株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、高い受信性能と優れた操作性で、快適な通信が楽しめるアマチュ無線機の新商品として、HF/50MHzトランシーバー「TS-590 G」シリーズを11月初旬に発売する。

2010年10月に発売し市場から好評を得た「TS-590」シリーズの後継機として、今回発売する「TS-590 G」シリーズは、ユーザーから寄せられた要望に応え、基本性能と機能をブラッシュアップ。最高級機「TS-990」で開発された技術を採用することで、送受信基本性能が大幅に向上した。入門者からDX’erまで、より快適に使えることを目指して進化させたリニューアルモデルに仕上がっている。

主な特長
・高いパフォーマンスを誇る受信性能と、優れた近接ダイナミックレンジ特性の実現。
・独自のDSPアルゴリズムによるIF AGC技術を採用。
・受信したモールス符号を表示できるモールス符号デコーダー機能。
・よく使う機能や特殊機能を割り当てられるプログラマブルファンクション機能。
・クイック設定ができる新スプリットファンクション機能。

主な定格
・送信周波数範囲:　1.9MHz帯～50MHz帯
・受信周波数範囲:　0.13～30、50～54MHz
・電波型式:　A1A(CW)、A3E(AM)、J3E(SSB)、F3E(FM)
・定格送信出力 (AM):　TS-590SG 100W(25W)、TS-590DG 50W(25W)、TS-590VG HF10W(5W)、50MHz20W(5W)
・電源電圧範囲:　DC13.8V±15%
・消費電流:　送信時最大20.5A以下(SG/DG)、12A以下(VG)、受信時(無信号時)1.5A以下
・外形寸法:　W270×H96×D291mm (突起物含まず)、W280×H107×D335mm (突起物含む)
・重量:　約7.4kg