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アマチュア無線の今と昔

第14回 浦島太郎になって迷っているカムバック組の皆様へ

JF1KKT 横田勝彦

2024年1月5日掲載

新年明けましておめでとうございます。今年もアパマン、モービル、カムバック(浦島太郎)の3つをキーワードに、連載をしていきたいと思っています。もちろん皆さんの中で、取り上げて欲しい話題、ご意見、ご感想等があれば、文末の連絡先に、是非お寄せください。お待ちしております。なにはともあれ、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


今年もひとつ宜しく・・・ hi

さて、連載第14回目になります。新年の抱負は皆さん考えましたでしょうか?

私の今年の抱負は、皆さんとお目に掛かる機会を出来るだけ多く持ちたいと思います。そのためには、あちこちのイベントに顔を出したいと思ってます。その道すがら、オンエア出来たらいいなぁ、と思ってます。まあ、本業を頑張らないと遊べないので、まずは本業を頑張りますhi

前回紹介した読売新聞の記事・その後

ネット上では、当初、有料会員限定ページのみでの公開でしたが、その後、誰でも読めるようになりました。しかし、この記事を書くにあたって調べてみましたら、再び有料ページのみの公開になっていました。もしお読みになりたい方がいらっしゃいましたら、こちらのサイトで概要が書いてあります。ご参考までに。
https://www.hamlife.jp/2023/11/21/yomiurinews-fukkatu-no-kizashi/

あの記事のおかげで、昔の仲間から連絡が来たり、アマチュア無線と全く関係のない仕事関係の方から声を掛けられたりして、恥ずかしいやら嬉しいやら、反響の大きさにビックリしてますhi


反響の大きさに驚きましたhi

QSOパーティ

今年も恒例のQSOパーティが、1月2日から7日の6日間、開催されています。私の開局直前までは、QSOパーティといえどコンテスト形式で実施されていたようですが、幸か不幸か、私が参加できた最初のQSOパーティからは、現在のような形式になりました。

変更になった理由が、「正月早々からコンテストもないだろう」という、なんともジジ臭い(失礼!)理由だとか。自分もすでにその年代に片足を突っ込んでいるのですが、自称コンテスト大好き人間からすれば、貴重な休み中にコンテストをやってほしいなぁと思ったりします。

話を戻しますね。開催期間が短かった(1日か2日だったような気がしますが・・・)ので、正月休みに出掛けてしまうと、参加できなかった想い出があります。なので、私はまだ干支12枚のステッカーを集められていないのですhi


兎から辰へバトンタッチです

現在のまま開催するのであれば、元旦(それも午前0時から)から7日の23:59まで、やればいいと思います。特に後半は参加局が少なくなるので、地域やバンドにもよるでしょうが、20局はつらくなります。

30年以上前の話ですが、パケット通信というものが流行っていた時期のことです。ある年のQSOパーティにBBSを使用して自動でナンバー交換をさせようと試みをワッチしてました。後から聞いた話では、20局にはわずかに及ばなかったとのこと。こんなことも出来るんだと、当時、感心した記憶があります。

そうそう、CWでの新年の挨拶は「HNY(happy New Year)」ですよhi
(1年前のネタです、っていうか古くから使われているそうですね。浦島太郎でしたhi)

年賀状とQSLカード

皆さんのところにも、今頃はたくさんの年賀状が届いていると思います。それでも年々、年賀状の交換は減っているそうです。


年々減っている年賀状

最近では、新年の挨拶はSNSで、というのが普通になってます。写真や音声、動画だって自由に送れ、紙の年賀状では出来ないことも可能になってます。特に若い方は年賀状を出さないって人、多いのではないでしょうか?

前回でも書きましたが、我々のQSLカードは、このところ扱い量が増えているそうです。その量に転送の処理が追いつかず、ご存じの通り、遅配が発生しています。この問題、JARLには早く解決してくれることを希望します。遅配で悪者になりかけている紙製カードですが、この紙カード交換の文化は大事にしたいですね。届いた年賀状を1枚1枚見るように、開局当初は届いたカードを1枚1枚見てはニヤけていた自分を思い出しますhi

QSLカードといえば、最近は写真のカードが非常に多くなっています。昔もカラー印刷のQSLカードはありましたが、現在に比べたら印刷コストが高く、気軽にバンバン発行出来る雰囲気ではありませんでした。もちろんお小遣いでまかないきれないというのが、一番の理由なんですがhi

今は、ネット通販での格安カラー印刷もあります。また家庭用インクジェットプリンターで、きれいなカードが簡単に作れる時代になっています。カラーQSLカード発行の敷居は、昔に比べたらだいぶ低くなっていると思います。手軽に始められる自宅でのカラー印刷ですが、一般的な家庭用プリンターでは、インクのコストが高く、お財布を圧迫しがちです。もしこれからプリンターを買うなら、大容量インクタンクのプリンターがオススメです。QSLカード発行のコスト低減に繋がりますので。

しつこいようですが、QSOした時の記憶のあるうちにQSLカードが届いてくれると嬉しいんですけどねhi


インクジェットプリンターの例 DCP-J4143N (ブラザー工業株式会社Webサイトより)

ローカルさんとモービル運用

お正月といえば、初詣、初夢、お年玉、おせち料理、お餅etc.、いろいろな行事があります。その中で、屋外イベントの頂点になるのが初日の出を見ることではないでしょうか? その初日の出を見る場所ですが、たいていの場合、海岸沿い、もしくはロケーションの良いところになると思います。私も昨年(2023年)の元旦は、いつも移動している場所で御来光を拝みました。


昨年(2023年)の初日の出 静岡県熱海市にて

そのついでに初日の出QRVというのも、新年早々、FBじゃないかと思います(すでに遅いですがhi)さて、昔はローカルさんと連れだって初日の出に行ったこともあります。その時の足は当然車になります。

携帯電話なんてない時代ですから、連絡手段はアマチュア無線となります。最近は、アンテナを付けている車も少なくなりました。私も普段はアンテナ付けずに走行し、移動先などの目的地についてからアンテナを付けることが多くなりました。移動中の連絡はもっぱら携帯電話からスマホへ。LINEのグループ通話を使えば、いわゆるラウンドQSOも出来ますしね。これも時代の流れなのでしょうか。

おしまいに・・・

正月休みはいかがでしたでしょうか? この原稿を書いている時点(2023年12月20日頃)では、まだ年末の慌ただしさのピークであり、正月休みの予定はまだ考えられる状態ではないですhi きっと昨年同様、無線三昧(しかも移動三昧)になるんだろ~な、とは思ってます。お餅の食べ過ぎには注意しましょうね。(編集長から「痩せなアカン!」といわれてるKKTでした。トホホ)


ダイエット、がんばりたいと思いますhi

なおご意見、ご感想、ご質問等については、筆者である私宛(jf1kktアットマークgmail.com)へご連絡頂けますと幸いです。

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