2015年7月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
ニュージーランドで「NZART Annual Conference 2015」開催される
5月29日から31日の3日間、ニュージーランド北部の町ハミルトンで、NZART(New Zealand Association of Radio Transmitters)の主催による「NZART Annual Conference 2015」が地元ハムクラブのサポートのもとで開催された。
「南海トラフ巨大地震」を想定した日本赤十字社の合同訓練でD-STARが活躍
6月13日、日本赤十字社の第4ブロック(和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀の各府県支部で構成)は、和歌山県和歌山市の片男波(かたおなみ)海岸周辺で、近い将来発生が予想される「南海トラフ巨大地震」を想定した訓練を実施した。
JARD、第5回定時評議員会と第14回理事会を開催
アマチュア無線技士の養成課程講習会やアマチュア局の保証業務、無線設備の技術基準の適合証明などを行う、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)は6月18日、東京都内で第5回定時評議員会と第14回理事会を開催し、新たな評議員と役員を選任した。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
2015/07/15掲載
無線ガールあーちゃん奮闘記/第4話 コンテストに初挑戦!
無線ガールであり山ガールでもあるあーちゃん。(お忘れの方は『3人娘アマチュア無線チャレンジ物語第1話』をご覧ください) 久しぶりに一人で山登りをすることにしました。
2015/07/15掲載
熊野古道みちくさ記/第14回 熊野詣の起点・城南宮
これまで、熊野三山のお祭を中心に霊山に集う観光客に交じって、普段味わえない雰囲気の中で祭を体感してきた。蟻の熊野詣と言われた昔も、文化遺産となった今もなお、観光客や参詣者が後を絶たない現実を思うと、熊野詣のルーツが気になった。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その28 米国で日本との相互協定による運用許可開始 1985年 (1)
本誌(月刊FBニュース)2014年9月号の当欄(海外運用の先駆者達)で、「相互運用協定への聴問会が開かれる」として紹介した、JA1BNW廣島孝之氏の寄稿記事にある、1981年10月22日の聴問会から待つこと4年、ようやく1985年8月8日に東京で日米間の相互運用協定が結ばれ、発効は9月7日と発表された。
移動運用に便利なこの一品/JO2ASQ清水祐樹 第4回 アンテナを真っ直ぐに立てる
伸縮ポールとタイヤベースを使ってアンテナを立てる場合、特に大型のアンテナになるほど、伸縮ポールを真っ直ぐ垂直に立てる必要が出てきます。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第26回 誘導無線アンテナ
地下鉄等トンネル内の通信では地上のように電波が伝搬しないため誘導無線が使われています。今回はこの誘導無線の受信アンテナを検討してみました。
防災とアマチュア無線/第16回 IARU “Emergency Telecommunications Guide”その2
先のネパールの地震のあと、箱根大涌谷の異変、関東圏で最大震度5弱の地震、ガラパゴスの火山噴火、口永良部島の火山噴火、地下590kmを震源とする日本全国を揺るがした地震など、国内でも世界でも、何事か?と思う自然現象があれこれ起こっています。
熊野古道みちくさ記/熱田親憙 第13回 春一番、男の祭だ!お燈まつり
毎年2月6日、約1400年前から新宮市の熊野速玉大社の摂社、神倉神社で「お燈まつり」が行われる。フィナーレは夜だが、正午から参加者「上り子」の禊の儀式が王子ヶ浜で行われた。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
KEY SPEED範囲がカスタマイズできるエレクトリック・メモリーキーヤー
ペディション局等と無線機(以下TRX)のメモリーキーヤー機能を使ってQSOした後にKEY SPEEDの位置を何時も使う位置に戻しますが、使っているメーカー製のつまみは径が小さくて戻したつもりでも、何時もと違うと感じて微調整をすることが多々あります。
JAIAコーナー
JAIA会員各社の新製品情報をお届け!
MF750、MF350(第一電波工業)
第一電波工業株式会社は、144/430MHz帯2バンドノンラジアルモービルアンテナ・MF750と、351MHz帯デジタル簡易無線用アンテナ・MF350の2製品を7月上旬に発売する。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
JA3UNA 出口英昭さん
奈良県北葛城郡河合町からオールバンドにアクティブな出口英昭さん。大阪市に住んでいた小学生の頃、エレキットでラジオを作ったのをきっかけに無線に興味を持った。