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無線をせんとや生まれけむ。

第七話 BCLラジオを愛でる(ソニー編)

無線(CQ)をせんとや生まれけむ。
短波(ラジオ)聞かんとや生まれけん。
呼ぶ、かの局の信号(こえ)聞けば
我が身さえこそゆるがるれ。

JF3SFU 永野正和

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

梅雨ですねぇ。アンテナ工事をゴソゴソやろうにも雨降りで屋根に上がれず、かといって、自粛が解除されたとはいえ、遠出や、飲みに出かける気にもなれず、シャックにこもって、無線三昧、ラジオ三昧です。(それは、それで、楽しいので、無問題!)

BCL(無線)との出会いは73年ですから、かれこれ45年以上になります。深夜放送をコソコソ聞いていたのは、さらにその前ですので、思えば、遠くに来たもんだという感じの今日この頃です。興味の中心はその時々で色々なところに移ろいましたが、しかし、ラジオだけはいつもそばにあったように思います。

最近の巣ごもりの中、家の大掃除=断捨離で、ずいぶん所蔵のラジオや受信機を処分したのですが、まだ部屋や押し入れに短波ラジオがごろごろしています。今月は、これらのラジオ達の中からソニーの短波ラジオについて、受信性能だけではなく、様々なことを「ゆるゆると」、お話ししたいと思います。

しかし、これだけいっぱいラジオがありますと、「BCL」が好きなのか「ラジオ(受信機)」が好きなのか、わからなくなります。今回、このお話しをするために、ラジオ達をいじくっているのですが、それは、それは、至福の時間です。(FB NEWS編集部の皆さんありがとうございます。)それにしても、早く梅雨が明けないかなぁ。

むかし話とソニーの印象

ソニーは先進的で新しいことにチャレンジする会社のイメージがありました。最近の10年程は、その前と比較して、少し普通の会社になってしまったように思います。古くは、世界初の技術をいくつも使ったテレビ、ビデオやオーディオ機器。それから、ラジオ好きとして忘れてはいけない、世界初のトランジスタラジオや、世界で最初にICを使い、世界最小として発売されたICR-100などは、今でも欲しいと思える製品です。このあたりのソニーの躍進はシビれますね。製品のスペックだけではなく意匠デザインについてもこのあたりから、随分垢抜けしていった感じがします。

これらを生み出した技術者やデザイナーの魂が後のスカイセンサーなど、一連の短波ラジオなどにも受け継がれているのだろうなと思います。ともあれ、技術で禄を食む者のハシクレとして、この時代の製品開発をされていた諸先輩は尊敬できる方が本当に沢山おられます。

本題に入る前に、もう少しだけ、、、(じぃは、しつこいと言わずに。)私がBCLを始めたころ、通っていた中学校のBCL仲間はスカイセンサーICF-5500やICF-5800を持っていました。思い起こせば、本格的なBCL用受信機は、このスカイセンサーICF-5800からです。本格的なBCLラジオが欲しくて仕方ない私も、この5800を意識するのですが、友人と同じ受信機を持っていても面白くないという気持ちもあり、ここはラジオではなく、「通信型受信機」の体裁で、筐体が大きく、操作しているフィーリングのあるものが良いなぁと、お年玉で、月刊誌「ラジオの製作」に広告の出ていた、ユニカ興業(でっ、でたぁ。)のUR-2Aという受信機を買いました。このようなことを書いていましたら、セピア色の写真が出てきました。

真ん中が、「痛心型受信機」UR-2Aです。(ほんとにまぁ、この受信機といったら。。)写真のハシに75とあり、こたつがありますからたぶん75年の1-2月の頃だと思います。


1975年頃の自室 (勉強している風情なし。)

このUR-2Aは、FETとトランジスタで構成される高一中二シングルスーパーの受信機で、下は中波から、上は30MHzまで受信できるとあるのですが、実用になるのは25mバンド(11600kHz-12100kHz)までで、その上の周波数はほとんど聞こえませんでした。

