2015年6月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
米国で「Dayton Hamvention 2015」開催、会場は大盛況
世界最大級のアマチュア無線の祭典「Dayton Hamvention 2015」が5月15日(金)~17日(日)に、米国オハイオ州デイトンのHara Arenaで開催され、米国各地はもとより、世界各国から合計約2万人のアマチュア無線家が来場し賑わいを見せた。
JARD、7月から「第二級アマチュア無線技士」の養成課程講習会を開始、受講者募集も行われる
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、eラーニング方式による第二級アマチュア無線技士の養成課程講習会を7月から開始することを発表、5月25日から5月30日まで、その受講者募集が行われた。
埼玉県の「彩の国 D-STAR HAM CLUB」が通算9回目となるD-STAR講習会を開催
埼玉県を本拠地とするアマチュア無線クラブ、「彩の国 D-STAR HAM CLUB」(JQ1ZGY)の主催によるD-STAR講習会が、5月24日(日)に、埼玉県北足立郡伊奈町の埼玉県県民活動総合センターで開催された。
総務省、6月1日から10日までを「電波利用環境保護周知啓発強化期間」として活動
総務省は、不法無線局の未然防止を図り、電波利用環境の保護を図ることを目的として、毎年6月1日から10日までを「電波利用環境保護周知啓発強化期間」と定め、電波の利用に対する正しい知識等の周知・啓発活動を行っている。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
2015/06/15掲載
無線ガールあーちゃん奮闘記/第3話 鉄道無線にチャレンジしてみた
第2話「ミリタリーエアバンドを聞いてみた」で、ブルーインパルスの交信を聞いたあーちゃん。その際IC-R6という受信機を手に入れたことで、あーちゃんの中でさらに無線の世界が広がりました。
2015/06/15掲載
熊野古道みちくさ記/第12回 美味追及するみかん農家
紀伊本線の窓からみかん畑をみると、一面の梅林や桃の花を思い出し、紀伊・和歌山は、果樹の豊かな地域だと痛感する。一度みかんの実がたわわに生っている畑に入って豊かな気持ちを味わいたいと思っていた。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その27 アマチュア衛星通信が盛んに 1984年 (3)
日本のアマチュア通信衛星JAS-1は2年後の1986年になるが(写真1)、この時代はアマチュア無線衛星OSCAR-10による交信が盛んに行われ、通信衛星が普及した時代でもあった。
移動運用に便利なこの一品/JO2ASQ清水祐樹 第3回 電鍵とその周辺
移動運用でCWを運用する場合、電鍵の使い方で固定局と大きく異なる点は、車内では電鍵を置くスペースが限られていることと、移動運用では電鍵を打つ反対側の手も使う必要があることです。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第25回 CW復調改善
私も昔は結構CWが好きで2日で43カントリーも交信したことがあり、正確には数えていませんがトータルでは多分100カントリーは超えていると思います。
防災とアマチュア無線/第15回 IARU “Emergency Telecommunications Guide”
ゴールデンウィーク前に、ネパールで大地震により甚大な被害が発生した、というショッキングなニュースが世界を駆けめぐりました。
熊野古道みちくさ記/熱田親憙 第11回 大辺路の遺産登録の夢を追う
熊野三山への古道に大辺路ルートがある。紀伊田辺市から海岸線に沿って串本町を経由する約90kmの道のりである。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
鹿児島県薩摩川内市 上甑島 移動運用記
2015年のゴールデンウィークの5日間を活用して鹿児島県にある甑(こしき)島から移動運用を行ってきたので紹介する。島での移動運用の参考になれば幸いである。
JAIAコーナー
JAIA会員各社の新製品情報をお届け!
IC-7600、ID-5100 (アイコム)
アイコム株式会社は、実戦力を備えたアマチュア無線用トランシーバーIC-7600に新機能を追加した。また人気のモービルトランシーバーID-5100には搭載機能を強化した。
CP-6S (第一電波工業)
第一電波工業株式会社は、人気のHF/50MHz帯6バンドグランドプレーンアンテナ「CP-6」を、マイナーチェンジした新製品「CP-6S」の販売を、6月上旬に開始する。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
JR7JTU 山口勝巳さん
山形県天童市にお住まいの山口勝巳さん。無線に興味をもったきっかけは、小学3、4年生の頃におもちゃのトランシーバーで遊んだ時、「線がないのになぜ話が通じるんだろう」との疑問からだった。