Masacoのうたのせかい
2025年10月15日掲載
私の仕事の軸は、いつも「目の前にいる人を大事にする」「目の前にあることを丁寧に大事に取り組む」。本番だけじゃなく、日々の打ち合わせや準備のときも、ずっとこの気持ちを心の真ん中に置きながら、積み重ねています。
芸能の世界で個人で活動していくのは、時に厳しい時もあります。大きな事務所や組織の後ろ盾がないと、「無謀だね」と言われることもあります。でも、表向きは一人に見えても、実際はたくさんの方がその場その場で支えてくださっていて・・・ スタッフや共演者、応援してくださる皆さんとの信頼関係を少しづつ少しづつ築いて、今の活動が成り立っています。
人生、一人じゃ生きていけないですね。周りを見渡すと、感謝の気持ちでいっぱいになります♪
以前お世話になっていた事務所の社長が突然、極楽浄土へ旅立たれたときは、正直、これからどうしよう・・・ と立ち止まった時期もありました。でも、心の底から湧き上がる「歌が大好き」という気持ちと、社長からの「日本語を大事にストレートで語りかける歌声は、必ず受け入れられる時がくる。あきらめず、背伸びせず、ただひたすらに熱い思いを持って続けていけば、Masacoという道はできていくから信じて」という言葉が、私の背中をぐっと押してくれました。心に寄り添う歌を届けたい、日々の生活の中でそれぞれが抱える感情を、歌を通して私も同じ思いの中にいるよ♪と伝えていきたいです。
私は私ですが、どこかで「Masaco」という商品として見ている自分がいます。歌を基盤に、ナレーションのお仕事や、アマチュア無線のイベント・企画、そして私を通していただくさまざまなお仕事。それぞれ内容が違うので、打ち合わせや準備、現場対応など、毎日「今日は何から片付けよう〜!」と自分と会話しながら動いています。急なご依頼をいただくこともあり、臨機応変さは欠かせません。たった一度の出会いが、次のご縁や新しいお仕事に繋がることもあるので、やっぱりフットワークの軽さって大事だなぁって感じながら、私もまだまだ・・・ 柔軟に対応できるよう日々心がけています♪ そしてお声をかけていただけることに感謝しながら、これからも誠実に向き合っていこうと・・・。
そして、11月9日(日)は! いよいよ2年ぶりの「兵庫県明石市・子午線ホールふるさとコンサート」。毎年開催とはいかず、気づけば2年が経ってしまいました。この間に、もう会えなくなってしまった方もいて・・・ 歌を届けるということの意味を、今まで以上に強く感じています。「楽しい思い出は一つでも多く、悔いは一つでも少なく」。このコンサートは、応援してくださる皆さんと一緒に作り上げる“ふるさとコンサート”。直接声をかけてくださったり、周りに広めてくださったり、そういった皆さんの力や心があってこそ。各方面で活躍されている素晴らしいミュージシャンが東京から駆けつけてくれますので、生演奏とその日限りのひと時をその目で、耳で♪ ぜひ! お越しくださいね!
キーボード: 高藤大樹/ギター: 山口和也
バイオリン:菅野朝子/パーカッション: 福長雅夫
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