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広げよう“IOTA”の輪 ~ONE PIECE of IOTA~

その9 関西アマチュア無線フェスティバル2017 IOTAブースレポート

JP3AYQ 眞田真由美

こんにちは。JP3AYQ眞田真由美(Mami)です。ご縁あって月刊FBニュースにIOTA関連の記事を連載させて頂いております。今回で早くも第9回目となりました。12回シリーズの連載も後半戦ですが、皆様にIOTA情報を楽しんで頂けましたら幸いです。少しでも多くの方に、IOTAの魅力や楽しみ方を知って頂けるように、色々な視点からIOTAチェイシングのノウハウ、体験談や苦労話・移動レポートなどIOTAの魅力たっぷりなレポートを頂いて繋げて行きます。IOTAは世界の島々を電波で巡るアワードです。あなたも一緒に電波で島への旅に出かけませんか?はまると楽しいIOTAです!

さて、前回はJA3FGJ/V63GJ平林さんにV6J(OC-226)ミクロネシアMokil島IOTAペディション報告を帰国早々にご執筆頂きました。離島へ渡るのは思ったよりも大変で、何故V6離島がレアIOTAとなるのかを身を持って体験させて頂きました。臨場感溢れるレポートと共に皆様もレアIOTAへの旅を楽しんで頂く事が出来ましたでしょうか?

今月は、7月15,16日に開かれました「関西ハムフェスティバル2017」をわたくしJP3AYQ MamiがIOTAブース取材を中心に楽しい会場の様子をご紹介したいと思います。行かれた方は会場の様子を思い出して頂いて、行かれなかった方は関ハムの雰囲気をご一緒に楽しんで頂けたら、と思います。では、どうぞお楽しみください。


暑かったですが、晴天に恵まれて関ハム2017は今年も大盛況でした。

関西アマチュア無線フェスティバル2017 IOTAブースレポート

JP3AYQ 眞田真由美

こんにちは。関西の夏は信じられないほど暑く、連日35℃超えの日が続くのが当たり前なのですが、そんな暑い関西の夏に今年もハムの祭典であります「関西アマチュア無線フェスティバル2017」が7月15,16日の2日間で開催されました。関西ハムフェスティバルは、東京で行われます「ハムフェア」に比べますとこぢんまりとしていますが、入場料も無料なのでお気軽に来て頂けます。野外ではジャンク市のお店がずらっと並び、中古品が所狭しと並ぶ中、お宝ジャンクを探す各局で朝から賑わっています。室内では、各メーカーや企業のリグやアンテナなどが展示&実際に触って体験も出来ますし、各クラブのPR&販売ブースに、各部屋ではさまざまなセミナーや試験なども開かれています。子供たちの為の夏休み電子工作からミニコンサート有り、落語有り、そして今年のスペシャルゲスト宇宙飛行士の油井さんの講演も有り、2日間ですべてを体験するのは難しいくらいに盛りだくさんな内容となっていました。


野外のジャンク市の様子&屋内の展示ブース

IOTAブースは、毎年少し奥まった小会議室の一室で、IOTA CP JAのJA9IFF中嶋さんが来られてIOTAのフィールドチェック(QSLカードのチェック)をして頂けます。


左からJA3AER, JI3DST, JA9IFF(IOTA CP JA)

毎年、JA3AER荒川さん、IOTA CP JAのJA9IFF中嶋さん、JI3DST舟木さんがブースに待機しております。フィールドチェックはもちろんのこと、IOTAアワード申請方法のアドバイス、IOTA移動に関する相談、IOTAに関する質問の受付など、毎年たくさんの方にご来場頂いて、いつも明るい笑い声の聞こえる和気藹々とした楽しいブースになっております。


JI3DST&QSLカードチェック中のJA9IFF

一番大切な業務は、IOTAアワード申請用のQSLカードを関ハム会場でCP JAにチェックしてもらえる事です。現在、IOTAアワードを申請するにあたって、島名の記載されたQSLカードを提出チェックして頂く方法と、QSLカードの提出を必要としないClubLogを使いました電子QSLマッチングの方法と、毎年7月末に行われますIOTAコンテストでのログマッチングの3つの方法が有効となっています。どれでも全部合わせて申請に使えますので、最近は大変便利になりました。

IOTAプログラムは英国のRSGB IOTA Committeeが主管していましたが、2016年にIOTA Ltdに業務が移管されました。QSLカードの所持証明を確認するチェックポイント(CP)が世界各地に24名任命されています。JAからはJA9IFF中嶋さんが、長く英国に滞在されていましたJA3AER荒川さんのご尽力により1998年初めよりIOTA CP JAとしてJAのCP担当をされています。

今年は特別に、帰国したてホヤホヤでしたが、急遽IOTAブースの片隅にレアIOTA(OC-226)Mokil島へ移動運用しましたV6J(※1)移動展示コーナーの設置を許可して頂きました。V6Jの免許状やMokil島で撮りました写真、Mokil島から持ってきました「ピンクサンドビーチの砂や貝殻」の展示もさせて頂き、運用の様子を来場された方にモニターでスライド形式に見て頂きながらMokil島への旅の雰囲気を味わって頂きました。


