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新製品紹介

広帯域ハンディレシーバー

IC-R15(アイコム株式会社)

希望小売価格 65,780円(税込)

2024年1月5日掲載

アイコム株式会社(大阪市平野区)は、108~500MHz(※1)をAM/FMモードでカバー、FMラジオ放送(WFM、Aバンドのみ)の受信にも対応した広帯域レシーバーIC-R15を発売すると発表した。

ハムフェア2023でサプライズ発表され、11月、12月に開催されたアイコムフェアで実働展示され注目を集めている。


IC-R15は、受信対象をカテゴリー表示する「かんたんモード」を搭載し、初心者でも受信対象項目を選ぶだけで受信したい通信の周波数などを合わせることができる。また、より高度な受信を求めるベテランユーザーのために、2波同時受信機能も備えており、Aバンドで受信しながら、もう一方のBバンドでスキャンするなど、ワンランク上の受信にも対応している。大型カラーLCDにより、空港や放送局名等の日本語表示、カテゴリーのアイコン表示にも対応し、IPX7(※2)の防水性能やUSB Type-C端子も備えている。


簡単モードの操作例(メーカーページより)


2波同時受信の例(メーカーページより)


アイコン選択表示(メーカーページより)

主な特長

・108~500MHz(※1)をAM/FMモードでカバー。FMラジオ放送の受信にも対応。
・カテゴリーを選ぶだけで聴きたい通信の周波数に合わせられる、かんたんモードを搭載。
・効率的なリスニングを実現する、V/V、U/U、V/Uの2波同時受信に対応。
・優れた視認性を実現する大型カラーLCD、日本語・アイコン表示を採用。
・2波同時録音が可能なレコーダー機能を搭載。
・microSDカード(市販品)に音声(WAVファイル)の保存が可能。
・操作性・機動力を向上するBluetooth機能搭載。
・急な雨でも安心のIPX7(※2)の防水性能を実現。
・独立したSCANとSKIPキーで、優れた操作性を実現。
・付属バッテリーパック(BP-287)で13時間(※3)の長時間運用が可能。
・モバイルバッテリーからの充電にも対応した、USB Type-C端子を装備(※4)。
・周波数が分からない場合に素早く電波を捉えられる、150ch/秒の高速スキャンを実現。
※1 一部周波数帯を除く。
※2 バッテリーパック、アンテナを正しく装着した状態で水深1mの静水(常温の水道水)に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出して、受信機として動作すること。
※3 Aバンドシングル、127.5MHz、AM、連続受信、外部SP8Ω 10%歪時(135mW出力)、Bluetooth OFFの時。
※4 ACアダプター/USBケーブル(受信機側USB Type-C/市販品)が必要。

主な定格

周波数範囲:
【A/Bバンド】
 108.000~253.795MHz
 255.000~261.995MHz
 266.000~270.995MHz
 275.000~380.195MHz
 381.325~411.995MHz
 414.400~500.000MHz
【BCバンド】
 FMラジオ:76.000~108.000MHz(Aバンドのみ)
電波形式: AM、FM、WFM(FMラジオのみ)
アンテナ端子: SMA-J型
メモリーチャンネル: 通常メモリー2000ch、スキャンエッジ25組、オートメモリーライト200ch、スキップチャンネル100ch
使用可能時間: 13時間(Aバンドシングル、127.5MHz、AM、連続受信、外部SP8Ω 10%歪時(135mW出力)、Bluetooth OFF、付属バッテリーパック(BP-287)を使用時)
外形寸法: 58(W)×116(H)×33.8(D)mm(突起物を除く)
重量: 約260g(本体・アンテナ・付属バッテリーパック(BP-287)を含む)、約150g(本体のみ)
使用温度範囲: -20~+60℃

また、オプション品としてプログラミングソフト(CS-R15 3,850円税込)が用意され、PCを利用してメモリーチャンネルの編集や本体の各種セットモードの設定などが可能となっている。

詳細の仕様は、アイコム株式会社の製品情報ページで確認いただきたい。

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