2014年4月号
ニュース
第13回 西日本ハムフェア
3月2日(日)、福岡県京都郡苅田町にある日産自動車九州株式会社の体育館およびゲストホールにて、13回目となる西日本ハムフェアが開催された。同フェアはここ数年熊本県で開催されていたが、本年は(過去にも開催実績のある)福岡県に場所を移して開催された。
開場を待つ来場者
当日は好天に恵まれ、地元福岡県はもとより九州各地、さらには九州以外からも多くのハムがかけつけ、合計1500名を超える来場者があった。
河喜多実行委員長による開会の挨拶
会場内では、JAIA各メーカーによる主力製品の展示を始め、アマチュア無線関連機関/団体によるブース展示、販社/販売店による無線機や周辺機器、各種物品の販売、またクラブ/個人ブースによるジャンクの販売や各種展示などがあり、どのブースも人気で、会場内は一時通行が困難になるほど混雑した。
会場内の様子
屋外に展示された第一電波工業株式会社のデモ用車両
本年は新しい試みとして、商用電源を使用せずリチウムイオン蓄電池を電源にした特別記念局8J6HAMの運用が行われた。またステージ上では小中学生を対象とした好評の電子工作教室が開催され、将来のアマチュア無線技士候補たちが熱心にラジオ製作に取り組む姿が見られた。一方、ARRLのDXCCフィールドチェックコーナーにはベテランDX’er達がQSLカードを持ち込んでチェックを受けていた。
そのほか、別室のゲストホールではアイコム株式会社による講演「~進化し続けるアイコム~ ID-5100とアマチュア無線の未来について」、およびJH6ARA國廣秀光氏による「新しい発見! アース通信が可能?」の2本が行われ、熱心なハムたちで座席が埋まった。なお、フェアの最後には、ビンゴゲームでの大抽選会が開催され、会場は大いに盛り上がった。
講演の様子
JAIA各社の展示コーナーの様子
アイコム株式会社
アルインコ株式会社
コメット株式会社
株式会社JVCケンウッド
第一電波工業株式会社