2013年4月号

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イベントレポート「第12回 西日本ハムフェア」

2013年3月3日(日)、熊本県玉名郡有明町にあるジャパンマリンユナイテッド(旧 ユニバーサル造船)有明事業所の体育館にて、第12回となる西日本ハムフェアが開催された。当日は晴天に恵まれ、九州各地はもとより、本州や四国からも含め、約1500名の熱心なハムが駆けつけ、会場である体育館は熱気に包まれた。


会場となったJMU有明事業所の体育館

会場内では、JAIA各メーカーによる主力製品の展示を始め、アマチュア無線関連機関/団体によるブース展示、販社/販売店による無線機や周辺機器、各種物品の販売、またクラブ/個人ブースによるジャンクの販売や各種展示などがあり、どのブースも人気で、特に午前中の会場内は一時通行が困難になるほど混雑した。


会場内の様子


会場内の様子

また別室では、特別記念局8J6HAMの運用、子供を対象とした工作教室、米国のアマチュア無線の資格試験が行われた。それと並行して、各種の講演が行われ、各催事とも用意した座席が満席になるほど盛況だった。


アンテナに関する講演を行った本誌筆者JO2ASQ清水さんの移動運用車両とアンテナ群

さらに、フェア開催時間中に、世界でトップ10に入る規模という、隣接するジャパンマリンユナイテッドの造船所見学ツアーが行われた。通常は学校行事や従業員の家族にしか公開していないという工場の敷地内を、マイクロバスに乗って特別に見学することができるとあって、毎回乗車整理券がすぐに無くなるほど好評だった。


ジャパンマリンユナイテッド有明事業所

主催者事務局のJE6ONQ井上さんによると今年の参加者1500名は、これまでの西日本ハムフェアで過去最高の入場者数を記録したとのこと。井上さんは、「皆さんから 喜んでいただけるハムフェアをめざして、これからもがんばります。西ハムが、さらにアイボールQSOの場などに利用されることを期待します」と話す。なお、前日3月2日の晩には、会場近くのホテル有明会館にて前夜祭が催され、イベントスタッフを中心に80名の熱心なハムの参加者があったという。

■各メーカーの展示ブースの様子


アイコム


アルインコ


コメット


JVCケンウッド


第一電波工業

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