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Show and Tell

その8 ガイドブックにないマル秘(たぶん)奈良情報

編集部 スタッフN

みなさんこんにちは。スタッフNです。

ある日、このコーナーの記事作成を打診されました。しかも、小生の住処が奈良市内であることを知るスタッフより、「奈良って観光地ですよねぇ~」との声が…。

わかりましたっ! 書きましょう! 古都奈良に住む小生が、ガイドブックに記載のない、とっておき、マル秘(たぶん)奈良情報を皆様にお伝えしましょう。

⇒「世界遺産」より
物件名称は「古都奈良の文化財」 世界遺産にも区分がありまして、「文化」すなわち「文化遺産」となります。何が?というと

具体的な物件
東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡
とあります。

では、その中から市内東部に位置するところでガイドブックに書かれていない(であろう?)内容を。

東大寺

東大寺といえば「大仏殿」、あるいは「お水取り」かもしれません。お堂はいろいろありますが、今回は二月堂についてお話します。この二月堂、清水寺とならび、舞台建築の代表的なもので、また「お水取り」で有名ですね。お水取り、といえば早春の古都を灯す「お松明」でしょ。となるかもしれません。


数年前から参詣者が増え、土日にこの角度からの拝観は夕方から行かねば無理です。第二会場へ誘導されてしまいます。混雑を気にせず拝観したい方は平日をおすすめします。


使われたお松明は、そのお松明が昇って行った階段を降りたところに掲げられています。間近で見るとその大きさがよくわかります。

いえいえ、それだけではありません。「お水取り」、これ「修二会」(しゅにえ)とよばれる宗教行事の儀式のひとつなんです。確かに見ごたえありますが、二月堂堂内で深夜まで行われる「行法」(ぎょうほう)、実はこれが必見必聴ものです。特に堂内内陣で法螺貝を吹き鳴らしながら松明を引きずり回す〇〇〇〇〇(お調べ下さい:濁点も一文字としています:この記事読まれて人が増えすぎると筆者困るので伏せています)という作法、これ深夜にあるのですが、近年聴聞対象としての人気が非常に高く、四方にある局(つぼね)は立錐の余地がないほど人で一杯になります。局に入り様々な行法を聴聞できるのですが、

A: 靴を脱いで畳にあがるので、靴を入れる袋は必須です。レジ袋はガサガサ音がするので聴聞の妨げになります。音がしにくいビニール袋をお勧めします。
B: 寒い時期なので、ひざ掛けもあるとよろしい。カイロも。
C: 準備の良い方は、アウトドア用(?)の座布団も持参されています。
D: 燈明は菜種油やロウソクなので、聴聞場所にもよりますが長時間局にいると鼻の穴が煤で真っ黒になります。使い捨てマスクを使うことをお勧めします。

修二会は宗教行事なので、局で明かりを灯すことはご遠慮ください。ガイド本をLEDライトで照らしながら読むなど以ての他!また、堂内の撮影、録音など特別な許可なしでは一切できません。飲食も一切禁止です。
携帯電話、スマホもOFFです。うっかりでも鳴らしてしまうと、こっぴどく叱られ退室させられる、とか?

そうそう、「お水とり」と言われる由来は香水(こうずい)を境内の井戸から採取することで、その香水を参詣者が授かることができるタイミングが期間中数回あります。これは二月堂内陣以外では、西の局で参詣者が格子戸の格子越しに内陣へ差し伸べた手に柄杓で授けられます。今は差し伸べた手すべてに授けられるようなので、参詣者は格子戸の前のスペースを譲り合って多くの方がいただけるようされています。なので、香水授与がはじまってからでも西の局に駆けつけていただけるときもあります。