モニターを使ってV6Jの活動を説明中のJA3FGJ局

今回V6JとしてのMokil島への移動は、関心を持って頂けた局も多く、写真&スライド説明は連日大忙しでした。大変な旅であったことは間違いありませんが、それを乗り越えてでも行く価値の高い素晴らしい離島でしたので、私たちの活動を見て、そして話を聞いて頂いて、「YL局でも行ける」、「定年してからゆっくりと島めぐりをしてみよう」、「プチサバイバル経験をしてみよう」など、少しでもIOTAの離島移動に関心を持って頂けたら嬉しく思います。

アマチュア無線のラジオ番組、ハムのラジオ(※2)からもIOTA&V6J展示コーナーのインタビューをして頂きました。番組内で関ハムレポートを紹介する折に、V6Jのインタビューも放送して頂けるそうです。大変光栄でした!IOTA移動は個人の移動が多く、マイナーなイメージがありましたが、今回のOC-226 Mokil島移動は反響が大きく、苦労して行ったかいがあったとメンバーも喜んでいました。


ハムのラジオのインタビューを受けるV6Jメンバー
(ハムのラジオJI1ITH、JP3AYQ、JJ3CIG、JA3FGJ)

お隣では、世界的なDXペディションとなります「3Y0Z」(※3)ブーベ島のPRをパイロットのJJ3PRT局が担当されていました。JAからは遠い島となりますが、こちらもAN-002のれっきとしたIOTAです。DXCCでもレアな島となりますので、パイルは大変だと思いますが、来年1月のブーベ島ペディションを楽しみにしている方も多いと思います。もちろん私も楽しみです。


3Y0ZパイロットのJJ3PRT局と筆者

3Yブーベ島は世界中のDXerにとってもたいへん貴重な島ですが、世界中のIOTAチェイサーもぜひ交信したい島の一つです。IOTAという切り口からブーベ島を見てみますと、現時点ではIOTA申請者全体の36.2%がAN-002 ブーベ島のIOTAクレジットを受けていますので、2018年の3Y0Z(AN-002)を残りの63.8%のIOTAチェイサーも心待ちにしている事と思います。

夜はIOTAが大好きな仲間が集まりまして、「IOTA混信会」と呼ばれる、懇親会も毎年行われています。レアIOTAの移動情報から、IOTAカードの回収方法のコツ、CPからは最近のIOTA情勢のお話などなど、IOTAに関するコアな話が延々と続きます。あっと言う間に数時間が過ぎてしまう、ワイワイガヤガヤ関西風の賑やかでとっても楽しい会です。誰でも参加Welcomeなので機会がありましたらぜひご参加下さい。


IOTA懇親会にて乾杯の様子
(JH3GFA、JA3AER、JA3PNN、JI3DST、JA9IFF、JR3CNQ、JP3AYQ)

関西ハムフェスティバルはローカルなハムのお祭りではありますが、普段お空でしかお会いできない各局さんとアイボールも出来ますし、こうして気の合った皆さまとの懇親会にも参加できる良い機会です。暑い中ですが、私も毎年参加させて頂いていますので、どうぞ日程の都合がつきましたらぜひ来年お越し頂けたらと思います。そしてIOTAブースにぜひ遊びに来て下さい。楽しいお話がたくさん聞ける事、間違いございません!私も今後V6Jの活動をPRして行きたいと思っています。

以上、今月は私JP3AYQが関西ハムフェスティバル2017の様子を、IOTAブースを中心にご紹介させて頂きました。暑い夏の日でしたが、今年も大変盛り上がっておりました。土曜日は朝からどのブースも満員御礼の人出でしたが、日曜日は比較的ゆっくりと過ごせていたようです。来年もまた、関西の熱いハムフェスティバルを楽しみにしております。ぜひ来年関ハムへお越しの際は、IOTAブースへのお立ち寄りを心待ちにしております。そしてIOTAアワードへの参加をよろしくお願いします。

来月は、JE6HCL佐治さんに移動運用をうまく活用してのIOTAチェイシングやご自身のIOTA移動運用の体験やコツなどをご紹介頂く予定です。どうぞお楽しみに!

IOTA申請に関する情報は、IOTA CP JAのJA9IFF中嶋さんが日本語でHPを開設しています。ご質問・お問い合わせはお気軽に!
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ja9iff/iota.html

(※1) V6Jチームでは、今後数年かけてミクロネシアのレアIOTA離島廻りをしようと計画しております。移動リクエストなどありましたら、次回の移動の参考にさせて頂きますので、お気軽にメールを下さい。皆様の暖かいご支援もお待ちしています。詳しくは↓のリンクをご覧ください。
https://www.qrz.com/db/V6J

(※2) ハムのラジオ 茨城県水戸市を中心にしたアマチュア無線情報ラジオ番組です。
毎週日曜日21:00-21:40 FMぱるるん(76.2MHz)
全国ではサイマルラジオで「FMぱるるん」を選べば、インターネット放送で聞くことが出来ます。

(※3) 3Y0Zブーベ島ペディション
2018年1月末よりブーベ島からの運用が予定されています。
https://www.bouvetdx.org/
JA専用のHPも開設されています。
https://www.bouvetdx.org/japan-website-page/

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次号「月刊FBニュース2018年1月号」は 1月5日(金)と15日(月)に公開予定

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