2016年4月号
ニュース
「第15回西日本ハムフェア」福岡県で開催、過去最大の1,850名が来場
3月6日、九州エリアで最大規模のアマチュア無線イベントとして知られる「西日本ハムフェア」が、福岡県京都郡苅田町の日産自動車九州株式会社体育館・ゲストホールで開催され、九州をはじめ全国各地からのべ1,850名の来場者で賑わった。
開場に先立って行われたセレモニーでテープカットに臨む関係者
当日はときおり雨が混ざるあいにくの天候の中、早朝から多数の来場者が会場前に集合し、午前9時から浦本九州総合通信局無線通信部長、山之内JARL会長(JA7AIW)、坂本JARD専務理事、吉廣苅田町長、山本幸三衆議院議員、河喜多JARL九州地方本部長(JA6BXA)の各氏によるテープカットで開幕となった。
メイン会場となった日産自動車九州株式会社の体育館は1,850名の来場者で熱気に包まれた
毎年3月に開催される「西日本ハムフェア」は今年で15回目。福岡県苅田町の日産自動車九州株式会社の体育館に会場を移して3回目となる。北九州空港に近く、中国・近畿地方からのアクセスも良いことから、出展者も来場者も年々増加傾向となり、今回はブース出展が70以上、来場者は過去最高となる1,850名を記録したという。
開催前日には会場に近い行橋市内のホテルで前夜祭が開かれ、100名を超える出席者で賑わった。
3月5日に行橋市内の京都ホテルで開催された前夜祭の模様
前夜祭であいさつする山之内JARL会長(JA7AIW)
メイン会場となった体育館は土足での入場を可能とするためにフロアシートが敷き詰められ、JAIA加盟各社をはじめとするアマチュア無線機器メーカーや販売店、九州をはじめとする西日本各県のクラブ局や個人などがブースを出展。来場者は展示の見学や掘り出し物探しなどを楽しんだ。
開場と同時に賑わう受付の模様。多くのアマチュア無線家がボランティアでイベント運営に参加した
アイコムのブースは新製品IC-7300の実動展示に人垣ができていた
IC-7300の操作体験をする来場者
アマチュア無線クラブのブースは、どこも掘り出し物がいっぱい
送信管から発電機、TNCまで並べられた福岡県のアマチュア無線クラブのブース
アマチュア無線のラジオ番組「ハムのラジオ」もブースを出展。シンガーソングライターの渡部まいこさん(JJ0SDQ)も立ち寄っていた