2015年8月号
ニュース
「東海ハムの祭典2015」開催、東海4県や他エリアから1,100名が参加
7月12日(日)、JARL東海地方本部主催の「東海ハムの祭典2015」が愛知県日進市の日進市民会館で開催された。梅雨明けを思わせる好天と猛暑の中、東海4県をはじめ各エリアから集まった1,100名の来場者で賑わった。
「東海ハムの祭典2015」で挨拶する、JARL東海地方本部長の木村時政氏(JA2HDE)
「東海ハムの祭典」は昭和43年、当時のJARL東海支部が主催する「東海支部ハムの祭典」がルーツとなる歴史あるアマチュア無線イベントだ。その後JARLに各県支部制が導入されたことからJARL愛知県支部に引き継がれ、昨年まで通算46回開催されてきた。
JARL会長の山之内俊彦氏(JA7AIW)、JARD会長の有坂芳雄氏(JA1HQG)らによるテープカット
今年からJARL東海地方本部の主催となり、パワーアップした「東海ハムの祭典2015」は、JARL会長の山之内俊彦氏(JA7AIW)、JARD会長の有坂芳雄氏(JA1HQG)らによるテープカットで開幕。ジャンク市やメーカー・販売店の展示のほか、特別記念局8N2AIの運用、親子電子工作教室、LED体験教室、東海QSOコンテスト受賞式、小型サッカーロボット実演、歌手のMasacoさん(JH1CBX)やシャンソン歌手の青木小夜子さん(JJ3WWS)のコンサートなど、、盛りだくさんの内容となった。
アイコムのブースにはIC-7851やD-STAR機器などが展示
会場内で行われたジャンク市は大盛況
親子電子工作教室の模様
小型サッカーロボットの実演には子供たちも興奮
さらに会場では、「東海地方における防災への取り組み」と題したパネルディスカッションや、D-STARの画像伝送システムを防災に応用することをテーマとした講演、総務省東海総合通信局による不法無線探索車(DEURAS-M)の展示も行われて注目された。
D-STARの画像伝送システムを防災に応用することをテーマとした講演
総務省東海総合通信局による不法無線探索車(DEURAS-M)の展示
お楽しみ抽選会は座席がギッシリと埋め尽くされた
なお、来年の「東海ハムの祭典2016」は、2016年7月10日(日)に、今年と同じ愛知県日進市の日進市民会館で開催される予定だ。