内陣での参拝は特別な許可がないとできません。ちょっとやそっとでは許可いただけません。普段から「徳積み」を続けていると観音様のご慈悲で得られるかもしれません。


連行集のお役のリストです。参拝者休憩所に掲示されます。わざわざ以前のものを掲載したのは、このときのお役の方々に注目いただきたいわけで、和上役以下ご覧ください。

この時期に3月の話?と言われそうなので、普段の話を。
二月堂、特別な行事がないときは、日中、西の局で座って読経できます。般若心経など、経本がおいてあり、文字の大きなものもあり、お借りできます。(無料:その分、志をお賽銭に)

参拝後は二月堂北側の参拝者休憩所に行きましょう。入口横に飲料自販機がありますが、中に無料の湯茶接待(セルフサービス)があります。使った湯飲みは自分で洗い、元のところに戻すというルールです。奥にテーブル席があるので便利です。節度のある利用が望まれます。この休憩所では実際に修二会で使われた松明が展示されています。またDVDで修二会など液晶TVに映されています。普段ここは午後4時に閉まります。この点だけご注意ください。


夏真っ盛りなので、涼しい画像を一枚。地球温暖化でこのような風景を見かけるチャンスも少なくなりました。2008年2月9日撮影

大仏殿は、皆さまおそらく一度はご覧になったことがおありでしょう。特別なまつりごとのときの画像をお見せしましょう


聖武天皇1250年御恩忌慶讃行事ユネスコ創設60周年記念のその会場となったときだったと思います。左右の白い布で覆われているものは鼉太鼓です。撮影 2006年5月5日

2. 興福寺

再建落慶された中金堂に目が向きがちですが、先の季節の話で豆まきを。興福=幸福とし、幸福豆がまかれます。2月3日節分の夜です。追儺会(ついなえ)とも言います。僧侶の読経ののち、特設ステージに鬼が四匹現れ、暴れまわります。(鬼に扮する方は、勢い付けか、寒さ除けか、お酒を飲んでからされるようです) その暴れまわる鬼を毘沙門天が登場し、退治してから、年男の方などがステージから豆まきをされます。


登場する鬼は、市街地にいるときはさほど狂暴ではなく、お願いするとツーショットも撮らせてもらえるようです。


しばらく前から鬼も写真映りも気にするようになったのか、ポーズをとってくれるようです。女性や子供が声をかけると応じてくれるとか?

優しいように思えるかもしれませんが、やはり「鬼」。暴れだすと舞台狭しと大暴れします。
次の写真をご覧ください、左足が舞台の柵を越えています。今にも舞台をかけ降り拝観者の人混みに乗り込んでいきそうな勢いです。

ここは豆が紙の小袋に入っており、中に「くじ」が入っており当たると賞品がもらえます。
なので自宅へのお土産と持ち帰る前に必ず封を開けくじを確かめることをお勧めします。

何度も出かけていますが、
A: 年男に剛速球投手や遠投名人を見た覚えはありません。(遠くまで飛んでこない)
B: 比較的豆を得やすいのはステージ南側(ステージに向かって右側)人込みの中ほどからステージ寄り、のように思えます。
C: あまりばらけずに飛んでくるので豆を得る人は二つも三つも得ることが多い。またそのために一つキャッチした人の周囲にいくつか落ちる。これを拾うことも良し。「運を拾う」こととなる。(ただしキャッチした人が家族連れの場合は取りこぼしを子どもが拾う役割を担っていることがしばしばある。そのときは取れそうでも子どもに譲るのが「大人の対応」)
D: 鈴の入ったビニール製のボールが投げられることもある。このボールをキャッチしたら伸ばした手の後ろから奪い取ろうとする別の手がかかることも!すぐに手を下ろし自分の物にしましょう。
E :天候や人出により、撒かずに配布(当然行列)となる年もあります。

興福寺の豆まきは、撒いたら終わりではありません。ステージの前から人々が去り始めるころに、ステージから降りた大黒様が現れます。その大黒様の持つ、打ち出の小槌で頭をコンコンと叩いていただくと金運幸運を授かる、という話があります。