もうちょっと聞こえても良さそうなものでしたが、とにかくダメでした。そりゃー、アンテナが悪かろうよ!というお声も聞こえそうですが、そうでもなくて、まぁ、そのような性能の受信機だったのでしょう。あまりの感度の悪さに、どこかが悪いに違いないと修理点検をメーカに依頼するも特に問題なしの回答で、しかたなく、1年間ぐっと我慢し、スカイセンサー5800ではなくクーガ115を買い聞き比べました。

すると、25mバンドの上、19mバンド(15030kHz-15800kHz)やさらにその上まで、ロッドアンテナでも圧倒的にクーガ115の方が良く聞こえますし、おまけに音も良い。「去年お年玉をはたいて買ったUR-2Aはなんだったんだ?」と茫然とするBCL小僧です。結局、74年のお年玉でUR-2Aを買い、75年のお年玉で、クーガ115を買っているんですね。現在の行動パターンも中学生の頃のそれとあまり変わらないです。

お話しが脱線しました。そのようなことで、中学生のBCL小僧はスカイセンサーにいくと思いきや、UR-2Aに遠回りし、結局、クーガ115に行き着きます。ソニー製短波ラジオとのおつきあいは、このようなことがあった、まだずっとあと、1990年、香港の街角で電気屋のおばちゃんにそそのかされて買った、ICF-SW7600Gからスタートします。

ICF-SW7600G

ICF-SW7600Gを愛でる
ブラックでシンプルな外観で、ソニーらしいですね。1990年購入ですので、もう30年も前の製品ですが、何の問題もなく動作します。ハードウェアの品質の高さは、例えば、とるに足らない電池ボックスの中のバネコンタクト部品などを見ればわかるように思います。どうですサビ一つ浮いていません。


機械的には本当に丈夫です。付属していた薄い専用ケースに入れてスーツケースに放り込み、もう数えきれないほど海外出張を共にしていますが、ノー・トラブルです。(最近の出張は、かえのきく中国製のラジオを持って行くことが多くなりました。)

7600Gはボリュームにガリもなく、またスイッチの接点不良などもありませんので、気持ちよく使えます。ソニータイマー(失礼!ソニーさん)なんて言う言葉がありますが、ソニーに限らず、この時代の日本製の家電製品って壊れませんよね。

さて、機能的な特長といえば、何といっても優秀な同期検波が付いていることです。上側波帯と下側波帯の選択を側面のスイッチで行えますので、上からの混信でも下からの混信でも、近接する放送周波数の混信から逃げることが出来ます。また、この同期検波は一旦ロックすると電波をつかみ続けてくれます。中国製の高級短波ラジオにも同期検波を搭載しているモデルがありますが、ここまで優秀な同期検波にはまだ出会ったことがありません。

おまけにSSB受信モードを搭載していますので、アマチュア無線の交信も聴くことができます。SSBモードでファインチューニングダイヤルを使い、ゼロビート受信を行うことで、SSBモードの狭域フィルタを使った状態で放送の受信も可能です。また、USB/LSBのモードを切り替えることで、同期検波同様に混信から逃げることができます。

30年前のラジオですのでコストのこともあり、仕方ないのかもしれませんが、メモリーが10チャンネルしかないのがちょっと不便です。それから、受信周波数の選択はボタン式でダイヤルはありません。ラジオとして気にしたい受信音質ですが、やや硬質で、高域が強調されていますが、これは好みの別れるところです。了解度は高いと思います。音質調整は、NEWSとMUSICがあり、MUSICを選択すると更にエッジの効いた音質になります。私は、低音が豊かに出る方が好みなのですが。。。


筐体左側(左の写真):
上から、外部アンテナ入力端子、感度スイッチ(DX/LOCAL)、ラインアウト端子、ヘッドフォン出力端子、AC/DCアダプタ入力端子。

筐体右側(右の写真):
上から、SSB受信用ファインチューニングダイヤル、SSB/同期検波の側波帯選択スイッチ、受信モード(AM/同期検波/SSB)選択スイッチ、音質(NEWS/MUSIC)選択スイッチ、AFボリューム。


