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What a healthy time! ~健康を応援する特別なお料理~

第3回 食物繊維たっぷり! 海藻の和風リゾット

取材協力 Genji

場所は大阪府の高級住宅街・帝塚山近郊、“チンチン電車(ちん電)”の愛称で知られる阪堺電車阪堺線「塚西」停留所のすぐ目の前にあります。木のぬくもりに包まれた落ちついた雰囲気の店内では、和・洋・中の多種多様なお料理を楽しむことができます。提供されるお料理はすべて食材からこだわった手作りの逸品です。『Genji』は有名人が数多く訪れる超人気店です。お食事の際は予約を取られることをオススメします!

Genji
大阪市西成区玉出東2-14-4 GRACE帝塚山1F
TEL:06-6656-9559
http://www.genji-1994.com/
(営業時間などは上記URLでご確認下さい)

中性脂肪の上昇を予防する特別なお料理

『What a healthy time!~健康を応援する特別なお料理~』の第3回は「中性脂肪」がテーマです。今回はGenjiさんにお願いして、中性脂肪を下げる効果のある食材を使ったお料理を作っていただきました。(出演者:Masacoさん、あーちゃん)

「緑や赤の海藻は『とさかのり』という海藻で、オリーブオイルでカリカリにあげて食感を出しています。リゾットにも刻んでいれています。リゾットには他にもひじきと生海苔を、ソースにはわかめを使っています。普通のリゾットはバターやチーズを使うのですが、中性脂肪対策ということでそれらは使わず和風のおだしで仕上げています。食感のアクセントとして、黒米と枝豆を混ぜました。海藻自体にはあまり味はないので何味にも調理できますが、和風が一番合うと思います。

細長い緑のものはシーアスパラガスといい、ミネラルが豊富に含まれている食材です。海辺で育つため塩っ辛い味がします。フライにはアジを使い、すだちで風味をつけました。中性脂肪には青魚の脂がよいと言われています。衣にはおかきを粉砕したものを使っています。おかきにも海苔が入っていますね」

(料理長 岩田様)

「わ~?! 海だ!!!」

M「『海藻を使ったお料理』をリクエストさせてもらったんだけど・・・・・・私は『わかめのサラダ』しか海藻のお料理が思い浮かばなかった(笑) ボリューム満点で嬉しい♡」
Mあ「いただきまーす!」

「まずは海藻の揚げ物から・・・・。んもっ?!(驚きの声)」
M「あーちゃん、すごい音~! パリパリサクサク!」

M「アジのフライも、揚げ物なのにあっさりしてる!」
「たしかに、あっさりしてますね。おかきを使っているからですかね。すだちのいい香りもあるから、いっそう食欲がそそられますね」
M「フライがあるだけで食べ応えが出るよね。餡をつけてもおいしいよ」

M「海藻ってあんまり味がないからそのうち飽きてきそうだなって思うけど、揚げてあるおかげで全然飽きないね」
「アジのフライもあるからでしょうね。あっさりだけどボリュームはしっかりって感じがします」

M「油を気にしている人とか、お年寄りの方は、オリーブオイルを使うといいだろうね!」
「サラダ油よりあっさりしていて、胃がもたれないですもんね」

M「そういえばあーちゃんは24日のARDFに向けて走る練習はしてる?」
「最近はあんまり走れてないんです。本番までには整えておきたいって思ってるんですけど、なかなか・・・・」
M「本番はトレーニングの時よりは涼しくて走りやすそうだけどね」
「あの日は35度もありましたもんね!(笑) 前回の大会の時もそうでしたけど、私たちってトレーニングの時の気候はめちゃくちゃ悪くて、本番の時にはちょうどよくなってますよね」
M「そうそう! 本番よりもトレーニングの方が過酷っていう(笑)」

★今回使用した食材はこちら!

海藻・・・・アルギン酸という水溶性食物繊維が腸内のLDLコレステロールを体外に排出します。腸内環境の改善にも効果的で、中性脂肪や血糖値を下げる効果も期待できます。また、EPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸が多く含まれており、血液をさらさらにする作用があります。ミネラルやカリウムも豊富。

アジ・・・・DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPAという不飽和脂肪酸がLDLコレステロールや中性脂肪を抑制します。これらの栄養素は特に青魚に豊富に含まれています。

※今回ご用意いただいたお料理は期間限定メニューです。ご所望の場合は予めお店にお問い合わせください。

What a healthy time! これは知っておきたい
第3回 中性脂肪には食物繊維が効く!

中性脂肪について知ろう!

★中性脂肪って?
中性脂肪は生命活動に必要なエネルギー源です。体内の糖質が足りなくなると、体に蓄えられた中性脂肪は分解されて糖質になり、エネルギー源として使われます。飢餓に備えるために人の体には中性脂肪を蓄えられる仕組みがありますが、現代は飽食の時代。中性脂肪は消費されることなく溜まる一方となっています。

★中性脂肪はやがて内臓脂肪に
お腹まわりにたっぷりと脂肪がついている人は、内臓脂肪型肥満の可能性があります。ちなみに、女性に多いお尻周りなどの下半身に脂肪のついた肥満は、皮下脂肪型肥満です。
内臓脂肪型肥満になると、脂肪により内臓の働きが阻害され、インシュリンの働きが悪くなったり、糖質や脂質の代謝が悪くなります。また、内臓脂肪から動脈硬化や高血圧を促進する有害物質が排出されると言われています。

★中性脂肪値が高すぎると「脂質異常症」
コレステロールと同様に、中性脂肪値が高すぎると「脂質異常症」と診断されます。中性脂肪が多いと、LDL(悪玉)コレステロールが増えHDL(善玉)コレステロールが減るため、動脈硬化が加速してしまいます。動脈硬化の恐ろしさは第1回、第2回でお話ししたとおりです。

中性脂肪の上昇を予防しよう!

中性脂肪を下げるための食事方法は、前回ご紹介した高コレステロール予防の食事方法が参考になります。

    ・ 規則正しい食生活
    ・ お肉の脂身など脂肪分に注意する
    ・ 栄養価が高くコレステロールを下げる効果のある食材を選ぶ
    ・ 「酸化コレステロール」に注意する

★食物繊維で中性脂肪を撃退!
食物繊維にはコレステロールを下げる働きがあります。食物繊維は腸内で胆汁酸を吸着して体外に排泄する作用があります。体は無くなった胆汁酸を新たに生成して補う必要があります。胆汁酸を作るための原料となるのが血中のコレステロールです。胆汁酸を作る過程でコレステロールが消費されるので、結果的に血中のコレステロール値が下がることになります。また、食物繊維はコレステロールそのものも体外に排出します。さらに、腸内で糖質の吸収を緩和する作用もあるため、中性脂肪値を抑える効果も期待できます。

食物繊維の多い食材・・・野菜、きのこ、いも類、穀物(そば・ライ麦・玄米など)、豆類、海藻、果物

食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と溶けない「不水溶性食物繊維」があります。より効果が大きいのが水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維の多い食材は、野菜・果物・海藻などです。

まとめ

・ 中性脂肪の摂りすぎで内臓脂肪型肥満になると動脈硬化が加速する
・ 食物繊維で中性脂肪もコレステロールもまとめてデトックス!
・ 海藻に含まれる水溶性食物繊維は効果絶大!

参考文献
落合 敏/監修(2006)『コレステロール・中性脂肪をぐんぐん減らす大百科:自分で治す、自宅でできるメタボリックシンドローム対策』主婦の友社
寺本 民生/医学監修(2008)『LDLコレステロール・中性脂肪を下げる!レシピ(生活実用シリーズ)』日本放送出版協会

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