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6月からの主要イベント&コンテスト日程

早いもので今年も5か月が終了し、6月を迎えた。これから2019年末までの7か月間、アマチュア無線界ではどのような行事が予定されているだろうか。イベントやコンテストなど、代表的なものを紹介しよう。

その1:アマチュア無線のイベント

まずは6月以降に開催される代表的なアマチュア無線イベントを7つ紹介する。

●ハムらde無線フェア(6月9日)
アマチュア無線家だけでなく、資格不要のライセンスフリー無線ファン、ドローン(無線操縦の無人航空機)やラジコンの愛好家などが一堂に会し、“電波で遊びと学び”のジャンル別セミナーや、さまざまな展示が楽しめるという初めての無線イベントだ。主催は「ハムらde無線フェア」実行委員会でJARL東京都支部が共催、JARDやJAIA、羽村市などが後援する。

東京都羽村市の「羽村市産業福祉センター」(JR青梅線「羽村」駅から徒歩約10分)で開催され、会場内ではアマチュア無線、ライセンスフリー無線、ラジコン・FPVドローン無線に関する講演、展示、即売などが多数開催される。JARL局のJA1YRLも運用予定。入場無料。
http://jarl-tokyo.org/wp2/ham-ra-de2019/

●第7回 アマチュア無線ってどんなもの?(6月30日)
JARD(一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会)が情報通信月間参加行事として、毎年この時期に、アマチュア無線に興味を持つ小中学生を対象にした入門イベント「アマチュア無線ってどんなもの? ~小中学生向けアマチュア無線入門講座~」をJAIAとJARL東京都支部の協力を得て「科学技術館」(東京都千代田区)で開催している。

参加者は電波の不思議とアマチュア無線に関する楽しいお話を聞き、簡単なモールス符号を覚えてゲームを行うほか、特定小電力トランシーバーを使った交信体験、AM/FMのラジオキット製作などを楽しむ。会場内にはアマチュア無線機器などの展示も行われる。参加は無料だが、定員制(小中学生36名)で事前に参加申し込みが必要。
https://www.jard.or.jp/event/20190630_info.html


昨年開催された「第6回 アマチュア無線ってどんなもの?」の参加者記念写真

●第24回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)(7月20日~21日)
「国内3大ハムフェア」の1つ、関西最大のアマチュア無線イベントで、通称「KANHAM(関ハム)」の名前で親しまれている。関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会とJARLの関西6府県支部が主催し、毎年7月の「海の日」前後の2日間に開催され、9,000人前後が来場する。今年は7月20日(土)と21日(日)に行われる。テーマは「アマチュア無線知らないって? ボーっとしてんじゃねーよ!」。

メイン会場は大阪府池田市の「池田市民文化会館」で、無線クラブやメーカー各社、販売店によるブース出展のほか、講演会やセミナーが数多く開催され、毎回工夫を凝らした子供向けの企画も行われる。会館に隣接する豊島野公園ではフリーマーケットも開催される。また20日(土)には、池田市立カルチャープラザで公益財団法人 日本無線協会による3アマと4アマの臨時国家試験(当日先着順で受験受付が可能)も開催される。入場無料。
http://jarl.gr.jp/kanham/


「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)」メイン会場となる、池田市民文化会館(大阪府池田市)の全景

●アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2019)(8月31日~9月1日)
200以上のブースが出展し、2日間で4万人近い入場者があるという日本最大のアマチュア無線イベント。JARL本部が主催し、総務省、文部科学省、東京都などさまざまな官庁や団体が後援している。1977年から開催されているが、海外からの参加者が年を追うごとに増加している。

会場は今年も東京都江東区の「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」で、夏にオープンする南展示棟3・4ホールを使って、8月31日(土)と9月1日(日)に行われる。今年のテーマは「世界がともだち!アマチュア無線!!」。一般入場料(入場整理費。2日間有効)は1,500円だが、22歳未満と女性は無料。またJARL会員は本人会員証の提示で1,000円の会員料金が適用される。
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm


昨年開催された「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2018)」の模様

●第6回 北海道ハムフェア(北海道アマチュア無線フェスティバル)(9月21日~22日)
JARL北海道地方本部の主催で、2年に一度、秋に札幌市で行われている。1988年に第1回が行われ、その後は1989年と1991年に開催。長い中断があり、2015年に復活を遂げた。会場は札幌駅から徒歩10分程度の好立地にある「札幌総合卸センター」の1・2階を使用。道内各地のアマチュア無線クラブや、各メーカー、販売店など50を超えるブース出展で賑わいをみせる。

