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What a tasty time! ~グルメYLたちのGirl'sトーク♥~

第6回 初めてのQSOの思い出 with グリーンのアクアパッツァ

取材協力 Genji

場所は大阪府の高級住宅街・帝塚山近郊、“チンチン電車(ちん電)”の愛称で知られる阪堺電車阪堺線「塚西」停留所のすぐ目の前にあります。木のぬくもりに包まれた落ちついた雰囲気の店内では、和・洋・中の多種多様なお料理を楽しむことができます。提供されるお料理はすべて食材からこだわった手作りの逸品です。『Genji』は有名人が数多く訪れる超人気店です。お食事の際は予約を取られることをオススメします!

Genji
大阪市西成区玉出東2-14-4 GRACE帝塚山1F
TEL:06-6656-9559
http://www.genji-1994.com/
(営業時間などは上記URLでご確認下さい)

厳しい寒さは少しずつ和らぎ、日ごとに暖かさを感じられるようになってきました。春の訪れを感じると、桜の開花が待ち遠しくなりますね。
さて、今回の女子会はリーダー・Masacoさん、ゲストにはエリーとミーが参加です!

「もうすぐ春ですね」
M「春といえば桜、桜といえばお花見!」
「みんなでお花見に行きたいですね~♪」
M「桜の開花にはまだちょっと早いけど・・・・・・今回は『春を感じるお料理』をリクエストさせてもらったよ! どんなお料理か今から楽しみだね♪」

Genjiに着くまでの間に、すでにガールズトークは大盛り上がりです。今回も楽しい女子会になること間違いなし!


鮮やかなグリーンで春の彩り メバルのアクアパッツァ

「アクアパッツァとは、トマトやオリーブオイルを加えた水でお魚を煮たイタリアのお料理です。普通のスープはトマトの色が溶け込んだ半透明なのですが、春を感じられるお料理ということで、ほうれん草や菊菜などのお野菜でグリーンの色を出しています。ちょっと珍しいグリーンのアクアパッツァとなっています。
お野菜には、菜の花、えんどう豆、いんげん豆、アスパラ、たけのこなどの春野菜をつかっています。お花も全部食べる事ができます。ホウセンカやスミレ、赤い葉っぱはアマランサス、緑色の葉っぱはソレルというハーブです。
お魚はメバルを使っています。メバルは春先と秋が旬の魚です。黒いメバルは冬にも獲れるのですが、赤メバルは春にしか出てこない食材です」

(料理長 岩田様)

M「すご~い!!! お花畑や~♡♡♡」
「(爆笑) ひ、彦摩呂がいる~!」
M「ビックリしすぎて、彦摩呂が降りてきた(笑)」
「スミレを食べるとか、めっちゃオシャレじゃないですか? 女子力があがりそう!」
M「お家のベランダにあるスミレ※1って食べられるんや、みたいな(笑)」

Mエミ「いただきまーす!」

「ん~、おいしい~♡」
「わ、黄色のお花がシャキシャキしてます! 不思議~! 春って感じがしますね」
「やっぱりトマトってアクセントになる味がするね」

M「Genjiさんは素材のひとつひとつがすごくおいしいよね」
「丁寧に作られているんだなって分かりますよね」

M「たけのこがね、前回もだけど、めっちゃおいしいの! シャキシャキで、味がしっかりしていて」

「これ絶対ワインに合うと思うな。ワインあんまり飲んだことないけど(笑)」
「そうですね、オトナの味がします!」
「スープに旨味がぎゅっとつまってるね」
「無限に食べられそうです」
M「う~ん、この味を表現したいんだけど、私のボキャブラリーじゃ難しい(泣)」

「メバル自体が、あっさりめというか、淡泊な味ですね」
M「たぶん、メバルのあっさりさとスープの濃厚さが合うんだろうね」
「ちなみに、焼き魚より煮魚の方がおなかにはやさしいそうですよ。しっかり火がとおっていて、消化されやすいから」

(パンをおいしそうにいただく彼女たち)
「パンの感想はめっちゃ言いやすいのに~(笑)」
M「たぶん比べる対象があるからだろうね。アクアパッツァはそんなには食べないから(笑)」
「私、初めて会いましたもん、この(アクアパッツァの)味!」

