2013年11月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
第41回SEANETコンベンション
第41回SEANETコンベンションは、2013年10月5日から3日間、ホテル・ナビオス横浜 (Navios Yokohama) を会場に、シーネットコンベンション協会 (SEANET 2013 Yokohama Organizing Committee)が主催して開かれた。
よみうりアワード表彰式
10月4日、読売新聞社大阪本社にて、「よみうりアワード」の表彰式が行われた。「よみうりアワード」は、1969年1月に制定された歴史のあるアワードで、数あるアワードの中でも特に完成が難しいとされる。
モザンビークへのDXペディション
10月14日~23日、米国、南アフリカ、カナダ、そして日本からJN1THL田沼さんが参加した国際チーム14人によるアフリカ・モザンビークへのDXペディションが行われた。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
アマチュア無線への思い/JA1CIN三木哲也 第7回 アマチュア無線による地震前兆観測の可能性(下)
南海トラフ巨大地震や関東大震災の再来などによる大災害の可能性を抱えている中で、前兆現象の観測にもとづく地震の短期予知への期待は大きい。地震前兆の中で、電磁気的異常現象を捉える技術が1990年代以降急速に進展していることを9月号で紹介した。これらの技術の中で特に、電波観測による方法は、実際に起きた多くの地震によって実績を積み上げており実用化が期待されている。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その8 企業の海外進出に伴い、ハムの渡航が盛んに 1972年
去る9月27日のニュージーランドに続いて、10月21日にインドネシアとの相互運用協定(相互認証)が発表されたことは、我々アマチュア無線家にとっては嬉しいニュースです。二国間の自由貿易協定(FTA)より、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のような多国間協定の動きが世界の趨勢になってきているように、アマチュア無線の相互運用協定も、二国間の協定より、CEPTのように多国間の協定が世界のすう勢になっていて、日本が遅れを取っていると、ニューヨーク在住のN2JA塚本葵氏が、次のようにJANETのMLに問題提起/提案を寄せられた。
移動運用便利グッズの製作/JO2ASQ清水祐樹 第8回 ダイポールアンテナ用バラン
ダイポールアンテナなど平衡型のアンテナに、不平衡型である同軸ケーブルを用いて給電する場合、バランと呼ばれる装置を介して接続します。市販品のバランは、バランとアンテナのエレメント(ワイヤー)を接続する部分が複雑な構造になっています。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第6回 送信機
今回からSSBの送信機の製作に入ります。連載の最初の方で記載したように7MHzのLSB送信機です。先に説明のとおり、音声信号に普通の振幅変調をかけると、LSBとUSBが同時にできてラジオのようにAMになってしまいます。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
D-STAR×GPS講座(1)
アマチュア無線の世界でも、GPSを標準装備する無線機が増えてきました。カーナビゲーションや携帯電話などさまざまな製品に利用されているGPSですが、最近ではデジカメやシューズ、登山用ゴーグルにまで内蔵されるほど、利用範囲はますます広がっています。
JAIAコーナー
JAIA会員各社の新製品情報をお届け!
DJ-P221(L/M) (アルインコ)
アルインコ株式会社は、特定小電力トランシーバーDJ-P221を発売した。
HFV330 (第一電波工業)
第一電波工業株式会社は、3.5~30MHzに対応したモータードライブ方式のコンパクトV型ダイポールアンテナ「HFV330」を10月下旬より発売する。
TM-D710Gシリーズ (JVCケンウッド)
株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、GPSユニットを内蔵し、本格的なAPRS(Automatic Packet Reporting System)運用をより身近にした、144/430MHz FMデュアルバンダー「TM-D710G」シリーズを11月中旬より発売する。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
PE1PIP レムコ・ポストさん
オランダのアムステルダム郊外に住んでいるレムコ・ポストさん。