2016年2月号

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千葉県立現代産業科学館(市川市)、「アマチュア無線機~真空管からトランジスタへ~」がテーマの展示を開催中

千葉県市川市の「千葉県立現代産業科学館」が、1月19日から2月14日まで「アマチュア無線機~真空管からトランジスタへ~」と題した展示を開催中だ。


千葉県立現代産業科学館の外観

千葉県立現代産業科学館は「子どもから大人まで、誰もが産業に応用された科学技術を体験的に学ぶことができる場を提供すること」を目的に1994年にオープンし、累計入場者は500万人を超えるという人気施設だ。

今回、アマチュア無線について広く県民に興味を持ってもらうため、真空管を利用した無線機からトランジスタに転換した1970年前後に焦点をあて、「アマチュア無線機 ~真空管からトランジスタへ~」と題した展示を、1月19日から同館サイエンスドームギャラリーで開催している。


サイエンスドームの入口。展示の案内ポスターも掲示されている

会場内は「真空管を使った製品」「真空管からトランジスタへの転換期の製品」「オールトランジスタの製品」に分類され、1965年から1987年に発売されたアマチュア無線機が合計8機種と、各種のトランジスターサンプル、真空管、エンボッシング・モールス通信機(1854年、ペリー提督からの献上品)複製品などが展示されている。さらにJARL制作のビデオ「楽しいアマチュア無線」も流されている。


サイエンスドームギャラリー内には懐かしいアマチュア無線機が展示されている


50MHz帯ポータブル機やHF固定機など、バラエティに富んでいる


井上電機製作所(現アイコム)の50MHz帯ポータブル機、AM-3D(1971年発売)も展示

展示されているアマチュア無線機の多くは、JS1TYOのコールサインを持つ同館の小野祐司館長のコレクションという。良好な程度の無線機器が多く、HF固定機の一部は上面の蓋を外して内部が見られるようになっている。貴重な機会なので訪れてみてはいかがだろうか。


小野祐司館長はJS1TYOというコールサインを持つアマチュア無線家でもある。展示物の中には自身のコレクションも含まれているという

同館の所在地や交通などは下記のとおり。

●会場:
千葉県立現代産業科学館 1階 サイエンスドームギャラリー
(千葉県市川市鬼高1-1-3)

●会期と開館時間:
会期 2016年1月19日(火)~2月14日(日)
休館日 毎週月曜日
開館時間 9:00~16:30(入館は16時まで)

●交通:
JR総武線各駅停車「下総中山」駅、「本八幡」駅から徒歩15分
※秋葉原駅から本八幡駅まで約22分
※同館敷地内に有料駐車場あり

●入場料:
一般300円、高校生・大学生150円
ただしサイエンスドームギャラリーは入場無料

●問い合わせ先:
千葉県立現代産業科学館
電話:047-379-2000 
http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/


各種トランジスタのサンプルを展示


JARL制作のビデオ「楽しいアマチュア無線」も放映されている

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