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コンテストインフォメーション

2026年1月~2月に開催予定のコンテストについて

JR1UJX 松永浩史

2026年1月5日掲載

明けましておめでとうございます。年末に発表されました2025年の「今年の漢字」は「熊」となりました。昨年は熊による被害が多く発生し、移動運用を躊躇された方も多かったものと思います。直ぐに収束するとは思えませんが、良い方向に向かってほしいと願っております。

話は変わりますが、2025年11月29日に東京・両国にて開催されました「アイコムフェア in 東京両国」に行きました。IC-7300MK2の紹介をお聞きすることが主目的でしたが、エアーバンドの楽しみについてのお話も大変共感するところが多く、興味深くお聞きすることができました。

今回は2025年11月下旬から12月下旬に開催されたコンテストのレビューと2026年1月から2月初旬に開催されるコンテストをいくつか紹介したいと思います。なお、今後開催されるコンテストについては規約が変更されることがございます。参加される場合は主催者発表の規約をご確認願います。


POTA JP-1249光が丘公園のイルミネーションです

レビュー① 東京UHFコンテスト

筆者は過去2年移動運用で参加しておりましたが、今回は自宅から参加しました。430MHzと1200MHzの2バンドで400局ちょっと交信でき、移動運用による参加時と大差ない結果でした。なお、このコンテストではマルチが飽和気味であるため、高得点を得るためには2400MHz以上を運用することが効果的です。

今回はJP7PQFさんが2400MHz以上も運用され高得点を出しておられるようです。普段運用局が少ないバンドであるため投資に躊躇しますが、マルチ獲得の魅力やIC-905への興味もあり悩むところです。

レビュー② KCWA CWコンテスト

コンディションは問題なく、例年同様の我慢大会となったようです。マルチバンド部門はJQ1TIVさんとJH4UYBさんの一騎打ちかと思っておりましたが、UYBさんはシングルバンド参加だったようです。外野ながらちょっと残念でした。

筆者は後半、終了間際にそれぞれ短時間参加しました。いずれもCQを出し始め数分経ったら急に強豪局が一斉に呼んでくる現象に遭遇しました。RBNに捕捉されクラスターに載ったものと思われます。国内コンテストにおいて参加者がCWに偏る傾向が強まっていると感じておりますが、このRBNの存在が関係していると筆者は想像しております。

レビュー③ ARRL 10m contest

こちらは北米のコンディションが良くないように感じました。東海岸よりのエリアがあまり聞こえず、また西海岸のコンディションの低下が早かったようです。一方、中南米のコンディションは良好でして、強い局はQRP+ホイップでも交信できました。JAからの参加局は昨年よりも苦戦しておられましたが、このような中2日目午前中に1,000を超えた局もおられました。

注目のコンテスト① オール熊本コンテスト

例年1月第2日曜日に開催されており、2026年は1月11日の09:00~18:00に開催されます。県内対全国という典型的なローカルコンテストではありますが、他と異なる点や注意すべき点を列挙いたします。

  • ・送信出力は部門を問わず100W以下です。
  • ・県外局が電信でCQを出す場合は「CQ KMO TEST」、県内局が電話でCQを出す場合はコールサインの後に「県内局」を送出することになっております。
  • ・同一バンドで同一局と電信、電話で交信した場合、両方とも得点となります。
  • ・電信部門個人局マルチバンドにのみQRPの種目がございます。
  • ・書類の締め切りは開催1週間後である1月18日です。遅れないようご注意ください。
  • ・同点の場合、最終交信時刻が遅い局が上位となります。
  • ・コンテストとしては珍しく「集中時間帯」が設定されております。09~10時、13~14時、17~18時です。

多くのローカルコンテストでは参加局が7MHz帯に集中する傾向がありますが、このコンテストでは14MHz帯でも多くの県内局を聞くことができます。県外局マルチバンド部門に参加される方はこれら2バンドを中心にご自身の運用地と相性が良いバンドで運用することをお勧めします。

ご参考: 2026年オール熊本コンテスト規約
https://www.jarl.com/kmtest/2026allkumamotoreg.pdf


注目のコンテスト② オール埼玉コンテスト

「成人の日」に開催されており、2026年は1月12日に開催されます。ここ数年、規約改定が続いておりましたが、今回は特に変更はないようです。県外局同士の交信が有効であること、電信・電話の交信はそれぞれ得点とできることが大きな特徴です。

2025年の結果をみますと、大票田との相性が良いエリアの局が県内局以上の高得点をあげておられます。また、参加局が多い部門だと県外局でも360交信(平均1交信/分)以上交信できております。よって、埼玉県をあまり意識せず「自分の運用地で運用し比較的沢山交信できるバンド」で参加すれば楽しく運用できると思います。とはいえ、マルチ獲得の観点では県内局との交信は重要です。時々県内局を探すことを忘れないこと、また町村から参加する局はJCG番号の後に一桁足した独自のナンバーを送ってくることにご注意ください。

ご参考: 2026年オール埼玉コンテスト規約
https://www.jarl.com/allst/rule/44st.html

2025年オール埼玉コンテスト結果
https://www.jarl.com/allst/result43.html


注目のコンテスト③ 干支キーQSOパーティー

2025年までは「干支キーコンテスト」として開催されておりましたが、2026年は「干支キーQSOパーティー」へと変更されました。昨年と今年の規約を比較してみました。

  • ・開催日時は1月第四土曜日(今回は1月24日)の10:00~15:00で同じです。
  • ・周波数、モードは7MHz CWで同じです。
  • ・呼び出し方法が「CQ NYK」から「CQ EKP」へ変更されました。
  • ・交換ナンバーが無くなり交信内容が定められました。交信内容は干支キー局はRST+干支コード+S/N(干支キーのシリアル番号)、一般局はRST+Xです。
  • ・パーティーへ変更されましたが交信ポイント、マルチは存続しております。ポイントに変更は無いようですが、干支が異なりS/Nが同一の場合は1マルチとカウントするよう変更されております。
  • ・参加証の発行と表彰が無くなり、500点以上獲得した局にアワードが発行されるようになりました。

過去の結果をみると上位局は90交信前後しているようです。エレキー等の使用は明示的に禁止されてはいないようですが、縦振り電鍵でショートQSOを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ご参考: 干支キーQSOパーティー規約
https://a1club.org/contest/yk/2026/index.html

この号がリリースされた頃には前月号にて紹介しましたJARL QSOパーティが開催されていると思います。多くの局と交信する機会として、普段交信できない方と交信する機会として等、楽しく参加いただければと思います。

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