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アイコムフェア、多数の来場者で賑わう

2024年12月16日掲載

アイコム株式会社は、11月30日(土)に奈良県奈良市のアイコムならやま研究所で、また12月7日(土)に東京都墨田区でアイコムフェアを開催し、新製品などの展示や講演、技術発表、体験運用などを行い、多数の来場者で賑わった。

アイコムフェアinならやま研究所


ならやま2号館

11月30日(土)はアイコムならやま研究所で開催し、500名を超える参加者があった。会場はならやま2号館をメインとし一部のイベントはならやま1号館でも行われた。

タイムスケジュールは以下の通り
10:00 会場
10:15 講演 IC-7760の魅力 1回目
11:00 講演 IC-PW2の概要
11:40 講演 ならやま研究所紹介
12:00 60th大抽選会
13:15 講演 ARISSスクールコンタクト紹介
14:00 講演 IC-7760の魅力 2回目
14:35 講演 新製品&新アプリ紹介
15:00 クローズ

「ARISSスクールコンタクト紹介」では、7M3TJZ安田氏が今年の7月に当研究所において、奈良県では初めて行われたARISSスクールコンタクトの様子などの講演があった。その際コントロールオペレーターを務めたJH1CBX Masaco氏もその様子などについて語った。


IC-PW2技術講演


ARISSスクールコンタクト紹介


講演はメイン会場である2号館の2階以外にも、Zoomを利用して2号館の中2階などで視聴できるようにされており、前年のように多数の立ち見の聴講者を出さないように配慮されていた。

昼に行われた60th大抽選会では、事前情報では案内されていなかった1等の商品が「アイコム60周年記念限定リストウォッチ」と発表され、2人の当選者が決まった。

1号館では、アマチュア無線体験運用コーナー(430MHz帯 FM)とゲストオペ制度によるIC-7760運用体験コーナー(HF帯)が設けられ、アイコムならやまハムクラブ(JK3ZNB)のコールサインでそれぞれ実施された。


体験運用


IC-7760運用体験


製品展示コーナーでは、アイコムをはじめ、JAIAの正会員である第一電波工業やコメットの製品展示が行われ、実際に操作を試したり質問する来場者が多くいた。


IC-7760やIC-PW2、アンテナなどの機種が展示され賑わった

アイコムフェアin東京両国


会場となった両国ステーションロハスビル

12月7日(土)に両国ステーションロハスビルで開催され、200名を超える参加者があった。

タイムスケジュールは以下の通り
10:00 会場
10:30 講演 IC-7760の魅力 1回目
11:30 講演 新製品&新アプリ紹介
12:15 講演 IC-PW2の概要
13:15 講演 IC-7760の魅力 2回目
14:15 講演 IC-R15でエアーバンドを楽しもう
15:15 講演 新製品&新アプリ紹介
16:00 クローズ

IC-PW2の講演の後には、担当者より「IC-905サブスクリプション」説明が行われた。このサブスクには3つのプラン(IC-905本体のみ、IC-905+アンテナ、IC-905+アンテナ(10GHz帯含む))があり、利用料金については現在検討中とのことだったが、手の届く範囲であれば、SHF帯の活性化、ひいてはアマチュアバンドの防衛にもつながることが期待できる。


会場で配布されたチラシ

午後の「IC-R15でエアーバンドを楽しもう」の講演では、JK3AZL高岡氏とJH1CBX Masaco氏がIC-R15によるエアーバンドの楽しみ方やおすすめの機能などを説明した。


IC-7760やIC-PW2の技術講演も多くの聴講者があり、特に午前中の講演は満席となり立ち見も出るほどだった。また、FMぱるるんの展示ブースではリモート運用の設備やHF~SHF帯の運用セットなどが展示された。JI1BTL水田氏がパーソナリティを務めて、公開収録も行われた。


FMぱるるんのブース

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