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特集

「初開催!ARDF新種目スプリントにMasaco&あーちゃんが参戦!」 ~準備編~

月刊FBニュース編集部

従来の種目(クラシック)と新種目(スプリント)の違いを学ぶ

今年の2月、東海大会でARDFデビューを果たしたMasacoさんとあーちゃん。2人が次に選んだのは「2017関西地方本部ARDF競技大会」だった。それには理由がある。

初めてARDF大会に出場すると決まった時、ルールや機器の操作を一から丁寧に教えてくださったのが、奈良育英中学・高等学校情報技術部(JA3YTF)顧問の菊一先生だった。実戦練習では雨の中、一緒に走ってトレーニングしてくださった。なのに、先生には何のお礼もできていない。このことを、2人はずっと気にかけていた。そんな時、思いついたのが「先生が運営スタッフをされている大会に出て、盛り上げる!」ことで、恩返しをしようということだった。

こうして「2017関西地方本部ARDF競技大会」に出場することになったのはいいのだが

Masaco(以下 M)「今度はスプリントという新種目らしいよ」
あーちゃん(以下 あ)「ルールも違うのかなぁ。前回は144MHzだったけど次は3.5MHzらしいし」
M「受信機の操作も忘れたかも」
「大会の前に勉強して、練習しておきたいよね」

M&あ「よし、菊一先生にお願いしよう!!」

恩返しをするどころか、さらに先生に甘えようとする2人。これでは、出場して盛り上げるだけでは、恩返しできそうにない。

2人の希望を先生にお伝えしたところ、今回も快諾していただいた。そして、大会まで2ヶ月を切った8月、ARDFスプリント競技の講義と実践トレーニングを受けるために、Masacoさんとあーちゃんは、またまた奈良育英中学・高等学校を訪れた(前回のトレーニングの様子はこちら)。今回、2人が参加するスプリント競技は、「2017関西地方本部ARDF競技大会」がJARLの規定のもとでの日本国内初の正式開催となる。

午前中はスプリント競技のルールや従来のクラシックとの違いなどを学んだ。スプリント競技の主な特徴は次の通りだ。

●TX(チェックポイント:ターゲットとなる送信機)は10個設置されている。(探索するTXの数はクラスによる)
●第1ループと第2ループに分かれており、その中間にスペクテーターが設置されている。
●TXにはクラシック競技のようなフラッグの設置はなし。赤と白のストライプがペイントされたポールが目印となる。
●各TXの送信時間は12秒間。
●競技時間は60分。
●各グループのスタートは2分毎。


JARL作成のARDFハンドブックより

競技時間が60分と短く、TXの数は10個と多い。つまり、短時間で多くのTXを見つけなければならない。その名の通り、スプリントだ。先生によると「地図を見ている時間はない」とのこと。前回の大会(クラシック)でも「地図やコンパスは、ほとんど使いませんでしたぁ~」という2人なので、この点は特に問題なさそうだ。

種目が違うとはいえ2人にとっては2回目のARDF。ルールや機材など、共通部分も多く、前回より講義を聞く姿にも余裕がある。TXやビーコンといった用語やルールを全く知らなかった前回とは大違いである。最初はTXのモールス信号の音色に戸惑いを見せたものの、符号の聞き分けはマスター済みだ。


目の前のお菓子には目もくれず講義に耳を傾ける真剣な2人


しかし、10分もすると、あーちゃんが我慢できなくなり、お菓子に手を出し(写真左)、ついにはMasacoさんも・・・(写真右)。


スプリント種目(3.5MHz)用の受信機の操作方法を聞くMasacoさんとあーちゃん


ヌル点を見つけるコツがわかり笑顔を見せるMasacoさん

前回とは打って変わって余裕で講義を終えた2人。午後からは平城宮跡での実践トレーニングだ。「この調子なら、午後からも余裕~」と思われたが・・・

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