2013年7月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
Ham Nation - 米国
2011年5月25日にスタートし、毎週インターネットを通して、アマチュア無線に関する様々な情報を提供しているネットTV「Ham Nation」の放送回数が100回を越えた。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
アマチュア無線への思い/JA1CIN三木哲也 第4回 CW通信の魅力
無線通信の黎明期、船舶航行や軍用に不可欠な先端技術であったモールス無線通信が急速に発展していた1910年頃から、個人的な関心から無線機器の製作や無線通信実験にチャレンジするアマチュア無線が芽生え、既に100年の歴史が刻まれてきた。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その4 海外運用の黎明期(2) 1968年
筆者が仕事で東南アジアに駐在した1960年代後半、東南アジアを中心にSEANET (South East Asia Network) があり、各国のハム達が毎日12:00 UTCから14.320 MHzで、セイロン(現在のスリランカ)の4S7PB, Paddyがネット・コントロールをするこのSEANETで連絡を取り合っていた。
移動運用便利グッズの製作/JO2ASQ清水祐樹 第4回 144~5600MHz帯 試験信号発生器の製作
U/SHF帯で運用している時、相手局がなかなか見つからず、受信機が本当に動作しているのか不安になることがあります。受信機が何らかの原因で動作していない場合に加えて、SHF帯では、例えば呼出周波数を受信しているつもりでも、周波数偏差のために目的の信号を受信できない可能性があります。このような場合の確認のため、また、受信感度の調整をする場合や、アンテナの指向性を確認する場合に、連続的に電波を発生する信号源があると便利です。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第2回 無線通信機の構成
アマチュア無線が始まった当初や1952年に再開された頃からしばらくは、受信機も送信機も自分で作る人がほとんどでした。今はデジタル化が進み、自分で作る人はあまりいませんが、無線通信機がどのような構成になっているのかは知っておく必要があると思います。自分で受信機や送信機を作るためには基礎的な知識が必要です。しばらく退屈かも知れませんがもの作りに必要な知識を深めてください。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
EMEにチャレンジ (1)
EME(月面反射通信)という言葉を聞いただけで、「困難な通信」という印象をお持ちの方は多いと思います。さらに電信のスキルがないと通信できないとお思いの方もいらっしゃると思います。確かにかつて(10年以上前)のEMEはその様な状態でした。巨大アンテナ、高出力リニアアンプ、高性能プリアンプ、月を正確に追尾する装置などの設備に加え、電信の技術、さらには1アマの資格とハイパワー免許も必要で、ごく一部の局によって運用されている様な状況でした。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
JE1LFX 清水喜浩さん
横浜市から日々アクティブに運用されているJE1LFX清水さん。