7名の皆さんにミニインタビューをさせていただきました。


部員の皆さんにインタビュー!


名産の「日向夏」が登場!! メッチャ美味しかった~♪

★木下さん(JF6DEA)OB
1988年の卒業です。大学入学時は無線のコンテストを楽しめそうな部活があり、当時狙える大学ということで宮崎大学を選びました(笑)。在学中はちょうど大学が、市内中心部から今の場所へキャンパス移転をする過渡期でした。移転後も後輩たちが部室と屋上を自由に使えるようにと、当時のメンバーと共に各方面にいろいろ折衝をしたのが思い出です。

無線はコンテストと50MHzが好きで、今でも岡山や熊本などからコンテストに出ています。ビーコンは34年目ですが、多くの皆さんのご協力のおかげで、今でも運用を続けています。

★甲斐さん(JH6VZS)OB
木下さんと同じ時期に宮崎大学にいました。かつてのキャンパスの近くに住んでいて、子供の頃から大学構内に出入りしていました(笑)。地元にずっといた関係で、ビーコンのメインテナンスの担当を続け、現役部員がいなくなった時期も設備を維持してきました。

アマチュア無線は、子供の頃に遠くのラジオが良く聞こえ、電波に興味を持ったのがきっかけです。小学校6年生で電話級アマの資格を取りましたが、無線機にはなかなか手が出せず、自作の再生式受信機を作っていました。今でもどちらかというと交信よりも無線機をいじるほうが好きです。

★木場迫(こばさこ)さん(JE6LNT)学部1年
父もアマチュア無線の資格を持っていて、小学校低学年のときから自分も資格を取りたいと思っていました。小6のときに講習会で4級を取り、さらに父と一緒に3級も取りました。でも自宅では開局せず、地域の少年科学文化会館のクラブ局で1年間オンエアしていました。やっと大学に入ったので、また無線をやりたいと思って、きょう、たまたま無線部を訪問したところです(笑)。


左から木下さん、甲斐さん、木場迫(こばさこ)さん

★部長 橋本さん(JL8WVH)学部4年
小学校6年生のときに札幌で開局、「札幌ジュニアアマチュア無線クラブ(JR8YLF)」に所属して会長も務めました。宮崎大学に入学し、無線部の部室を覗きに行ったらドアが開いていて、中で何人かが設備のメインテナンスをしていて(笑)、そのまま自分もハマり込んでしまいました。実は入学前にGoogleの航空写真でアマチュア無線のアンテナが立っているかをチェックして、屋上にアンテナがあることがわかったので、“入学してもなんとか無線ができるかな?”と思っていました。

★齊藤さん(JE6TFT)修士2年
元々コンピュータ部に所属していて、当時新入生の橋本君をコンピュータ部に引き込みました。そこで無線部を知り、工業高校時代の経験を活かしタワー補修の手伝いをしていました。コンテストを見学していて面白そうだと気が付いて、電波を出したくなりハムの資格を取る気になりました。最初は2アマの国家試験に挑戦して不合格。1つ下の3アマを取りました。その後、もう一度2アマに挑戦して合格し、今は4月に受けた1アマの国家試験の結果待ちです(その後、無事に合格通知が届いたそうです、おめでとうございます!!!)。

今ではアマチュア無線にどっぷりハマっています。元々ものづくりが大好きで、アンテナを上げたり、修理したりするのが楽しいです。3Dプリンタでアンテナ用の樹脂パーツを作ったりもしています。FT8での運用も楽しくて、九州のDXer’sミーティングにも参加しています。人の繋がりが広がっていくこの趣味は最高ですね。

★顧問 日吉先生(JG6AXB)
農学部の教員です。4つ上の兄が宮崎大学で無線部に所属していました。中1の時に熊本で国家試験を受けてハムの資格を取りました(現在は1アマ)。

この大学では気球部の顧問もしています。無線部には現役の部員が全然いなかった時期、気球部にはハムの資格を持った部員がいっぱいいました(笑)。そこで兄や無線部のOBと相談して、現役部員のハムを何人か集め、自分が顧問になることで無線部の復活を果たしました。そうして細々と無線部の活動をしていたときに、橋本君が入ってきたのです(笑)。

個人としては宮崎のCW愛好会に入って、144MHz帯で和文CWの交信を行っています。まだうまく受信できなくて連想ゲームになってしまうところもありますが、結構楽しいです。


左から橋本さん、齊藤さん、日吉先生

★木下さん 学部2年
宮崎大学農学部で農業を学んでいます。日吉先生の学科です。実は私の父が、そこにいるOBの木下でして(笑)、私はこの大学に入学する前から、宮崎大学のクラブ活動は無線部しか知りませんでしたし、無線部の先輩の皆さんのことは父を通じて知っていました。

父の知り合いなど、無線関係の人がたくさんいて安心できますし、“とりあえず繋がりを持つなら、ここしかない”と思って入部しました。将来は無線部とは全然関係ないですが、農業関係の仕事をしたいと思っています。


OBの木下さんの娘さんも宮崎大学で学んでいて、無線部の部員です! 親子二代が同じ大学、同じ部活動なんてメッチャ素敵!!

--宮崎大学無線部の皆さん、OBの木下さん、甲斐さん、顧問の日吉先生、今日はどうもありがとうございました。大学から発射している50MHz帯のビーコンは、まさに「電波の灯台」の役目を果たしているんですね!! 私もJA6YBRのビーコンをEスポで受信してみたいなあ~。


JA6YBRビーコンの受信報告に対して発行しているカード。私も受信してリポートを出したいなあ~!

現役部員がいらっしゃらない中でも、途切れることなく電波を発射し続けたOBの皆さんの熱意と使命感に驚かされました。人の繋がり、出会いは宝・・・この言葉がぴったりの無線部! 皆さんのあたたかい笑顔は、無線というちょっと難しそうな垣根を越えて、まずは人を魅きつけてるんじゃないかなぁと感じました。

そうそう、今年度は見学に来ていた木場迫さんを含め、新入部員が5人も入ったそうですよ!!! 現役部員の皆さん、ぜひアクティブに活動して、伝統を後輩に引き続いていってくださいね。今年の「ハムフェア2019」のブースで再会を楽しみにしています!! あっ!それとインタビューの時に、名産の「日向夏」を剥いてくださった学部2年の木下さん♪ 甘酸っぱくてすごく美味しかったです! 手土産にも日向夏を用意してくださって嬉しかったなぁ。ごちそうさまでした~!!!

(JH1CBX Masaco)

★Masacoプロフィール

兵庫県生まれ。シンガーソングライター。
学生時代は陸上競技ランナー、全日本インカレ出場。公務員となったが「歌い手になりたい」を実現すべく退職し上京。

NHK朝の連続ドラマ小説出演などを経て、IBS茨城放送のレギュラーラジオ番組パーソナリティーを6年、ラジオNIKKEI第一でもパーソナリティーとして活躍。全国高校統一模擬試験「英語リスニングテスト」の 日本語出題ナレーターなども務める。

オリジナル「あなたとともに咲かせましょう/むせんのせかい」はバックに流れるモールス信号も話題となり無線愛好家からの支持も得る。昭和歌謡の懐かしさに心躍る最新作「晴れおんな」ではMasacoの新しい世界を聞くことができる。

コールサインはJH1CBX(第3級アマチュア無線技士)

・公式サイト:http://www.19box.net/masaco/
・オフィシャルブログ(Masaco Diary):http://blog.goo.ne.jp/33masaco/
・Twitter:https://twitter.com/Masaco3
・Facebookページ:https://www.facebook.com/Masacosama

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