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2024年11月15日掲載
JARLが開発し世界中に広がっているデジタルモードのD-STAR。この年末年始にかけてD-STARのQSOを楽しむ「D-STAR QSO PARTY 2024」が開催される。
「世界各地の局とD-STARで交信しよう!」「D-STARを利用した画像交換にチャレンジしてみよう!」をキャッチフレーズに、たくさんの国の局とD-STARで交信することを楽しむイベントで、全世界で同時に開催される。もちろん、レピータを使用しない直接波、D-STARプロトコル(ターミナルモードなど)による通常の交信も有効である。
このパーティで有効なログを提出した参加者全員に参加賞(PDFファイル)が、さらに30ポイントを1口(最大7口まで)として、応募した参加者の中から抽選で30名にコールサイン入りトロフィーがプレゼントされる。
開催期間は、2024年12月27日0000UTC~2025年1月5日2359UTCに設定された。他の世界規模のコンテスト同様に、UTC(協定世界時)での設定となっているので注意が必要だ。
※日本時間では、2024年12月27日0900JST~2025年1月6日0859JST
内容は、D-STAR(D-STARプロトコル)による音声通信や、音声通信とともに画像の交換を行い、RS(※)+通信に使用した機器名をコンテストナンバーとして交換することで、QSOの形態に応じて得点が変わり、D-STAR無線機同士のシンプレックスまたはレピータ経由(片方がターミナルモードの場合も可)でのQSOは5点、それとともに画像交換も行うと10点となる。DV画像通信も積極的に行われるように点数が重視されていることが特長である。
※レポートは日本国内のD-STAR QSOで一般的なメリットでなくRSなので注意が必要だ。
また、D-STARプロトコルを使用したその他の音声通信(リフレクターの利用、ターミナルモード同士)では得点が1点となる。
なお、同一局との交信は毎日1回のカウントが可能となっている。
QSOを積み重ね、合計30点の獲得につき1件の賞品抽選権を得ることができる。最大210点(7件)まで権利を得られ、抽選の際の当選確率が高くなるため、より多くQSOをすることが、当選確率のアップにつながるようになっている。
ルールの詳細は、下記のアイコム株式会社の公式サイトを参照されたい。こちらでは、画像通信の方法などの使用方法のリンクやD-STAR QSO Party専用のログシートなども掲載されている。
主催
アイコム株式会社、およびIcom America Inc.
後援
一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)
開催日時
2024年12月27日0000UTC~2025年1月5日2359UTC
(日本時間 2024年12月27日0900JST~2025年1月6日0859JST)
アマチュア無線関連機関/団体
各総合通信局/総合通信事務所
アマチュア無線機器メーカー(JAIA会員)
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