2015年4月号
ニュース
「第3回国連防災世界会議」の関連イベントで、JARL特別局「8J7DRS」が公開運用
3月14日から18日、宮城県仙台市で「第3回国連防災世界会議」が開催された。世界各国の要人や防災関係者が一堂に会するという、この国際的行事の関連イベントで、JARL宮城県支部は仙台市内において特別局「8J7DRS」の公開運用と「アマチュア無線と防災」に関する展示を行った。
「第3回国連防災世界会議」の関連イベント会場でJARL宮城県支部が
アマチュア無線と防災のPRと「8J7DRS」の公開運用を実施
JARL宮城県支部が展示と運用を行ったのは、同会議の関連イベント(パブリックフォーラム)のメイン会場となった仙台市青葉区の勾当台公園。ここで3月14、15の両日、テントを設営して「8J7DRS」の公開運用をはじめ、アマチュアテレビの愛好家による被災地(石巻市、亘理町)からイベント会場への画像送信デモを実施。
そのほか「アマチュア無線と防災」に関する説明パネルや、第一電波工業株式会社の協力による「無線デモカー」の展示も行われ、災害発生時にアマチュア無線が果たす役割を来場者にアピールした。
運用には、地元の国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)のメンバーが協力
この特別局「8J7DRS」の運用には、地元の国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)が協力し、HFからUHFまで各バンドで精力的にオペレートした。会場には山之内JARL会長(JA7AIW)や、仙台市の奥山恵美子市長も訪問し、スタッフを激励する一幕があった。
3月14日にはJARLの山之内会長(JA7AIW)が訪問
仙台市の奥山恵美子市長(写真中央)も訪れ、スタッフを激励