2013年10月号
ニュース
第41回 えひめハムのつどい
9月8日、JARL愛媛県支部による「第41回えひめハムのつどい」が愛媛県新居浜市のマリンパーク新居浜にて開催された。遠くは3エリア、4エリア、6エリアからの参加者もあり、参加人数は200名を越え、四国で開催されるJARL支部大会としては最大規模となった。今回は特別企画として、社会人落語日本一決定戦グランプリを受賞した落語家、芸乃虎や志さんによる独演寄席があり、参加者は一気に笑いの渦に包まれた。
展示会場の様子
また会場では、JAIA正会員メーカーとしてはJVCケンウッドとアイコムが機器展示を行った。JVCケンウッドは展示機器をTS-990一本に絞り、屋外にアンテナを張ってイスに座りながら実際にワッチできるようにしており、多くの見学者から好評を博していた。一方アイコムは、ハンディ機からIC-7800に至るまでのフルラインナップを展示し、多くの種類の機器を実際に触ってみることができるようにしていた。さらにアイコムは、屋外駐車場において、車内にHF機をセッティングしたデモカーを展示していた。
アイコム・アクア号
このアイコムのデモカーは、トヨタ自動車のハイブリット車アクアにIC-7100Mと第一電波工業の7MHz用センターローディングアンテナHF40CLを取り付けたもので、さらにラゲージスペースにはエンジンオフの状態でもオンエアができるようにとインバーター搭載のバッテリーも搭載されていた。アイコムの展示担当者によると「実は、このアクアはハムのつどいの前日である、9月7日の土曜日に地元のトヨタディーラーより納車され、取引先のハムショップさんにも協力してもらって、小雨が降る中3人がかりで取り付けたのですよ」と教えてくれた。
ダッシュボードにIC-7100Mを設置
このアクアは現在、アイコム四国営業所の営業用車両として使用されており、「今後、開催される(四国内の)アマチュア無線関係のイベント等にもこのアイコム・アクア号でどんどん出動したいので、どうぞよろしく」とのことであった。