今年は9月21日(土)13:00~17:00と、22日(日)9:00~16:00の開催(入場無料)。テーマは「北の大地でつなげよう広げよう楽しい出会いのネットワーク」と発表されている。

なお今年は、札幌市内で一部の試合が行われる「ラグビーワールドカップ」と日程が重なっているため、主催者は「混雑が予想され宿泊予約が難しくなりますので、早めに交通手段と宿泊先を予約されることをお勧めいたします」と呼び掛けている。
http://www.8hamfair.com/

●第51回 東海ハムの祭典(10月13日)
東京で開催されているハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)よりも歴史が古く、1968年にJARL東海支部(当時)でスタートした東海地区の無線イベントがルーツになっている。2015年からJARL東海地方本部の主催行事になり、名称を「東海ハムの祭典」とした。

これまで、毎年7月に愛知県日進市で開かれることが多かったが、今年はリニューアルを終えた「名古屋市公会堂」(名古屋市昭和区)で10月13日(日)に開催されることになった(入場無料)。テーマは「伝えたい 無線の楽しさ 夢・未来」。回を重ねるごとに来場者が増え、昨年は1,500名が来場したが、今回は会場が名古屋市の中央部に移ったことで、さらに賑わうことは間違いないだろう。
http://www.tokai-jarl.jp/saiten/

●第3回 WAKAMONOアマチュア無線イベント(10月20日)
一昨年から開催されている、22歳未満が対象のアマチュア無線イベント「WAKAMONOアマチュア無線イベント」(JARL主催)が、今年も10月20日(日)に東京都千代田区(JR秋葉原駅前)の「秋葉原UDX」で行われる。

昨年は「アマチュア無線の楽しいお話」「無線体験とラジオ作り」「メーカー各社のビギナー向けトランシーバーやアンテナの展示とアドバイス」「JARL中央局(JA1RL/1)との交信コーナー」「ハンディ機も当たるお楽しみ抽選会」などの、工夫を凝らしたプログラムが行われた。

参加は無料で、事前の参加申し込みを受け付ける(当日参加も可能)。開催が近づいたらJARLのWebサイト(http://www.jarl.org/)で詳細が発表される。


昨年開催された「第2回 WAKAMONOアマチュア無線イベント」の模様

このほか、各地のJARL支部やJARL地方本部の主催による「支部大会」「ハムの集い」「ハムフェスティバル」などのイベントも多数開かれる。開催が近づくと各支部・地方本部のWebサイトで詳細が発表されるので確認するとよいだろう。なおJARL各支部へのリンクページはJARL Webの http://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-2_Shibu/Shibu.htm にある。

その2:JARL主催のコンテスト

続いて6月以降に開催される、JARL本部主催のコンテストを紹介する。

●第60回 ALL ASIAN DXコンテスト 電信部門(6月15日~17日)
JARLが主催するメジャーな国際コンテストで、世界中の局とアジア州に属する局との間で交信が行われる。電信部門は6月、電話部門は9月に行われる。

電信部門の周波数は160/80/40/20/15/10mの6バンド。コンテストナンバーが「RSTによる信号リポート+オペレータの年齢」というのがユニークだ。ただしYL局は実年齢の代わりに「00」、マルチオペ局は「オペレータの平均年齢」でも可となっている。

昨年、コンテストの電信部門にはアフリカ:4局、ヨーロッパ:501局、オセアニア:35局、北米:141局、南米:7局、アジア:652局(うち日本は442局)など合計で1,395通の書類提出があったという。ルールなどの詳細は下記に掲載されている。
http://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_asian/allasian_rule.htm

●第49回 6m AND DOWNコンテスト(7月6日~7日)
JARL主催の国内4大コンテストの1つ。50MHz帯以上のアマチュアバンドの電信と電話で開催される。開催日は「7月の第1土曜日21時~翌日の15時まで」と規定され、今年は7月6~7日に行われる。

この時期はEスポの発生などで電波状態も上昇することから、50MHz帯では特ににぎわいを見せる。2018年は電話部門に110局、電信部門に471局、電信電話部門に901局の合計1,482局からログ提出があった。
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/6m/6m_rule.htm

