2013年8月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
KANHAM 2013
7月13日、14日の2日間、大阪府池田市にある池田市民文化会館と周辺施設にて第18回関西アマチュア無線フェスティバル(愛称 KANHAM2013)が開催された。この西日本最大のアマチュア無線のイベントには、関西はもとより全国各地から2日間で8,000名もの来場者があった。
各地でDXミーティングが開催される
6月下旬、各地でDX関係のミーティングが開催された。この時期はコンディションが夏型でDXing的には一段落しているため、この時期にミーティングを行う組織等が多いのが特色。その中でも歴史のある3つのDXミーティングを紹介する。
ドイツのハムフェスティバル「Ham Radio」
6月28日(金)~30日(日)、ドイツ南部のフリードリッヒスハーフェンにある「メッセ・フリードリッヒスハーフェン」にて、ヨーロッパ最大規模と言われるアマチュア無線のイベント「Ham Radio」が開催された。
RSGBが創立100年を迎える
英国を代表するアマチュア無線連盟であるRSGB(Radio Society of Great Britain)は、1913年7月5日、ロンドンにおいて「ロンドン無線クラブ(London Wireless Club)」として4人のメンバーで創立された。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
アマチュア無線への思い/JA1CIN三木哲也 第5回 移動通信の業績で奥村善久氏がドレイパー賞を受賞
今年2月20日の主要新聞の紙上で、「日本人がはじめてドレイパー賞を受賞」との報道があった。この記事によって多くの日本人ははじめて、ドレイパー賞という国際的な賞の存在、それは工学分野のノーベル賞と見なされていること、今回の受賞者が金沢工業大学の奥村善久氏であること、対象となった業績は今日の携帯電話のはしりとなった初期の移動通信(すなわちモービル通信)であったことを知ったと思う。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その5 海外運用の黎明期(3) 1969年
先月号で述べたSEANETコンベンションが、日本人の海外運用に果たした役割は大きい。主催国が特別局を設置して、国籍を問わず参加者にゲストオペを認めてきたことは特記すべきことで、ここで初めての海外運用を経験した日本人も多いと思う。
移動運用便利グッズの製作/JO2ASQ清水祐樹 第5回 50MHz 軽量HB9CVアンテナ
小型で性能の良いアンテナの一つにHB9CVがあります。これは約1/2波長の2本のエレメントを約1/8波長の間隔に設置し、お互いのエレメントで誘起した信号を逆位相に給電する構造で、エレメント間隔を1/4波長にする2エレメントの八木アンテナよりも、コンパクトで高い利得が得られる特徴があります。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第3回 HF受信機
いよいよアマチュア無線の受信機の製作に挑戦しましょう。まず、どんなものを作ればよいのか考えてみます。最初から難しいものや複雑なものは作るのが大変なので、できるだけ作りやすいものを考えます。アマチュア無線を始めるにはやはりHF帯の7MHzの受信機がいいのではないでしょうか。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
EMEにチャレンジ (2)
前号では、受信方法の概略についてひと通り説明しましたが、上手く受信できましたでしょうか。もうすでにEMEの信号受信に成功しているのなら幸運だと思います。もしまだ1局も受信できていなくても、諦める必要はありません。EMEの信号を受信するには、若干のコツがあります。今号でそのコツを紹介しますのでぜひ実施してみてください。
JAIAコーナー
JAIA会員各社の新製品情報をお届け!
EM15シリーズ (第一電波工業)
第一電波工業株式会社は、現在好評販売中の製品「EM14シリーズ」に、PTTロック機構を追加し、運用時の操作性、機能性の向上を図ったハンディー用イヤホンマイク「EM15シリーズ」を7月下旬より販売する。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
JA7IC 柳沼輝雄さん
福島県須賀川市からオンエアしているJA7IC 柳沼輝雄さん。