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2025年12月15日掲載
JARLが開発したデジタルモードのD-STAR。この年末年始、D-STARでのQSOを楽しめる、恒例の「D-STAR QSO PARTY 2025」が開催される。

これは、「世界各地の局とD-STARで交信しよう!」「D-STARを利用した画像交換にチャレンジしてみよう!」をキャッチフレーズに、たくさんの国の局とD-STARで交信することを楽しむイベントで、全世界で同時に開催される。もちろん、レピータを使用しない直接波、D-STARプロトコル(ターミナルモードなど)による通常の交信も有効である。
このパーティで有効なログを提出した参加者全員に参加賞(PDFファイル)が、さらに30ポイントを1権利(最大7権利まで)として、応募した参加者の中から抽選で30名にコールサイン入りトロフィーがプレゼントされる。

開催期間は、2025年12月27日0000UTC~2026年1月5日2359UTCに設定された。他の世界規模のコンテスト同様に、UTC(協定世界時)での設定となっているので注意が必要だ。
※日本時間では、2025年12月27日0900JST~2026年1月6日0859JST
内容は、D-STAR(D-STARプロトコル)による音声通信や、音声通信とともに画像の交換を行い、RS(※)+通信に使用した機器名をコンテストナンバーとして交換する。なお、QSOの形態に応じて得点が変わり、D-STAR無線機同士のシンプレックスまたはレピータ経由(片方がターミナルモードの場合も可)でのQSOは5ポイント、それとともに画像交換も行うと10ポイントとなる。DV画像通信も積極的に行われるように点数が重視されていることが特長である。
※レポートは日本国内のD-STAR QSOで一般的なメリットでなくRSなので注意が必要。
また、D-STARプロトコルを使用したその他の音声通信(リフレクターの利用、ターミナルモード同士)では得点が1ポイントとなる。
今回の変更点は、SHF帯(5.6GHz、10.1/10.4GHz)を使用した通信の場合は、上記得点が2倍となることだ。なお、同一局との交信は毎日※1回のカウントが可能となっている。
※日にちの境目は00UTC(09JST)
QSOを積み重ね、合計30ポイントの獲得につき1件の賞品抽選権を得ることができる。最大210ポイント(7件)まで権利を得られ、抽選の際の当選確率が高くなるため、より多くQSOをすることが、当選確率のアップにつながるようになっている。

ルールの詳細は、アイコム株式会社のD-STAR QSO PARTY公式サイトおよびD-STAR QSO PARTY 2025ルールを参照されたい。こちらでは、画像通信の使用方法のリンクやD-STAR QSO PARTY専用のログシートなども掲載されている。
主催
アイコム株式会社、およびIcom America Inc.
後援
一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)
開催日時
2025年12月27日0000UTC~2026年1月5日2359UTC
(日本時間 2025年12月27日0900JST~2026年1月6日0859JST)
ログ提出期限
2026年1月21日2359UTC
(日本時間 2026年1月22日0859JST)
結果発表
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