2015年3月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
ウィーン総合病院(オーストリア)に設置された「アマチュア無線コミュニケーションセンター」
オーストリアの「アイコムラジオクラブ(ICOM Radio Club)」は、ウィーン総合病院内に「アマチュア無線コミュニケーションセンター(The Hamradio Communication Center)」、OE1XDSを設置している。その概要を紹介しよう。
オーストラリア最大のアマチュア無線イベント「Wyong Field Day」開催
2月22日、オーストラリアのシドニーから北へ約100kmの市、ワイオン(Wyong)で、同国最大規模となるアマチュア無線イベント「Wyong Field Day」が開催された。
総務省、第二級アマチュア無線技士「養成課程講習会」実施のための省令等を改正
平成27年2月19日、総務省はアマチュア無線技士の養成課程の対象資格を、第二級アマチュア無線技士まで拡大するため、関連する無線従事者規則の一部や告示の改正を行い、この日の官報に掲載した。いずれも平成27年4月1日に施行される。
新バンド475kHz帯、1月21日に初の免許がJH3XCU局に発給
2015年1月5日に開放された、アマチュア無線の新バンド「475kHz帯(472~479kHz)」で初めての免許が、1月21日に近畿総合通信局管内でJH3XCU局に発給されたことがわかった。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その24 FCC 1983年 (3)
前回はCEPT(欧州郵便電気通信主管庁会議) CEPT T/R 61-01及び02(短期及び長期滞在者を対象とするアマチュア無線資格の相互認証)について述べたが、米国のFCC (Federal Communications Commission)の免許も、米国が多くの国と相互運用協定を結んでいる関係から、その免許で運用できるかそれを根拠に免許される国があるため、日米間の相互運用協定ができた今でも、多くの日本人がFCCの試験を受けてその免許を持っている。
移動運用のオペレーションテクニック/JO2ASQ清水祐樹 第12回 ログ入力からQSL発行までの手順
移動運用では、固定局での運用とは違った方法でログの記録・管理を必要とすることがあります。運用中の故障や停電、あるいは運用後にデータを転送する際のトラブルで、ログデータを消失したという話をしばしば聞きます。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第22回 実験用定電圧電源
アマチュア無線に必要な色々なものを作ったり実験したりするとき、電圧が自由に変えられる電源が欲しいことがよくあります。市販でも色々な電源が売られていますが、価格も高いので自作してみることにしました。
防災とアマチュア無線/第12回 防災視点でのアマチュア無線 「組織化」
ようやく春を感じはじめる時節になりました。同時に、東日本大震災から4年を迎えます。1月には阪神淡路大震災から20年という節目で「復興」についての各種報道もありました。20年も経てば震災の被害も分からないくらいに復興できるか否か、今の東日本大震災の被災地を見て明確に答えることの出来る人はまずいないかと思います。
熊野古道みちくさ記/熱田親憙 第5回 那智の火祭との出会い
昨年の7月14日、はじめて那智の火まつりを目の当たりにして、その躍動感と古式豊かな伝統に強い印象を持った。
熊野古道みちくさ記/熱田親憙 第6回 熊野を思う森の護り人
那智の火祭りを見た後、熊野の森づくりに励む栗栖敬和さんを川湯温泉の「ペンションあしたの森」に訪ねた。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
RS-MS1Aのオフライン地図機能-2
先月号でRS-MS1Aのオフライン地図などをご紹介したところ、たくさんのお問い合わせがありました。またNHKの番組内でもRS-MS1Aの画像伝送が取り上げられるなど、RS-MS1Aへの注目が高まっているようです。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
7N4GIB 加藤 修さん
サイクル23の頃、第4級アマチュア無線技士を取得した加藤さん。リグにはアイコムのIC-706MKⅡGを購入し、アンテナはモービルホイップをベランダに取り付けて、主に430MHzのFMで交信を楽しんだ。
JR2NMA 森本かおりさん
森本さんが初めてアマチュア無線に興味を持ったのは中学生の時、資格を取ろうと考えたものの、この時は問題集の難しさに一旦は断念した。