大黒様は被り物のため、お目が不自由で一人でスタスタ動き回ることができません。なので、見つけ次第駆け寄って、大黒様に「コンコンして~」とお願いすることが肝心です。

追儺会といえば元興寺も外せません。こちらは昼間に行われ、なんと、火渡りの行を一般の方もできるようです。


大勢が見守る中、女性がはだしで渡っている。
昼間に行われるので、撒き手も老若男女さまざま。

毎年かは不明ですが、「福いわし」の無料配布が行われるときもあるようです。

3. 春日大社

これからの季節のお祭り、となれば毎年中秋の名月の日に行われる「采女祭」ですね。
令和元年は9月13日(金曜日)です。行列もさることながら、何と言っても猿沢池で行われる管弦の船の儀を拝観に多くの方が訪れます。


采女祭だけあって女性はお綺麗ですね。

朝拝
大社のHPに案内があります。こちらも行事の都合でない日もあるので、参拝前にご確認ください。朝8時40分位から(境内にアナウンスがある)、重要文化財の拝殿内で長椅子に座っての参拝です。災害復興祈願に神職と共に大祓祝詞(入場時に本が配られる)を三度唱えます。これは東日本大震災、同じ年の紀伊半島豪雨災害、その後の熊本地震や北関東豪雨などなど、災害復興に「神様お力をお貸しください」とお願いする=祝詞を唱える。お願いを何度も何度の重ねる、千度祓、万度祓(せんどばらい、まんどばらい)と呼ばれるやり方だそうです。

(祭壇には1万回毎の板書が供えられており、その数からすでに20万回越えていることがわかる:一般参拝者のお唱えもカウントされている)

その後に先達神職の挨拶があり、神職の案内で境内の摂末社を巡拝し、戻ってきます。運がよければ宮司の説明をいただきながら20分程度の巡拝となります。宮司は以前、高校の国語の教員をされていたので、時に今風の言葉も交え、わかりやすく詳しくお話いただけます。その話を聞くだけでガイド料をお支払してもおかしくない、と私は思います。

巡拝は巫女(春日では「みかんこ」といいます)さんよりお神酒をいただいて終わります。朝一番なので、なみなみとは注いでいただけず、お清めの印、という程度です。(過度の期待をしないように)

4. 春日山原始林

読者のみなさまは「原始林」がどうして文化遺産なの?との疑問をお持ちでしょう。保護団体などの解説には、春日大社の神域、僧侶の修行の場とあります。東海自然歩道の一部として、滝坂の道(奈良から柳生への道)として整備されている道中には石仏を見ることもできます。春日大社の末社もあります。しかし、「原始林」という名前、これ、太古の時代から人の手が全く入っていない森林のことを言います。千年以上も前に狩猟と伐採が禁じられ、信仰と自然観により、この姿が守られてきました。そうです。勝手に我々、民が入ることのできない「禁足地」があるのです。

この「禁足地」に入ることのできる機会があります。それは、「嘉例の本宮登拝」というご神事と、「春日大社錬成会」というこの神域内にある摂社末社を巡拝するご神事(宗教行事)にて入山することができます。

一般人が参加できるか?両方とも事前申し込みをすればできます。参加費用がかかります。本宮登拝は毎年1月9日にあり、三笠山(春日山)の頂にある本宮のお社で祝詞を何度も唱える、決して楽なご神事ではありません。練成会は年に4回開催される中、一度は参加出来るときがあります。(経験者のみの参加が通例)。ご神事ですから、前日の肉食や匂いのきついものの食事は避けるよう指示される制約はあります。お弁当も配られ、朝から夕方までまる一日山中を駆けます。楽ではありません。


奈良奥山は平城京の水源でもあり、清き水が流れる場所もあります。ドライブウェイに近い場所でもこの様なところもありますが、山中その昔の水源にお社が祀りされている場所もあります。練成会ではそのようなお社も巡拝します。

白装束、社印を押された白ハチマキをし、登拝前も神々に参拝し、いきなり急登を進みます。
さすが禁足地、一時間も進まぬうちに参加者の列をいきなり猛スピードのイノシシの家族に横切られたこともあります。急登では「散華、散華、六根清浄」(さんげ、さんげ、ろっこんしょうじょう)と神職や参加者有志の掛け声に合わせ参加者全員で唱え呼吸を整えます。(そうしないと息も絶え絶えとなってしまうほどの、しんどいきつい登りが何度かある)

そのような、きびしい「修行」なのですが、最近は遠方からの方も含め毎回百名前後の参加者があります。それは何故か…?

