アマチュア無線の今と昔
2025年4月1日掲載
連載29回目です。この原稿が皆さんのお目にかかる時には4月に入っていますね。4月は新年度になり、いろいろなところで世の中が変わってきます。新しい学年、新しい学校、新しい会社等々・・・
新年の始まりが1月であるのに対し、新年度が4月から始まるのはなぜでしょうか? ちょっと調べてみました。そしたら理由は、主に以下の3つの要因が複雑に絡み合って決定されたためと考えられます。
会計年度との整合性:
日本の会計年度(国の予算や税金の計算期間)は、1886年に4月1日から翌年3月31日までと定められました。学校運営に必要な補助金は政府から支給されていたため、学校側は会計年度に合わせて4月を新年度とする方が都合が良かったのです。
農業との関連性:
明治時代以前の日本は農業が中心であり、農家の税金(年貢)の納入時期が4月頃であったため、国の会計年度もそれに合わせたという説があります。秋に収穫された米を現金に換え、納税されてから予算編成をしていくには、1月始まりでは間に合わなかったためという説もあります。
軍隊の影響:
明治時代に軍隊の士官学校の入学時期が4月と定められたことも、学校の新年度が4月になった要因の一つと言われています。
これらの要因が複合的に作用し、現在の4月始まりの新年度が定着したと考えられています。以前もそうだったと思うのですが、進学や就職等で4月から生活が変わる方がとても多いと思います。そうなると環境が変わり、アマチュア無線のアクティビティも大きく変わる方が増えてきます。傾向として、アクティブな方が増えるよりも減る感じになると思いますので、ちょっと寂しくなったりしたものでした。皆さんはいかがでしたでしょうか?
4月は新年度の始まりです
4月といえばお花見の季節です。毎年、桜の名所では、お花見客がたくさん訪れて、大いに盛り上がっています。私はお酒が苦手でして、あまり積極的には飲まないのですが、以前はよく行われていたグランドミーティング(今風にいえばオフ会でしょうか?)には積極的に参加していました。そして泊まりのミーティング時の宴会では、よく飲まされていたものですhi 懐かしいなぁ・・・
移動運用に出掛けたりすると、普段生活している場所とは違うタイミングでお花見ができたりします。移動地はロケーションがよい、いいかえれば標高が違うことで、開花時期が変わって来ているのでしょうね。こんなときは、ムセンもお花見も楽しんじゃいましょう! 泊まりでなければお酒はダメですよhi
お花見の季節ですね
さて、お花見の起源は、奈良時代の貴族が梅の花を鑑賞したことが始まりと言われています。その後、平安時代になると、桜の花を愛でる文化が貴族の間で広まりました。
お花見の歴史
奈良時代:
中国から伝わった梅の花を鑑賞する習慣が貴族の間で広まりました。
平安時代:
桜の花の美しさが注目されるようになり、貴族たちは桜の下で歌を詠んだり、宴を開いたりして楽しむようになりました。
江戸時代:
徳川吉宗が桜の植樹を奨励したことで、庶民の間にもお花見が広まりました。江戸の人々は、桜の下で酒を酌み交わし、踊りや歌を楽しんだと言われています。
現代:
公園や桜の名所などで、家族や友人、同僚と共にお弁当を食べたり、写真を撮ったりして、春の訪れを祝う行事として定着しています。
お花見の文化的背景
農耕との関連:
古来、日本人は桜の開花を農作業の開始時期の目安にしていました。桜は、春に里に降りてくる「田の神様」が宿る木として考えられており、豊作を祈る意味合いもあったようです。
日本人の美意識:
桜の儚くも美しい姿は、日本人の美意識に深く根付いています。短い期間で散ってしまう桜の花に、人生の儚さや美しさを重ね合わせ、それを愛でる文化が育まれました。
このように、お花見は、自然への感謝、豊作祈願、そして日本人の美意識が融合した、歴史ある文化と言えるでしょう。
心が洗われますね~
東京には電波塔として有名なものとして、東京タワーと東京スカイツリーの2つがあります。東京タワーと東京スカイツリーは、どちらも東京のシンボルとして親しまれていますが、その役割や特徴にはいくつかの違いがあります。
東京タワーの昼とライトアップ
東京スカイツリーの昼とライトアップ
高さ
東京タワー: 333m
東京スカイツリー: 634m
東京スカイツリーは、東京タワーの約2倍の高さです。
役割
東京タワー: 総合電波塔として建設されましたが、現在は主にFMラジオ(TOKYO FMとinterfm)などの電波塔として使用されています。また、東京スカイツリーで何かあった時の、地上デジタル放送のバックアップの設備が設置されています。
東京スカイツリー: 地上デジタル放送の電波塔として建設されました。このほかにAM放送のFM補完放送として、NHKラジオ第1放送、NHKラジオ第2放送、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の送信、そして通常のFM放送であるNHK-FM、J-WAVEの送信も行われています。
送信所って聞くとなんかドキドキしますよね。やっぱり強力な電波には憧れを持ってしまう世代なのでしょうかhi
(こちらの記事も参考にしてみてくださいね。月刊FB NEWS 2023年9月号ニュース記事)
KDDI八俣送信所(月刊FB NEWS 2023年9月号ニュース記事より)
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