2015年1月号
ニュース
今号より新連載「熊野古道みちくさ記」がスタート
今号よりより、スケッチ&エッセー「熊野古道みちくさ記」の連載をスタートします。筆者は画家で、NPO法人ネパール・ヨードを支える会理事長の熱田親憙(あつたちかよし)さん。
熱田さんは1936年に千葉県で生まれ、早稲田大学を卒業後、東京工業大学に入学。その後東京工業大学を中退して三洋電機株式会社に入社し35年間在職。三洋電機株式会社退社後は大学教師の道を歩み、専任教授を経て関西国際大学、関西学院大学の非常勤講師となった。17年の教壇生活を終えた後は、現在は大阪経済法科大学地域総合研究所に籍を置き、客員教授として研究活動のサイトにしている。研究とNPO活動を兼ねてネパールに飛ぶこともしばしば。
一方、小学校時代から書道と図画のコンクールに時々入選するなど、子供の頃から書画に親しみ、高校時代には受験戦争の傍ら美術部で石膏やモデルのデッサンをしていた。大学時代は俳句の吟行ついでにスケッチブックに寸描するに留まり、また社会人になってからは企業戦士であることを志向し、アートの制作というよりは、家族旅行の思い出をスケッチブックに留め置く程度のマインドであった。
50歳になる頃から本格的な創作活動を開始し、1988年からは毎年個展を開くなど活動を活発化させた。2006年8月末近鉄百貨店阿倍野店アートギャラリーで「~光と風の旅情~熱田親憙 水彩画展」を開催したことをきっかけに本格的に画業の道を志し、現在に至る。
これまで、住まいのある大阪府寝屋川市と兵庫県宝塚市、大学のある兵庫県三木市と西宮市、さらには大阪の町並、京都の古寺、奈良斑鳩の郷をはじめ、外国にも足を伸ばしてネパール、アメリカ、カナダにスケッチ旅行を敢行している。2007年に毎日新聞大阪版で「御堂筋ものがたり」(全55回)を連載し、現在は毎日新聞和歌山版に「熊野古道みちくさ記」(全40回の予定)を連載中。これをぜひ全国のファンに読んでいただきたく、毎日新聞社の許可を得て、本FB NEWSに毎月月初と中日の2回ずつ掲載します。ご期待ください。