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“東京2020”の記念局「JA1TOKYO」運用開始

JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)は、「東京2020オリンピック競技大会」(7月23日~8月8日)および「東京2020パラリンピック競技大会」(8月24日~9月5日)の開催を記念した、特別コールサインの記念局「JA1TOKYO」の運用を7月16日から始めた。同局は8月8日まで東京都西東京市の田無タワーから、その後は9月5日まで東京都豊島区のJARL事務局から各バンドでQRVする予定だ。


「JA1TOKYO」運用関係者による記念撮影

JARLは、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、今年5月から全国10エリアで「8J*OLYMPIC」(*はエリアを示す数字)というコールサインの“PR局”を運用している。さらに公募で決定した各地のDXクラブなどが運用する“海外向けPR局”(コールサインは「8N*OLP」)も全国10エリアの15か所からQRVしている。

そして、東京2020オリンピックの開会が目前となった7月16日、東京都西東京市から特別コールサインの記念局「JA1TOKYO」の運用が始まった。設置場所は多摩地区を代表する電波塔施設がある「田無タワー」で、広い室内に三密を避けるためバンドごとに運用コーナーを設置、東京オリンピック記念局実行委員会のメンバーがHFから430MHz帯までの各バンドで連日、精力的な運用を行っている。

開局式の模様

運用開始に先立ち、7月16日に行われた開局式では、髙尾JARL会長(JG1KTC)が、この日免許されたばかりという「JA1TOKYO」の無線局免許状を実行委員会の島田委員長(JH1LWP)に手渡し、次のような挨拶(抜粋)を行った。

「東京2020オリンピック・パラリンピックを一週間後にひかえまして、本日は記念局を開局することができました。関係の皆様には、御礼を申し上げます。本日から9月5日まで、東京2020オリンピック・パラリンピック開催期間中、“JA1TOKYO”を運用して、オリンピック・パラリンピックを、コロナ禍ではございますが、盛り上げていただきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます」

その後、髙尾会長がIC-7851を使って21MHz帯SSBで開局第一声を発射。続いて各バンドでの運用が一斉に始まった。


開局式で21MHz帯SSBを運用するJARL髙尾会長

5月の時点では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催期間中に、東京都西東京市から「特別なコールサイン」の記念局が運用されることは予告されていたが、そのコールサインは公表されていなかった。この日、“JA1”プリフィックスに5文字の“TOKYO”という、東京2020大会にふさわしく、しかも過去に例がない文字列の組み合わせの局が運用を開始したことはアマチュア無線家にサプライズを与えた。さらにJARLが期間限定で発行する6種類の「東京2020 JARL記念アワード」のうち、「TOKYO 2020 Special」を完成させるには同局との交信が必須となることから、各バンドで猛烈なパイルアップが発生した。


広い会場内に三密を避けながら、バンドごとに運用コーナーを配置。東京オリンピック記念局実行委員会のメンバーが精力的に運用を行った

なお7月16日の夕方には、会場に泉田裕彦衆議院議員(7K1KJK)が訪れ、7MHz帯SSBの運用に加わり、パイルアップを軽快にさばくシーンが見られた。


7月16日の夕方には泉田裕彦衆議院議員(7K1KJK)が訪問、7MHz帯SSBを運用した

JARLによると、「JA1TOKYO」は8月8日まで東京都西東京市から運用を行い、その後9月5日までは東京都豊島区のJARL事務局から各バンドでQRVを計画中という。交信した局には公式マーク入りの特別なQSLカードが発行される。

(記事内写真提供:JARL)

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次号は 11月 1日(月) に公開予定

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