●第62回 フィールドデーコンテスト(8月3日~4日)
JARL主催の国内4大コンテストの1つで、3.5MHz帯以上のアマチュアバンドの電信と電話で開催される。開催日は「8月の第1土曜日18時~翌日の12時まで」と規定され、今年は8月3~4日に行われる。

屋外での移動運用を楽しむことをテーマにしたもので、参加局の空中線電力は50W以下と規定されているほか、コンテストに参加する目的で移動している局(既設の無線設備や電源もない場所)は、自分の交信得点を2倍にできるというルールもある。

2018年は電話部門に64局、電信部門に463局、電信電話部門に886局の合計1,413局から書類提出があった。なお主催者は「今年は大変な猛暑となっておりますので、屋外での運用の際には熱中症などへの充分な対策を行っていただき、無理のない運用をお願いします」と呼び掛けている。
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/fd/fd_rule.htm

●第60回 ALL ASIAN DXコンテスト 電話部門(9月7日~9日)
6月に開催される「ALL ASIAN DXコンテスト 電信部門」に続いて、電話部門が9月7日(土)9時~9日(月)9時に開催される。

周波数は80/40/20/15/10mの5バンドで、モードは電話(Phone)のみ。電信部門と同様、コンテストナンバーには「RSによる信号リポート+オペレータの年齢」を送り合う。

昨年このコンテストの電話部門にはアフリカ:1局、ヨーロッパ:259局、オセアニア:114局、北米:44局、南米:9局、アジア:535局(うち日本は350局)など合計で1,006通の書類提出があったという。ルールなど詳細は下記に掲載されている。
http://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_asian/allasian_rule.htm

●第40回 全市全郡コンテスト(10月12日~13日)
JARL主催の国内4大コンテストの1つで、3.5MHz帯以上のアマチュアバンドの電信と電話で開催される。運用地の「市」「郡」「区」ナンバーを送り合い、交信局数とともに異なるナンバーの局とどれだけ交信できるかが上位入賞の鍵となる。

毎年の開催日は「体育の日(10月の第2月曜日)」との絡みがあり「10月第2月曜日の前々日21:00~前日21:00」と規定されており、今年は10月12日(土)21時から13日(日)21時に開催される。

2018年は電話部門に102局、電信部門に522局、電信電話部門に899局の合計1,523局のログ提出があった。
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_cg/allcg_rule.htm


「第38回(2017年)全市全郡コンテスト」の賞状

その3:代表的な国際コンテスト

HF帯で世界中の局との交信を競う、国際コンテストも多数開催される。その代表的なものの日程(※開催日時はJST表記)と、ルールの詳細がわかるWebサイトのアドレスを紹介しよう。

●IARU HF World Championship
7月13日(土)21:00~14日(日)20:59
世界アマチュア無線連合(IARU)主催。ITUゾーン番号を交換する
http://www.arrl.org/iaru-hf-championship/

●CQ World-Wide RTTY DX Contest
9月28日(土)09:00~30日(月)08:59
米国のCQマガジンがスポンサーとなって開催するRTTYの国際コンテスト
https://www.cqwwrtty.com/

●CQ World-Wide DX Contest SSB
10月26日(土)09:00~28日(月)08:59
米国のCQマガジンがスポンサーとなって開催するSSBの国際コンテスト
https://www.cqww.com/

●Japan International DX Contest SSB
11月9日(土)16:00~10日(日)22:00
日本対世界の国際コンテスト、世界の局が日本の局を探しに来る。
http://jidx.org/jidxrule-j.html

●CQ World-Wide DX Contest CW
11月23日(土)09:00~25日(月)08:59
米国のCQマガジンがスポンサーとなって開催するCWの国際コンテスト
https://www.cqww.com/

●ARRL 160-Meter Contest CW
12月7日(土)07:00~9日(月)01:00
米国のアマチュア無線連盟が主催する160mバンドの国際コンテスト
http://www.arrl.org/160-meter

●ARRL 10-Meter Contest CW/SSB
12月14日(土)09:00~16日(月)08:59
米国のアマチュア無線連盟が主催する10mバンドの国際コンテスト
http://www.arrl.org/10-meter

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次号「月刊FBニュース2019年7月号」は 7月1日(月)と16日(火)に公開予定

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