R.Japan NHK国際放送(日本語放送)を15195kHzで受信中

ICF-SW7600Gあれこれ
2008年8月に亡くなられた"BCLの神様"こと放送評論家の山田耕嗣さんの最後の愛機だとご本人からお聞きしました。お亡くなりになる1-2年前に東京で飲食の機会があり、同じテーブルでお話しをさせていただきましたときに、「ボクなんて最近はこれだけだよ。」といいながら、ボディーのへっこんだ同ラジオをお出しになり「いろんなラジオが家にあるけど、結局これ! がっはっは。」と笑っておられたことを思い出しました。

そんなお話をお聞きしてから随分と時が経ちました。1970年代から、お亡くなりになるまでの間、「ラジオの製作」や、日本短波クラブの会報で精力的に執筆をなさり、その間に「BCLマニュアル」や、「新BCLマニュアル」を執筆なさいました。私を含む、この頃にBCLを始めた世代はほぼ全員が山田耕嗣さんの著作、著書に触れているのではないかと思います。そして、ソニーは2002年に発売のICF-7600GRを最後にワールドバンド短波ラジオ市場から撤退しました。本当に残念です。

ICF-SW7600GR


ICF-SW7600GRを愛でる
7600Gはブラックボディーでしたが、こちらはシルバーメタリックのボディーカラーで、少し高級感があります。7600GRに搭載されている機能の多くは7600Gからの継承/改良といえます。7600Gで少ないと思っていたメモリーは10ページに増設され、それぞれのページに10チャンネルのメモリーが準備されていて、合計100チャンネルをメモリーできるようになりました。また、ワールドラジオらしく世界時計の機能を装備しています。同期検波は相変わらず大変優秀です。7600Gとの差はわかりません。

また、新たにボリュームによるアッテネータが装備されましたので、中波の受信などで威力を発揮すると思います。気になる受信音質ですが、7600Gより更に高域に振っている感じがします。音の豊かさより、明瞭、クリアな音域を選択したのかもしれません。サウンド自体は極めて了解度の高いチューニングですが、私はもう少し低音が出てくれるとうれしいなぁと思います。


筐体左側(左の写真):
上から、外部アンテナ入力端子、ボリューム式無段階アッテネータ(DX/LOCAL)、アッテネータスイッチ、ラインアウト端子、ヘッドフォン出力端子、AC/DCアダプタ入力端子。

筐体右側(右の写真):
上から、SSB受信用ファインチューニングダイヤル、SSB/同期検波の側波帯選択スイッチ、受信モード(AM/同期検波/SSB)選択スイッチ、音質(NEWS/MUSIC)選択スイッチ、AFボリューム。


KLNS/アラスカ ロシア語プログラムを9695kHzで受信中

ICF-SW7600GRあれこれ
現有のものは2代目で、初代の7600GRは2002年の発売後、すぐに購入したのですが、この初代機は購入して5年程で壊れてしまいました。しばらくは、7600Gでいいやと、気にせずにいたのですが、2018年3月に製造中止という報を聞き、あわてて再購入しました。

ICF-SW7600シリーズは、Gあるいはその前のD/DAと一時代を築いた名機の系譜です。ソニー製と前述していますが、多くのソニーブランドのラジオ製品は十和田オーディオ株式会社で作られています。

このICF-SW7600GRは、Gと共に、今なお、第一級のBCLラジオで、まだしばらくはベンチマーク機だと思います。もう新品での入手はかなわないのですが、程度の良い中古品があれば、是非もう一台欲しいなと考えています。

ICF-2010/ICF-2001D

ICF-2010を愛でる
1985年に発売された国産最高峰のBCLラジオの1台だと思います。国内向けには、ICF-2001Dという型番で、また、輸出用モデルとしてICF-2010という型番で販売されていました。Voice of Japanというサブネームを持ち、ICF-2001の後継機種として発売されたモデルです。

