2015年6月号
ニュース
埼玉県の「彩の国 D-STAR HAM CLUB」が通算9回目となるD-STAR講習会を開催
埼玉県を本拠地とするアマチュア無線クラブ、「彩の国 D-STAR HAM CLUB」(JQ1ZGY)の主催によるD-STAR講習会が、5月24日(日)に、埼玉県北足立郡伊奈町の埼玉県県民活動総合センターで開催された。
会場となった埼玉県北足立郡伊奈町の「埼玉県県民活動総合センター」
同クラブは、埼玉県内に設置された「堂平山レピータ」(JP1YKR)と「入間レピータ」(JP1YKG)の管理団体の母体で、毎年ハムフェア会場やJARL埼玉県支部主催のハムの集いなどでD-STARの展示説明を行っているが、2013年7月からはD-STAR普及のための講習会を定期的に実施、今回が通算9回目の開催となった。
5月24日に開催された「D-STAR講習会」の模様。埼玉県や近隣各都県から合計19名が参加した
この日の講習会には、地元の埼玉県をはじめ、東京、神奈川、千葉、群馬の各都県から合計19名が参加。講師によるD-STARに関する基礎説明のほか、画像伝送の楽しさや運用方法の説明が行われ、ID-1を除くすべてのD-STAR対応機による接続と設定方法の詳細を聞いたり、実際にスローデータとファーストデータによる画像伝送のデモを楽しんだりした。
講師を務めたJR1UTI 藤田孝司氏
事前に、Android端末とD-STAR対応ハンディ機があれば持参するよう呼びかけておいたことから、参加者は画像の送受信を実際に体験でき、「送信時の画像設定の大きさによる画質の違いや伝送方法がよくわかった」「思っていたより簡単にできた」といった感想を述べていた。
参加者は持参したAndroid端末とD-STAR対応ハンディ機を使って、画像伝送を体験
なお、同クラブでは今後もD-STAR講習会を開催していく予定という。詳細は彩の国 D-STAR HAM CLUBのWebサイトで決定次第発表される。