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3月10日開催「関西ハムシンポジウム2019」リポート

2019年3月10日、兵庫県尼崎市の尼崎リサーチ・インキュベーションセンター(エーリック)を会場に、3エリアのアマチュア無線家の交流の場である「関西ハムシンポジウム2019」(JARL兵庫県支部と大阪府支部の共催、関西地方本部後援)が開催され、多数の入場者でにぎわいを見せた。


メイン会場の「多目的ホール」には44団体がブースを出展

例年このイベントは1月下旬か2月上旬に開催されているが、今年は兵庫県政150周年記念事業の1つとして3月上旬の開催となった。当日はあいにくの雨模様となったが、9時30分の開場から熱心なアマチュア無線家が多数来場し、44団体がブースを出展したメイン会場の「多目的ホール」はあっという間に大混雑となった。


「関西ハムシンポジウム2019」の会場となった兵庫県尼崎市の「尼崎リサーチ・インキュベーションセンター(エーリック)」。今年はまとまった雨が降り続けるあいにくの天候だった


開場直後の多目的ホール。入口付近にあったJARL大阪府支部のブースには転送用QSLカードを持参する人が相次いだ

出展団体の中には、月刊FB NEWSの「Masacoのむせんのせかい」で訪問した「あばうとどあ」や、加盟校の取材やARDF体験でご協力いただいている「全国高等学校アマチュア無線連盟」のブースもあった。また「FB LABO ~エレクトロニクス研究所~」で紹介した「IC-7300/IC-9700に使えるハンドルの製作」の筆者である高校生ハム、JS2AVK 濱島さんがIC-7300とIC-9700を肩から提げて会場内を歩く姿も見られた。


「あばうとどあ」のブースに集合したメンバーの皆さん


「全国高等学校アマチュア無線連盟」のブース


IC-9700とIC-7300に自作ハンドルを取り付け、カメラ用ストラップで肩から掛けて会場を歩く、JS2AVK 濱島さん

「関西ハムシンポジウム」はその名の通り、さまざまなシンポジウムやセミナー、講演が楽しめるのが特徴だ。会場2階の小ホールと4つの会議室ではアイコムの「IC-9700体感セミナー」をはじめ、「初心者の衛星通信入門」「新デジタルモードFT8入門・実践編」「JARD保証業務とスプリアス問題」「JARLシンポジウム 役員・社員と話そう JARLの今と未来」などが開催された。


満席となったアイコムの「IC-9700体感セミナー」の模様


「新デジタルモードFT8入門・実践編」「JARD保証業務とスプリアス問題」「初心者の衛星通信入門」「JARLシンポジウム 役員・社員と話そう JARLの今と未来」の模様

昼からは会議室を使って恒例の立食パーティー(会費制)が開かれ、シンガーソングライターのMasacoさん(JH1CBX)のミニコンサートやアイコムのID-31 PLUSなどが当たる大抽選会が行われ盛り上がりを見せた。


歓談の場として毎年好評の立食パーティー(会費制)。「今年はいつもの年よりも缶ビールの本数が多いです」というスタッフの説明に参加者は大喜びだった


シンガーソングライターのMasacoさんのミニコンサートは会場一体となる盛り上がりを見せた


ID-31 PLUSなどの豪華賞品が当たる大抽選会が開かれた

1階の多目的ホール前ではJAIA加盟各社などの無線機器メーカーがブースを出展。特にアイコムの144/430/1200MHz帯オールモード機の新製品「IC-9700」や、人気HF機の「IC-7610」「IC-7300」などの実動展示には注目を集め、ブースは展示機種を操作したり、スタッフによる詳しい説明を聞いたりする人たちで常に混雑していた。


IC-7851、IC-7610、IC-7300などのHF機や新製品のIC-9700、D-STAR対応機などが並ぶアイコムのブースは人気の的だった


JAIA加盟社では第一電波工業とコメットもブースを出展

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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