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PHONEで楽しむQRP通信

第37回 おがさわら丸などで430MHz 5エレメント八木アンテナを活用する

JE1ECF 斎藤毅

2026年7月15日掲載

1. はじめに

IC-705ユーザーの皆様、今回の「第6回IC-705ユーザーQSOパーティ」はお楽しみいただけましたでしょうか。参加された方の書類提出期限は7月31日までです。お忘れなく・・・。さて、ずいぶん昔に所属していた吉川市アマチュア無線クラブ(JO1YJR)の総会後のメンバー間でのオークションで落札し入手したのが今回主役? のアンテンGY-75P 430MHz 5エレメント八木アンテナです。

このアンテナはFOXハンティングでの使用を意識した製品でハンドグリップが付いたものでしたが、筆者はこれを取り外して使用しています。収納の際もエレメントを容易にたためることから、アンテナ設営と撤収は楽に行うことができます。今回はビデオカメラ用三脚にこのアンテナを取り付けて小笠原・父島渡航時のおがさわら丸船上などで使用した430MHz・QRP運用レポートを紹介します。

2. おがさわら丸船上での運用

(1) おがさわら丸とは
おがさわら丸は小笠原海運株式会社により運航されています。東京・竹芝桟橋~父島・二見桟橋を24時間で結び、通常期は週に1便運航する定期航路の貨客船になります。本土と小笠原諸島の間は空路の往来がないため、海路が唯一交通手段となり島(父島など)の生活を支える生命線となっています。現在就航中のおがさわら丸は3代目で、2016年7月に就航し、今年で就航10周年になります。


(2) おがさわら丸乗船
近年、おがさわら丸は年1回のメンテナンスのため5月にドック入りします。ドック入りから現場へ復帰? した真新しい船体に乗船できる6月初旬の航海で今年もいざ小笠原・父島へ行ってきました(乗船券の予約は2ヶ月前に開始)。

もちろん、おがさわら丸船上ではアマチュア無線の運用を行いました。事前に小笠原海運に書面で船上でのアマチュア無線の運用許可をとります。許可の内容においてアンテナは広い場所を占有することになるダイポールアンテナの使用は認められませんが、ホイップアンテナや144MHzや430MHzの小型八木アンテナの使用は許可が受けられます。

今回は久しぶりに430MHz八木アンテナを使うべく、8デッキの後方にて運用を行いました。往路復路ともに430MHzの運用は東京湾~伊豆大島沖の区間でした。


出航案内


おがさわら丸01


おがさわら丸02

(3) 運用結果
往路では33局、復路では22局、ともにFMでの釣果? となりました。SSBやDVでもCQを出しましたが交信ならずでした。


往路運用場所


往路運用(右が内地方向)


往路航路


往路の日の出


2026年6月6日 往路 東京竹芝桟橋→父島二見桟橋

次ページは「復路の運用の様子」

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