コンテストインフォメーション
2026年4月1日掲載
3月13~16日の予定で八丈島(JCG.10006)への移動運用を予定しておりましたが、現地荒天のため船が欠航となり、やむなく中止しました。全く報道されませんでしたが、現地では被害が出るほどの強風だったそうです。また、リベンジを狙い3月後半の実施を模索しましたが、連休や「フリージアまつり」と重なり予約を取ることができませんでした。4月以降の実行を狙いたいと思います。
今回はJARL100周年記念コンテストについて紹介し、4月に開催されるコンテストのうちいくつかを紹介いたします。なお、今後開催されるコンテストについては規約が変更となる可能性がございます。参加される際は主催者が発表する最新の規約をご確認ください。
2026年に日本アマチュア無線連盟が創立100周年を、そして2027年に日本で最初のアマチュア無線局と言われている局の開設から100年を迎えます。これを記念し、JARLは様々な記念イベントを予定しています。コンテストに関しては、100周年記念アクティビティコンテストとニューカマー&HAMtteウェルカムQSOパーティが予定されております。また、これを機に従来JARTS(Japanese Amateur Radio Teleprinter Society)が主催してきたJARTS WW RTTY CONTESTがJARL WW RTTYコンテストへ移行されることになりました。
記念コンテスト(JARL100周年記念特別サイト内)
https://100th.jarl.org/pickup/%e8%a8%98%e5%bf%b5%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88/
●100周年記念アクティビティコンテストについて

(JARL100周年記念特別サイトより)
これは単体のコンテストではなく、JARL本部、地方本部、支部が主催するコンテストへの参加数と交信数を競う年間競技です。各コンテストにおける交信数を得点化し、2026年6月から2027年5月までの得点の合計×参加したコンテストの数を総得点とし競います。主催者曰く「草の根レベル」からJARLを盛り上げることを目的とした企画です。
無線歴、コンテスト歴が長い方だと「Domestic Contest Circuit(DCC)」というイベントをご記憶かもしれません。国内コンテストをグレード分けし、参加したコンテストのグレードと順位を基に得点を付与し、年間の総得点を競うというものだったと記憶しております。本コンテストはこのDCCにやや近いイメージのイベントだと筆者は感じております。
総得点は各コンテストにおける交信数を得点換算したものの総計と参加コンテスト数を乗じたものです。交信数の得点換算について、1局交信すれば1点得られる一方、500局以上交信しても7点であり、沢山交信しても大差はつきません。一方、総得点は前述の得点の総計に参加コンテスト数を乗じたものであり、参加コンテスト数の多さが総得点に直結します。例えば、JARL本部主催のコンテスト7つでそれぞれ1,000局以上交信した場合、総得点は(7×7)×7=343点となりますが、毎月2つのコンテストに参加し1交信するだけで(1×24)×24=576点得られ、こちらが高得点となります。詳細はリンク先の規約をご覧ください。
100周年記念アクティビティコンテスト規約
https://100th.jarl.org/_wp/wp-content/uploads/2026/02/46dead7697e54592e8d67ddda071ea42.pdf
なお、記念コンテスト全体の紹介webには戦略として「本部主催6コンテストに全力参加」と「70のコンテストにすべて参加」の2つが例示されております。これらの得点計算は間違いではありませんが、少々誤解を招く表現だと筆者は感じます。総得点は得点×マルチプライヤーですので、前者の総得点は42×6=252点、後者は70×70=4,900点となり、記事の印象以上の大差となります。
●100周年記念アクティビティの攻略法
主催者のwebに記載されている通り、局数はともかくとしてとにかく一つでも多くの対象コンテストに参加することです。対象コンテストは70(主催者webより)あるので、全てに参加すれば最低でも70×70=4,900点得られます。最低の参加数でこれを超えるためには27のコンテストに参加し、そのうち少なくとも25で500局以上交信する必要があります。各コンテストの参加局数を考えると達成は困難と思われます。
また、対象となるコンテストの中にはHFのみのもの、VUHF以上のみのものもあります。VUHF以上のみのコンテストの場合、地理的な事情により交信が困難なこともあるかと思います。ダメ元で交信を狙うか、諦めて不参加とするか、あるいは現地やロケーションの良い場所へ移動し参加するか等、迷う部分、差がつく部分だと思います。
更に、個々のコンテストにおいては総得点ではなく交信数が問われます。よって、とにかく沢山の局と交信すること、シングルバンド部門に参加する場合でも他のバンドで交信数を上積みすることが重要です。
●規約に関する疑問点
規約の詳細を読んでいくと以下のようにいくつか規約に明示されていない疑問点がございます。主催者へ問い合わせておりますので、回答がございましたら紹介したいと思います。
【疑問1】
注意事項①に「ログ提出した各コンテストにおいて有効な交信をカウントすること」との記載があるが、各コンテスト主催者へのログ提出が必須と理解してよいか? また、所謂「チェックログ」のみ提出した場合も交信数や参加数にカウントされると理解してよいか?
【疑問2】
注意事項①に「エントリーした種目以外の交信もカウント可」との記載があるが、これらの交信について各コンテスト主催者へログ(所謂「チェックログ」)を提出することが必須なのか?
【疑問3】
各コンテストにおける審査の結果、失格あるいは有効交信数が減った場合、どのような扱いになるか?
【疑問4】
注意事項②について、ALL JA0 3.5MHzコンテストと同7MHzコンテストのように主催者が「独立したコンテスト」と明示しているコンテストも同一コンテストとして合算し扱うのか?
例年4月最初の週末に開催されています。今回は2026年4月4日(土)20~24時、5日(日)06~12時に開催されます。長崎県外にて運用する局は長崎県内で運用する局との交信のみ有効なコンテストです。特徴や注意点を列挙します。
種目はHFマルチバンドとVUHFマルチバンドの2つです。オールバンド部門はありません。
HFマルチバンドには電信、電話、電信電話の3部門がありますが、電話部門にエントリーできるのは電力(出力だと思われます)10Wまでです。これを超える場合は電信電話部門になります。VUHFマルチバンドには電話部門しかありません。電信での交信は無効となります。なお、HFとは異なり電力の制限はありません。規約を見る限り、同一局が複数部門・種目へエントリーすることは禁止されていないようです。気になる方は主催者へお尋ねください。
なお、私の環境ではJARL長崎県支部webのコンテンツの一部を開くことができませんでした。念のため、コンテスト規約のURLを掲載します。
2026年長崎県コンテスト規約
https://www.jarl.com/nagasaki/nstest/2026ntst.pdf
昨年、規約の変更が行われました。今回は特に変更はないと思いますが、原稿を書いている時点で2026年(第68回)の規約がwebに掲載されておりません。参加される皆様には主催者発表の規約をご確認いただくことをお勧めします。
ALL JAコンテスト規約
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/allja_rules.html
コンテストインフォメーション バックナンバー
アマチュア無線関連機関/団体
各総合通信局/総合通信事務所
アマチュア無線機器メーカー(JAIA会員)
©2026 月刊FBニュース編集部 All Rights Reserved.