帰社後の参拝などすべての作法を終えた後、直会(なおらえ:祭祀の後に御神酒を戴き神饌を戴くこと。この錬成会ではガチガチに作法等を要求されるものではありません)があり、この時に大社へ献納された様々なお酒(一升瓶:名酒が多い:何本も用意される)や、参加者のお供えお下がりが振舞われます。参加者一同老若男女問わずコミュニケーション(「ご神縁」ですね)の輪が広がります。近年は妙齢の女性の参加者も少なくありません。神様を身近に感じることに年齢性別は関係ないようです。(行程から大人しか参加できなかったと思います)(参加者しか知りえない事がいろいろありますが、さすがにご神事、詳細書けないです:お許しください)

5. 薬師寺

「お薬師さま」と呼ばれる薬師如来はじめ素晴らしい仏像が拝観できますが、東塔西塔二つの塔も印象深いものがあります。


(左)西塔 祭事でそびえる幟も写っている。(右)東塔 特別開扉時 初層の心柱

奈良市西部に位置し唐招提寺と共に「西ノ京」と呼ばれるエリアにあります。この2つは数百メートル離れており、その間の風景が興福寺<>東大寺間や東大寺<>春日大社間に比較しローカル色満載であることから、独特な雰囲気を醸し出しています。ローカル色満載、という点は道路事情にも反映されており、駐車場はそれなりに広い(唐招提寺も同じ)のですが、そこに行きつくまでの道路事情はよいとは思えません。鉄道の利用をお勧めします。

さて、薬師寺は東塔が創建当初から現存する唯一の建物で、現在全面解体修理中です。その塔頂部近くに位置する「水煙」(すいえん)の笛を奏でる天女らの意匠が大変優れており有名です。


特別に水煙を展示したときの写真。人と比較すれば水煙の大きさがよく分かる。

1300年以上前、どのような方法で塔頂部にこれを設けたのだろうか?やはりその当時、他の星からの高等知能生物が地球に飛来していたのではなかろうか?私はその巨大なUFO母船が大和三山(香久山、畝傍山、耳成山:なんでこんなところに山があるの?というところにそれぞれの山がある)の地中に隠されている、と想像する。五重の塔などの塔は、その当時UFO飛行時のランドマークではなかったか?そう考えれば明日香の亀石、猿石などの謎も解けそうな。


笛を吹く天女の姿。通常このような写真は撮れない。【水煙写真提供:スタッフK氏】

薬師寺はお写経が有名です。写経勧進者に各種法要等の案内が届くようです。(巻数にもよるかもしれません。:法要によってはお土産もいただけるときもあるようです。)


東塔大修理着工法要における散華 右奥に釈迦苦行像が見える

番外:お土産

もちろん奈良には老舗の和菓子屋もあり、それは一定レベル以上の評価を受けるものですが、狭義の奈良ではなく、広義の奈良、奈良県下でのもの、となれば奈良県宇陀市の昇栄堂の「宇陀川」という小ぶりのお饅頭が筆者のおススメです。

「そんなもん奈良市内どこで売っとるねん?」
見つけたのは今春オープンした県庁東隣りの「奈良公園バスターミナル」https://npbt.jp/ここの1F土産物店です。このターミナル自体がそう知られていません。ツアーバス利用者に限らずどなたでも利用できます。建物内にはタブレットPCが十数台ならび、観る、食べる、お土産、体験など検索し、無料でプリントできる情報コーナー、常設映像「悠久の刻 奈良 時を巡る旅」という約5分の紹介映像が繰り返し上映されるレクチャーホールがあります。(ここでいう「奈良」は狭義の「奈良」奈良市内ではなく、奈良県下となります)。炎天下の観光で大汗かいた体をクールダウンさせるにはいい施設だと思います。3Fには東大寺南大門や若草山を望める屋上庭園があります。

