2016年5月号
ニュース
JARD、6~7月の土日に名古屋市で「集合形式」の2アマ養成課程講習会を開催
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、6月18日から愛知県名古屋市で、集合形式(教室形式)による「第二級アマチュア無線技士(2アマ)養成課程講習会」を開催する。対象は3アマ有資格者で、土日をのべ10日間使って法規17時間、無線工学29時間の授業を実施、最終日の7月24日に修了試験が行われる。定員は30名。
JARDの告知より
JARDは2015年7月から、自宅でパソコンとインターネットを使って受講できる「eラーニング方式」を中心とした2アマの養成課程講習会を開催している。このほど受講者を会場に集めて講師が授業を行う「集合(教室)形式」の2アマ養成課程講習会を、東海地方では初めて、愛知県名古屋市中区の東別院会館で開催することになった。
日程は6月18日から7月24日までの土日(6月26日と7月10日は休み。7月23日は補講対象者のみ)、定員は30名。受講料金は69,750円だが、18歳以下の受講希望者は最大3名まで29,750円で受講できる(希望者多数の場合は抽選)。インターネットでの申し込みは5月16日から29日まで行われる。概要と募集要項は下記の通り。
第二級アマチュア無線技士養成課程講習会(集合講習会)名古屋で開催
●講習期間:10日間
(修了試験に不合格となり、補習及び再修了試験を受ける場合は11日間)
●授業時間:46時間(法規17時間、無線工学29時間)
●日程:下表のとおり
●会場:東別院会館(愛知県名古屋市中区橘2-8-45)
●受講料:
一般 69,750円、18歳以下 29,750円(最大3名まで)
(無線従事者免許申請手数料1,750円および消費税を含む)
※18歳以下の方は、募集定員の1割(3名)の範囲で受講料の減額措置があり、29,750円で受講できます。ただし、応募多数の場合は抽選で決定します。
※修了試験を再受験する場合は、再受験料5,000円が別途必要となります。
●募集期間:
平成28年5月16日(月)~平成28年5月29日(日)
※郵送の場合は5月27日(金)消印有効
●申し込み方法:
JARD Webサイトからオンラインによる申し込み、または郵送による申し込み
170-0800 東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル7階
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会 eラーニング事業センター
電話:03-3910-7253 http://www.jard.or.jp/
●募集定員:30名
※18歳以下の減額措置対象者がいた場合は、定員のうち最大3名までの範囲で優先して割り当てます。
※定員を超えるお申込みがあった場合、受講条件を満足する方を対象に、抽選で受講者を決定します。また、お申し込み数が15名に満たない場合、地震等の天災地変が発生した場合には、開催しないことがあります。
●受講者の条件:
第三級(電信級)アマチュア無線技士の資格を有する方もしくは、第三級アマチュア無線技士の養成課程を修了した方。ただし欠格事由のある方は、今回のお申し込みができません。
●受講上の留意事項:
・養成課程を終了するためには、第二級アマチュア無線技士養成課程標準教科書を全て履修し、かつ修了試験に合格することが条件です。
・1回目の修了試験に不合格の場合は、補習のうえ再受験が可能です。修了試験を2回不合格になった場合は「不合格」となります。
・補講時間を含め授業時間が46時間に満たない場合は、失格となります。
今回の集合形式による2アマ養成課程講習会は、6月18日から7月24日までの土日を計10日間使い、法規と無線工学で合計46時間の授業を受ける必要がある。授業時間は、毎日おおよそ9時~17時だ。ただし途中の6月26日と7月10日は休講、7月23日は補講のみとなっている。
もし途中で講習に欠席(遅刻や早退を含む)があると、欠けた時間分の補講を受けなくてはならないが、規定により補講は上限9時間までとなっているため、9時間以上欠席した場合は修了試験を受ける資格がなくなる「失格」の扱いとなるので注意が必要だ。
また、修了試験で合格点が取れなかった場合、1回のみ補修と再修了試験を受けるチャンスがある。その場合は再受験料5,000円が必要で、補修と再試験は7月30日に行われる。
なお、集合形式の2アマ養成課程講習会は、これまでに東京地区で2回開催されているが、欠席時間超過の失格者を除き、修了試験を受けた39名全員が合格し、合格率は100%となっている。