「やっぱり日本のお料理っておいしいな」
M「エリーはカナダ※2に留学していたそうだけど、お料理はおいしかった?」 
「味はおいしいんですけど、種類が少なくって。 私がよく食べたのは、シンプルに焼いた肉とか、あとは、ハンバーガー、ホットドッグ、ピザ、フライドチキン、ポテトのローテーションでしたね。『昨日はピザを食べたから今日はハンバーガーね』みたいな」
M「それはホストファミリーがそういう性格だったから、じゃなくて?」
「私の知る限り、だいたいみんなそんな感じでした。こだわって作る人はたぶん少ないんじゃないかな? だからホントに日本のお料理って健康のことを考えてちゃんと作られてるなぁって思います」
「日本人の、特に女性は、お料理ができないとスペックが低いって思われちゃいますもんね」
「向こうの人はコストコ(Costco)みたいなところで大量に買いだめして、レンジでチンだったよ」
M「そういうのに入ってる野菜って、野菜とは言えないよねぇ」
「向こうで私が食べた野菜といったら、冷凍のグリーンピースでした(笑) だからみんな食材の旬とかもきっと知らないし」
M「日本人でよかった・・・・・・!」

「今日は初心者ハムのミーちゃんに、初めてのQSOの感想を聞きたいなって思ってたんだけど、ミーちゃんの初QSOって確か――」
「別荘※3でやった時が初めてです。楽しかったです!」
「初めての時はどんな話をしたか覚えてる?」
M「あの時はコンテストだったから、自由には話してなかったよね」
「もしなんでもお話してもいいんだったら、女の人とファッションの話とかしたいですね。『最近流行りのベルベットネイルって知ってる?』みたいな」
M「何それ?!」
「粉みたいなのを使うんです。触った感じがふわふわなんですよ!」
「ネイル※4なのに?」 
「そうなんです! だからお風呂入る時はどうするんだろうって!(笑)」

「それを電波の上で話したら、他の人もきっとワッチしていて――」
「おっちゃんは『???』ってなるかもですね(笑)」
M「『ベルベットって何や?』『何の暗号や?』って思われそう!」
「『電波法で暗号を使うのは禁止されています』って怒られちゃうかも(笑)」
Mミ「(笑)」
「そういう話を楽しくできたら、若い女の子も集まってくるんじゃないかなって思います」

「最初交信した時は緊張しなかった?」
「緊張もありましたけど、同じくらい楽しさもありました!」
「楽しめたんだ! 私は最初の交信の時はひたすら緊張したな~。PTTボタンを押すのも緊張しちゃって、途中で指がぱって離れちゃって途切れたりとか、会話の頭が切れたりとか」

「そういえばあーちゃんやサミー※5や私は、最初の頃の練習はけっこうスパルタだったなぁ」
M「そうなんだ!」
「これはあーちゃんから聞いた話なんですけど。あーちゃんは何人かのベテランハムの人に練習相手になってもらったらしくて、初めの練習相手の人が一度で長めに話す方だったから、『長めに楽しく会話するのがいいんだ!』と思ったそうです。その調子で次の人と交信したら『用件を短くはっきり言いなさい』って注意されたらしいです(笑)」
Mミ「え~?!(笑)」
「『くどくどと長いのはいけません』って言われて『ええぇ・・・・・・(泣)』ってなったって (笑) それでよけい緊張しちゃって、何を話せばいいのか分からなくなったって言ってました」

「私が初めての時は、会社の先輩に『そこに座りなさい』って言われて、対面で交信の練習をしました。その時は緊張してもう・・・・・・」
「何かの試験みたいですね(笑)」
「でも、そうやって直接教えてくれるOMさんがいたことは、すごく良かったなって思うんです。Masacoさんはどうでしたか?」

M「私はKANHAMだったと思う。ふつうに遊びに行った時に『実は免許を取りました!』って言ったら、周りの人が『え~?!』って驚いてた(笑) でもその時は自分のコールサインも言えない状態だったんだけど。JARL関西地方本部の方々がみんな集まってきてくれて、横からぜ~んぶ教えてくれた!」
エミ「やさし~!」
「そういえば、一番最初はD-STAR機だったんですけど、D-STARは相手のコールサインがディスプレイに表示されるじゃないですか。それにも関わらず必死に聞き取ろうとして、でも全然聞き取れなくって。あれから年月が経って、我ながら成長したなって思います」

今回もペロリと完食です。YLハムとして少しずつ成長している彼女たち。これからも応援をよろしくお願いします。

※今回ご用意いただいたお料理は期間限定メニューです。ご所望の場合は予めお店にお問い合わせください。

次回は4月17日です。お楽しみに♪

※1 スミレは食べられる花の1つです。
※2 エリーはカナダに留学経験があります。連載記事『無線ガールあーちゃん奮闘記』第7話前編では、ハムフェア会場にて外国人ハムと交流。
※3 連載記事『FB Girlsが行く!! ~元気娘がアマチュア無線を体験~』第3話より、FB Girlsが「第46回XPO記念コンテスト」に参加するために宿泊したアンテナタワーつきの別荘。
※4 ネイル(マニキュア)は通常ツルツルピカピカしています。
※5 エリーやあーちゃんのYLハム友達。連載記事『3人娘アマチュア無線チャレンジ物語』や『無線ガールあーちゃん奮闘記』で活躍。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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