このバスターミナル開設に伴い、県内宿泊団体以外のバスは大仏前駐車場の利用が出来なくなり、近辺の公営バス駐車可能駐車場はこのターミナルか高畑駐車場となります。どちらも東大寺からは徒歩10分以上かかるので、それを嫌うバスの多くが春日大社の駐車場に向かいます。このため春日大社への車列渋滞が増加し、ラスト1マイル、いやクオーターマイルに数十分かかることがしばしば。乗合バスも例外ではありません。

夏は大汗必至ですが、近鉄奈良駅(地元の若者は“キンナラ”と呼びます)から徒歩、が一番確実です。季節により社会実験の“PARK and RIDE”でR24高架下や奈良市役所に無料で駐車でき、市役所なら無料レンタサイクル、何台かは電動アシスト付き、が利用できるのでこれはお勧めします。実験期間については奈良市のサイトなどでご確認ください)

[参考までに今春の案内を以下に]
http://www.nara-access-navi.com/season-bus/pdf/pr_guide.pdf

番外その2: カフェ

欧州のコンクールで入賞したパティシエのお店も市内にありますが、ここはこの季節、気軽に入れるちょっと隠れ家的なところをご紹介しましょう。

1. ならまちエリア
「ギャラリーカフェ Takeno」 http://gallerycafe-takeno2010.jp/index.html

位置としては猿沢池南西端から3分以内という絶好のポジションですが、表通りに面していないので、店内も広く、ゆったりとくつろげます。

スタッフは家族中心。お嬢さん達がパティシエのスイーツはどれもしっかりと味わえるものばかり。焼菓子もあります。お食事メニューもよろしい。ギャラリーカフェと言えるお店で、グランドピアノと、何号ありましょうか?お店のマダムの油彩、大作が飾られています。店内の1/3程度を画廊のように、個展やコンサート(これは事前予約制で食事やケーキセット付のイベントのときがある)をおやりのアーチストがいます。ゆったりとしているのでちょっと大人の女性同士、アベックのお客様が他店より多いような。OMが奥さまやお嬢様をお連れになると、彼女達の見る目が変わるかもしれません。(秋の土日に貸し切りコンサートが何回かあるようです。上記のお店のサイトでご確認ください)

奈良では氷室神社がある(国立博物館北側、桜がキレイ)ことにちなみ、かき氷で町おこし!乗り遅れるな!とばかりに、時には、はぁ~?と思えるかき氷メニューを用意されるお店もありますが、そこは地に足を据えたお店、ジェントルマンの常連客もいらっしゃいます。(FB NEWSで紹介記事を読んだよ、と言えばスタッフの笑顔がいただける、かな?)

2. 薬師寺周辺
駐車場へ行く道の秋篠川にかかる橋のたもとに一軒あるようです。私が女房とよく利用した(わざわざ休日にのんびり朝食を食べに行っていた)10年前とは、お店のスタイルが大きく変わった様子。そうなってからは未利用なので、コメントは控えます。前述のよう、ローカルなエリアなので、なかなかお店がないと思います。(その意味では、見つけたお店はどこも隠れ家?) 「カフェ」ではなく「喫茶店」はあるようです。

以上、駆け足でご紹介いたしました。本当はお泊りいただいて巡るほど多くをご紹介したかったのですが、紙面の都合で次の機会にさせていただきます。なお、奈良に宿泊施設が少ない、との声もあるようですが、民泊は多くあるように思います。遠方のみならず近郊からもお泊りでいらしてくださいね。

(特記あるもの以外、写真はすべて筆者撮影)

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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