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2026年8月17日掲載
ここで、無線従事者規則に規定されている1アマ、2アマの試験科目と、日本無線協会が公表している両資格の試験問題、試験時間、出題数と配点・合格点の情報(目の見えない者の試験を除く)を紹介しておこう。なお科目合格はなく、「無線工学」、「法規」の両方とも合格点を取らなくてはならない。
●1アマ国家試験の「無線工学」
・試験科目:
●1アマ国家試験の「法規」
・試験科目:
(1) 電波法及びこれに基づく命令の概要
(2) 通信憲章、通信条約及び無線通信規則の概要
・試験時間: 2時間30分
・出題数: 30問
・配点: 150点
・合格点: 105点
●2アマ国家試験の「無線工学」
・試験科目:
●2アマ国家試験の「法規」
・試験科目:
(1) 電波法及びこれに基づく命令の概要
(2) 通信憲章、通信条約及び無線通信規則の概要
・試験時間: 2時間30分
・出題数: 30問
・配点: 150点
・合格点: 105点

日本無線協会が公表している無線従事者国家試験の試験問題数と試験時間より(目の見えない者を除く)

日本無線協会が公表している無線従事者国家試験の配点・合格点より(目の見えない者を除く)
最後に1アマ、2アマ国家試験の合格率を紹介しておこう。総務省の情報通信統計データベースで公表されている直近のデータである令和6年度(2024年4月~2025年3月末)の1アマ、2アマの申請者数、受験者数、合格者数、合格率は次のとおりだ。
●令和6年度1アマ国家試験
・受験申請者数: 1,469名
・受験者数: 1,078名
・合格者数: 335名
・合格率: 31.1%
●令和6年度2アマ国家試験
・受験申請者数: 665名
・受験者数: 508名
・合格者数: 277名
・合格率: 54.5%
これは令和6年度に3回(4月期、8月期、12月期)実施された国家試験のデータを集計したものだが、最近15年間で見てみると、1アマも2アマも国家試験の受験者数は平成24年度(2012年度)をピークに緩やかな減少傾向が続いている。
最近15年間の合格率は、2アマについては平成23年度(2011年度)から50%前後でほぼ横ばいが続いているものの、1アマは平成28年度(2016年度)まで45%程度だったものが、平成29年度(2017年度)以降は30%前後という“難化”状態になっている。日本無線協会のWebサイトにある「試験問題と解答」コーナーでは、過去3回分の試験問題と正答をPDFで見ることができるので、最近の出題傾向を確認した上で試験に臨みたい。

無線従事者国家試験の試験機関である公益財団法人日本無線協会の本部
月刊FB NEWSではMasacoさんが2020年11月号の「Masacoのむせんのせかい」で訪問している
本年令和8年度(2026年度)は、臨時試験と併せて年3回実施される。来年度は具体的なスケジュールはまだ公表されていないが、通常どおりであれば年2回(5月期、11月期)の実施となる。また来年度から受験料の値上げが実施されるため、来年度に受験を計画している場合は注意が必要だ。
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