2014年1月号

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JAIAコーナー

SSB/CW/AM/FM+SDR 1.9~29MHz デスクトップトランシーバー
DX-SR9(J/M) (アルインコ)

DX-SR9J (100Wタイプ) オープン価格
DX-SR9M (50Wタイプ)  オープン価格

アルインコ株式会社は、アナログとSDRを融合したハイブリッド方式のトランシーバーDX-SR9を2013年12月下旬から発売する。

本機は、1.9MHzから28MHz帯のアマチュアバンドでの送信に加え、150kHzから29.99999MHzを全電波型式で受信するゼネラル・カバレッジ・レシーバー機能を搭載。その他、3つのセラミックフィルターを搭載してナローモードに対応、TCXOによる1ppmの周波数安定度、データと音声の両方のVOX回路を搭載しパソコンによるSSTVやPSK31などのデータ通信にも対応している。さらに最大の特徴として、SDRシステムを採用することで、簡単な接続ケーブルでパソコンと接続、フリーウェアのソフトを使って運用するSDRモードは本体に搭載されていないスペアナ機能、任意の幅に設定できるDSP処理のナローフィルタ、帯域録音などを可能にした。


オプションのセパレートキット(EDS-17)使用時

主な特長
・1.9~28MHz帯をSSB/CW/AM/FMモードで送受信。同じくオールモードで150kHz~30MHzを受信するゼネラル・カバレッジ・レシーバー機能。
・フロントパネルセパレーション式のボディは、240W×94H×255Dmm、約4.1kgとコンパクト。スピーカーとマイクコネクタはフロント側に搭載。
・A/BデュアルVFO、6桁アルファヌメリック表示が可能な600chメモリー(3バンク×200ch)。
・±1ppmの周波数安定度。QRPモード搭載で1Wを含む出力3段階切り替え。
・多彩なスキャンモード。スケルチ開放でもスキャンが動作。
・ダイナミック型のEMS-64マイク、マイクハンガー、DC電源コード、和文取扱説明書を付属。

主な定格
・周波数範囲: (送信)1.9~28MHz帯の全アマチュアバンド、および4.630MHz、(受信)0.150~29.99999MHz。
・電波の型式: J3E(LSB/USB)、A3E(AM)、F3E(FM)、A1A(CW)
・電源電圧: DC13.8V±15%
・消費電流: 送信時約20A、受信時約1.0A
・周波数安定度: ±1ppm
・外形寸法: 240W×94H×255Dmm
・重量: 約4.1kg
・送信出力(SSB/CW/FM): DX-SR9J 100W/10W/約1W、DX-SR9S 50W/10W/約1W
・変調方式: SSB平衡変調、AM低電力変調、FMリアクタンス変調
・不要輻射発射強度: -50dB以下
・受信方式: ダブルコンバージョン・スーパーヘテロダイン
・中間周波数: 1st 71.75MHZ、2nd 455kHz
・受信感度(SSB/CW): (10dBS/N) 0.135~1.8MHz 0dBμ、1.8~30MHz -12dBμ
・選択度: SSB/CW/AM 2.4kHz(-6dB)、4.7kHz(-60dB)、FM 8kHz(-6dB)、30kHz(-50dB)
・低周波出力: 2W以上(8Ω負荷、10%THD)

本機は輸出を中心に開発された製品です。日本のアマチュアバンドに適合し、TSS株式会社の保証認定を受けて運用できますが、技術基準適合品ではありません。

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