2016年3月号
ニュース
日本はもとより世界の最新ニュースを提供
JARD、旧スプリアス規格のアマチュア無線機の「実態調査」を開始、アマチュア無線家に協力を呼びかけ
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、今後の保証業務等の参考とすることを目的として、2月8日からJARL登録機種や初期のJARD技適機種(旧スプリアス規格の無線機)が、どの程度新スプリアス規格を満足するかの実態調査を開始した。広くアマチュア無線家に対象機種の提供(貸し出し)を求めている。
アイコム株式会社は2月14日(日)に、東京のJR秋葉原駅前にある民間イベント施設で「アイコムアマチュア無線フェスティバル in 秋葉原」を開催し、500名を超えるアマチュア無線家の来場で賑わった。
2月13日、オーストラリアのメルボルンで、山頂からアマチュア無線を楽しむ「SOTA」の愛好者が集合するイベント「VK3 ANNUAL SOTA CONFERENCE」が開催され、ビクトリア州(VK3)を中心に活動するSOTA愛好家や、これからSOTAを楽しみたいと考えるハムなど約30名が集まった。
2月27日から29日の3日間、山形県山形市で「第21回 日本集団災害医学会総会・学術集会」が開催され、その中で「アマチュア無線のD-STARは災害時の非常通信手段として有用である」との発表が行われ、注目を集めた。
読売新聞は2月16日から、朝刊紙面の大型企画「時代の証言者」コーナーで、日本アマチュア無線連盟(JARL)元会長の原 昌三氏(JA1AN)による「ハローCQ」の連載を開始した。金曜日と日曜日を除く週5回の掲載で30回完結の予定だ。
D-STARユーザーの女性ハムが集合する「D-STAR YL会」の第2回ミーティングが、2月14日に東京・秋葉原で行われた「アイコムアマチュア無線フェスティバル in 秋葉原」に合わせて開催された。
連載記事
スペシャリストが興味深い内容をつづります
2016/3/15掲載
無線ガールあーちゃん奮闘記/第12話 あーちゃんたちのファイナル・チャレンジ!! ~後編~
雪にはまって動けなくなってしまったあーちゃん。自力では脱出できそうにありません。
あ「誰か助けて・・・」
Masacoの「むせんのせかい」~アイボールの旅~/第2回 茨城県立八千代高等学校 工業クラブの皆さん
皆さん♪こんにちは、Masaco(JH1CBX)です! 出会いと別れの季節、春ですね! 「第2ボタンをくださいっ!」って言いたいけど、引っ込み思案で、そっと誰かの恋を見守るタイプだった私。
海外運用の先駆者達/JA3AER荒川泰蔵 その36 大学のラジオクラブが活躍 1986年 (2)
この年は大学のラジオクラブのメンバーが、グループで太平洋の島々から運用し、コンテストに参加するなど活躍した。ここではナウルとキリバスでのこれら2件の運用を含めて紹介する。
日本全国・移動運用記/JO2ASQ清水祐樹 第6回 大阪市移動
前々回に「都心部の限られた場所で移動運用」というテーマで移動運用の様子を紹介しました。その方法で、実際に大阪市の都心部での移動運用を行いました。大阪市で移動運用する場合の特徴や、新たに気付いたことを以下に記します。
楽しいエレクトロニクス工作/JA3FMP櫻井紀佳 第34回 GPS その2
前回はGPSの電波の届かない室内で使用するための工夫を色々検討してみましたが今回はGSPマイクを使って無線機に接続する方法を検討してみます。
熊野古道みちくさ記/熱田親憙 第22回 備長炭の魅力
今年も土用丑の日の前後に、何軒かのうなぎ店ののれんをくぐった。うなぎは好物なのでよく食すが、シズル感があって夏が美味しい。旨いうなぎ店は、直火焼きの巷の「うなぎ」店であった。特に「紀州備長炭を使用」と謳っている店はうなぎ料理の付加価値にされていた。
テクニカルコーナー
知れば納得!運用方法などを分かりやすく解説します
1つのシリアルポートを複数で共用する
無線機や周辺機器をパソコンと接続してシリアルポート経由でコントロールする場合、機器ごとにそれぞれシリアルポート(COMポート)を使用するため、基本的に接続する機器の数と同じ数のシリアルポートがパソコン側に必要となります。
今月のハム
アマチュア無線家をご紹介
JE2HAU 岩井保彦さん
愛知県知多市から電信を主にオンエアしている昭和10年生まれの岩井さん。もともと電子機器いじりが好きだった岩井さんは、中学、高校時代はラジオ作りに熱中していた。