マニュアルチューニングダイヤルで受信周波数を調整することで、上側波/下側波の選択が可能な同期検モードを装備しており、直観的な操作性において、また、デスクにおいてBCLを楽しむというシーンを想定すると、前述の7600シリーズのよりも使いやすい設計になっていると思います。受信周波数(表示周波数)の解像度は100Hzで微妙なチューニングを行うことができます。

前面はプッシュボタンだらけなのですが、わかりやすく配置されています。またスイッチの接点不良もなく、エンコーダ式のチューニングダイヤルもスムーズです。(あれれ、オークションの商品説明のようになってしまいました。すみません。)受信音質は、NEWS/LOW/HIGHの3種類をスイッチで選択できます。筐体が大きいせいか、まずまずの良い音です。音の輪郭がしっかりしており、短波受信向きに調整された音質だと思います。

10個の赤色LEDでSメータが構成されていますので、受信状況の把握が簡単にできます。このラジオはBCL実践向けとして本当にうまく設計されており、国産はもとより海外製も含めこの製品に対抗できる現行のモデルはないのではないかと思います。


筐体左側(左の写真):
上から、外部アンテナ入力端子(中波・短波)/(エアバンド・FM)、アッテネータスイッチ(DX/LOCAL)、ラインアウト端子、ヘッドフォン出力端子、AC/DCアダプタ入力端子、主電源スイッチ。

筐体右側(右の写真):
上から、マニュアルチューニングノブ、RFゲインコントロール、音質(NEWS/LOW/HIGH)選択スイッチ。


R.AZADI/クウェート中継 15090kHz 弱い信号ですがしっかり同期検波受信中

ICF-2001Dあれこれ
BCLラジオとしては最高の部類です。私が所有している筐体は、輸出用のモデルです。国内での販売が終了し、入手困難となった、1999年に米国から個人輸入しました。

当時、NiftyのRadioフォーラムで絶大なる評価を勝ち取ったスーパーラジオです。2001年にJRC NRD-545がやってくるまでは、私のラジオ部屋の机の真ん中にいました。機能満載、性能も全く申し分ないのですが、筐体がどうもチープです。なんと言いますか、筐体自体の剛性が少々足らず、「華奢(きゃしゃ)」な印象です。

ICF-SW55

ICF-SW55を愛でる
2000年に新品同様品として入手しました。A5サイズですが、重いです。どうしてこれほど重いのか良く解りませんが、このモデルの特長であるダクトスピーカのホーンのためかもしれません。

今までのソニーのBCLラジオとはちょっと趣が異なります。ジョグダイヤルとボダンによる周波数設定の他、Page0からPage25までにそれぞれ5つメモリーが割り振られ、メモリーの合計は125チャンネル、それぞれのページにラベルを書き込むことができます。世界地図とワールドタイム時間が連動していて面白いビジュアルで、取説なしでもすぐに使えます。

この機体もスイッチのチャタリングやボリュームのガリもなく快調に動作します。筐体の前面に配置されている周波数設定のためのジョグダイヤルの動きはスムーズでとても使いやすい設計です。7600シリーズや2001Dの様に同期検波は付いていませんが、Wide/Narrowのフィルタ選択とSSB受信モードでのUSB/LSB選択が出来ますので、隣接チャンネルからの混信にも対応できそうです。受信音ですが、今までのラジオより数段良い音がします。それから、FMバンドの感度がとても良いように思います。

このラジオは本当に凝った作りです。大型の液晶パネルは操作を助けてくれます。また、ロッドアンテナは筐体内に横から収めることができ、前述の大型液晶パネル、ダクトスピーカ、わかりやすいボタンのレイアウト、ジョグダイヤルなど、とても機能的です。この機種も新品購入はできないですし、入手手段としてはネットオークションなどだけだと思うのですが、ICF-2001D同様、程度の良いものはなかなかでてきません。

