2016年8月号
連載記事
FB Girlsが行く!! ~元気娘がアマチュア無線を体験~
<第1話>元気娘がアマチュア無線の国家試験に挑戦!!
●KANHAM会場を見学
1時間後。無事に試験が終わったみんなは、口々に「終わった~」「疲れた~」を連発しながら、KANHAM会場の前に集まりました。これからMasaco先輩と会場内の見学です。
Masaco先輩「みんなお疲れ様でした。合格発表まで1時間少しあるらしいから、それまでKANHAMを楽しみましょう♪」
全員「はーい!」
最初に向かったのは1階の展示コーナーです。入ってすぐの場所にアイコムダイレクトのブースがありました。
あーちゃん「去年はMasaco先輩と“お買い物ゲーム”をやって、ここでヘッドホンを買ったなあ~」
エリー「そうそう、あーちゃんが予算オーバーの買い物をして、失格になったっけ」
あーちゃん「失格にはなってないもんっ!!」
詳しくは「あーちゃん奮闘記」のバックナンバーを見てくださいね。
ブースのスタッフさんが“今年のお勧め”として見せてくださったのは手のひらに乗るぐらいの小さな塊。
Masaco先輩「コレは何ですか?」
スタッフ「スティック型のパソコンです」
全員「パソコン!?」
スタッフ「小さいけれど、Windows 10対応でUSB端子やHDMI、Bluetoothも装備しているんですよ。本体の重さは54gです」
あーちゃん「軽い~!」
続いてはJARL関西地方本部のD-STARコーナーへ。
キャシー「ここを見ると、D-STARが防災にも役立っているのがわかるね」
Masaco先輩「ほら、あーちゃんたちが持っているトランシーバーに、スマートフォンをつないで画像通信もできるのよ」
レイ「地図に現在位置も出せるんですね」
ミー「これ楽しそう!」
上の階にもたくさんのブースが出ています。ユウが気になったのはQSLカードの印刷をしているA4マニアックスという会社のコーナーです。
ユウ「このきれいなハガキは何ですか?」
スタッフ「アマチュア無線で交信した相手と交換するQSLカードというものです。必要なデータが書いてあれば、好きなデザインにしていいんですよ」
レイ「わ~、面白い! 私だったらどんなデザインがいいかな」
スタッフ「デザインに困ったら、私たちで用意したデザインから選ぶこともできますから。カタログを持って帰ってくださいね」
というわけで、全員、先を争うようにして分厚いカタログを受け取りました。
2階を歩いていると、「Masacoさん、お久しぶりです!」と声を掛けてくれるブースがありました。全国高等学校アマチュア無線連盟のブースにいらっしゃったのは、茨城県の茗溪学園中学校高等学校の中村先生です。Masaco先輩は4月号の「Masacoのむせんのせかい」で同校を訪問しました。
Masaco先輩「中村先生、その節はお世話になりました。あら、高等学校のアマチュア無線連盟なんですね」
中村先生「はい。これまでは“全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会”という名前だったのですが、3月末に“全国高等学校アマチュア無線連盟”に改称したんです。長いので“高ア連”と呼んでください」
Masaco「高ア連! わかりやすいですね~」
中村先生「これからもいろいろ活動していきますので、よろしくお願いします」
Masaco先輩「こちらこそ。またお邪魔させて下さいね」
さらにMasaco先輩と6人は、メーカーと販売店のあるコーナーへ。
アンテナタワーのLUSOでは大きな旗に来場者が自分のコールサインを寄せ書きするコーナーがありました。ここはMasaco先輩が代表して書き込みました。
ミー「開局して、コールサインを取ったら私も寄せ書きしたいな。これ、来年もやりますか?」
スタッフ「いやあ、来年のことはまだ…(笑)」
販売店のデジハムサポートでは全国にあるD-STARレピータの話を聞かせていただきました。
Masaco先輩「全国で250以上もD-STARレピータがあるって頼もしいですね。どこにお仕事に行っても大丈夫かも」
スタッフ「D-STARで困ったことがあれば、いつでもサポートしますよ」
JVCケンウッドでは、もうすぐ正式発表されるD-STAR搭載のハンディトランシーバーのチラシをいただきました。
エリー「ますますD-STARのユーザーが増えそうね」
スタッフ「東京のハムフェア2016では試作機の展示もできそうです」