2015年8月号
ニュース
情報通信研究機構(NICT)の記念局8N100ICT/3
7月25日(土)、神戸市西区にある国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所の施設一般公開に合わせ、同施設内から、平磯無線(逓信省電気試験所平磯出張所)創立100周年/標準電波JJY開局75周年/情報通信研究機構(NICT)国立研究開発法人化の3つを記念する記念局「8N100ICT/3」の公開運用が行われた。
さらに、翌7月26日(日)には、明石市にある明石市立天文科学館に場所を移して公開運用が行われた。この日の運用は、一般国民向けに標準電波JJYの発射が開始されて今年で75年になる節目をPRするために、東経135度の日本標準時子午線上に建つ同館から行われたもので、標準電波の役割及び歴史に関するポスター展示も合わせて行われた。
8N100ICT/3の公開運用が行われた明石市立天文科学館
今回の運用で使用されたアンテナ群。奥手に淡路島が見える。
記念局の運用は同科学館4Fにあるキッズルームの横で行われたため、多くの親子連れの見学があり、記念スタンプを押したPRチラシは、多くの子供達が持ち帰った。なお、記念局スタッフによる運用、ゲストオペによる運用を合わせ、2日間で200局弱との交信を達成、JJY開局75周年などを全国にPRできた。
高校生OP JP3JCUによるゲストオペレーション
標準電波の役割及び歴史に関するポスター展示
この8N100ICTは2014年12月1日から2015年11月30日の1年間限定で、NICTにゆかりのある全国各地からの運用が行われている。今後の運用予定地は下記URLをご参照いただきたい。
http://hp.jpn.org/JR1YPU/8n100ict.html