ICF-SW55は先にご紹介しました3機種とは少し趣の異なるスタイリッシュなBCLラジオです。短波や中波受信だけでなく、EスポシーズンにはFM-DXなども良い音で楽しみたい人に良いのではないかと思います。


筐体左側(左の写真):
上から、感度スイッチ(DX/LOCAL)、外部アンテナ入力端子、ラインアウトリモート端子、ラインアウト端子、ヘッドフォン出力端子、AC/DCアダプタ入力端子。

筐体右側(右の写真):
上から、FM用モノラル/ステレオ切り替えスイッチ、音質(NEWS/NORMAL/MUSIC)選択スイッチ、AFボリューム。


ちょっと良い感じのアンテナ収納


豊かなサウンドを提供するダクト型スピーカーと見やすい液晶画面


R.New Zealand International 5945kHzを受信中。現地ポップスが心地よい。

ICF-SW55あれこれ
手に入れたのは、2000年です。日記を見ますと、「音の良さと外観にホレボレ。海外出張用2番手ラジオとして新同品を入手。FMの音の良さと感度の良さに感動。ただし、信じられぬ大飯食らいで、電池がすぐになくなる。また、サイズの割に重く、この2点で出張用としては不向き。」とあり、その後、ラップされ冬眠に入った様子です。今回、久しぶりに引っ張り出し、音の良さを再認識しました。しばらく、寝ラジオとして使うことにします。

「ラジオ」としては、このモデルが一番しっかりした作りで、基礎体力があるように思います。ひょっとすると「ラジオ」では一番好きかもしれません。サイズといい、縦x横x高さの比率といい、重量から操作性まで、すべで「ハナマル」です。

まとめ

今から20年の昔、ソニーはとても良いBCLラジオを設計し販売していました。ソニーだけではありません。BCLブームの初期には、三菱はジーガムシリーズを、三洋はパルサーシリーズを、日立はサージラムシリーズを販売していました。松下(現パナソニック)からはワールドボーイに始まりクーガシリーズ、プロシードシリーズ、みんなが驚いた超高級100万円ラジオのRF-9000が登場しました。手の届く高性能ラジオ、プロシードB30が発売されたのは、1980年代の半ばから後半で、「あの凄かったBCLブーム」の終焉、黄昏の頃ではなかったかと思います。そして、そのブームのしんがりを務めたのは、ソニーと松下であったと思います。

しかし、なんです。この歳になって尚BCLラジオには魅かれるものがあります。まだロマンなんて言葉すら知らなかったあの頃、今回ご紹介したBCLラジオの、さらに、1世代、いや2世代前のBCLラジオで放送を聴き、世界の広さを少し知ることのできた感動や、海外からやってくる手紙や、ベリカードなどに強烈にワクワクしたという思いが残っていて、それがBCLラジオに転写されているのかもしれません。


あの頃のBCLラジオ(のフィギュア)

アマチュア無線的には、いまあるHFのトランシーバーで、短波放送を聴くことはできるわけですが、もっと手軽で気楽に中波や短波放送を聴くことはできないか?と思われる方もけっこうおられるのではないかと思います。しかし残念なことに、リーズナブルな日本メーカー製の短波ラジオは販売されていません。残っているのは、中国製と台湾製です。来月は、今買うことが出来る、短波ラジオのご紹介を主軸にお話しさせていただきたいと思います。

さてさて、世の中は、新型コロナ感染症の防疫のための自粛が解除されつつありますが、まだまだ油断は禁物です。お互いに気を付けて過ごしましょう。

おまけ

来月は、こんな短波ラジオも紹介しますよ。
どうですか。小さいでしょう? どれくらい小さいか、パドルを横に、下にICF-SW55を置いてみました。ICF-SW55がA5サイズですので、A7より少し大きいくらいでしょうか? これで、テンキーが付いてオールバンドのBCLラジオです。ああ、恐るべし!

では、来月までごきげんよう。73&88.Stay Safe。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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